アメリカの大学を卒業したからこそ笑って話せる! 私を泣かせた授業

留学体験記  2022年04月13日

みなさんこんにちは! アメリカのホリンズ大学(Hollins University)を卒業したあんです。

アメリカの大学で勉強した時間は、私にとってかけがえのないもので、その4年間に得たスキルや知識が一生の宝であることに間違いはありません。

けれど、no pain, no gain !(「労なくして益なし」という意味)

大変だったクラス、むずかしかったクラス、Fail(「不可」をとること)しかけたクラスの話を抜きにして、アメリカの大学生活は語れません。

大学を卒業してからもうすぐ1年経ちますが、いまでも大学時代の友だちとは毎週のようにFacetimeやテキストで連絡をとりあっています。近況報告はもちろんしますが、当時は辛かったことがいまでは大笑いしながら語り合えるのが最高です。傷は時間と共に癒える・・・笑。

というわけで今回は、私が4年間の大学生活で受けた授業の中で、とくに大変だった・泣かされた授業をみなさんにお伝えしたいと思います!

ヒンズーのお祭り
ヒンズーのお祭り

この記事を書いている今日は3月18日、Holiと呼ばれるヒンズーのお祭りです。留学生の友だちが計画し、キャンパスでみんなでお祝いをしたのを思い出しました。上に載せたのがその写真です。留学生の多い大学では、こういった異文化体験ができるのが素敵ですね。

執筆経験ゼロ! 英語に自信なし!

数あるむずかしいクラスの中でも、とくに覚えているのが英語のクラス。1年生で右も左もわからずにいた私が、どうやって乗り越えることができたのか・・・。

このクラスの名前は、Fundamental Writing Poetry/Fictionといいます。詩やフィクションを書くことの基礎を学ぶというものです。

日本人が日本で国語の授業を受けるのと同じなので、授業内容は留学生の私にとっては超ハード。とくに詩は、知らない言葉だらけで比喩が多く、何が書いてあるのか? クラスメートたちの意見は一体この詩のどこからやってくるのか!? という感じで、ついていくのに必死でした。

それでも、ついていけませんでした。

これでは確実にFailすると思った私は、週2回の授業に加えて、授業外で教授に週に2回、1対1で授業内容を予習・復習する時間をとってくれるようにお願いすることにしました。

この授業では、物語を書く経験などゼロだった私が、授業の課題として作品を2つ書き上げなくてはなりませんでした。

1週間で物語の内容を考え、構成し、最低8ページのショートストーリーを書くという課題です。

次の授業で、教授やクラスメートがその作品の感想を言ってくれるのですが、経験のない自分が拙い英語で書いた物語をだれかに読まれるということだけで、とても恥ずかしかったです。

できるだけいい作品を作ろうと、夜に1人で教室にこもり、書いては消し、書いては編集し、気づくととっくに0時を回っていたということもありました。

この英語のクラスについては、以前に詳しく紹介しましたので、この記事もぜひお読みください!

当時は、あまりの大変さに圧倒されていました。けれど、この授業を通じて確実に、読むこと・書くことがさらに楽しくなりましたし、学生として避けられない「読み書き」への抵抗が、かなり少なくなったと思います。

以下の写真では、課題をやりながら頭を抱えている私を親友が見つめてくれています。友だちとお互い助け合いながら、大変なクラスも乗り越えてきました。

課題に苦しむ<
課題に苦しむ私と親友

自分のキャリアに繋がった、超むずかしいクラス

私はいまアメリカの、心理学のラボでリサーチアシスタントとして働いています。仕事の内容は、論文を読んだり、新しいプロジェクトのためのリサーチをしたりといろいろありますが、とくに大きなタスクの1つがデータの分析です。

いまこの仕事ができているのは、大学でResearch Statisticsというクラスをとったからです。

Research Statisticsは、心理学専攻の私には必須のクラスでした。

授業は、基本的に「ラボ」と呼ばれるパソコンがたくさんある部屋で行われ、与えられた課題に1人ひとりがパソコンに向かって取り組みます。

SPSSというソフトウェアを使い、教授が用意してくれたインストラクションに従ってやるだけなのですが、これがま〜むずかしい!

自分が何がわかっていて何がわかっていないのか、何をやらなくてはいけないのかもわからず、毎回の授業では、1時間、ただスクリーンに映し出された表や数字を見つめていました。

私はラッキーなことに、仲のいい友だちが以前そのクラスをとっていたので、テスト前や大きな課題があるときは彼女がよく助けてくれました。

この授業をとり終えた後は、「もう一生SPSSを使うことなんてないだろう!」とホッとしていました。まさか数年後に仕事で使うことになるとは夢にも思わず・・・笑。

私がリサーチアシスタントとして働き始めたときの最初のタスクが、SPSSを使うものでした。大学での授業から時間が経っていたので、それなりに復習が必要だったとはいえ、大学で習っていなかったら確実に手に負えなかったでしょう。

SPSSを扱った経験がなければ、いまのラボで働けていたかもわかりません。大学で学んだことが自分のキャリアに繋がったのです。

えっ!? 私がクラスでレクチャー?

大学で最後の学期にとった、心理学を専攻する4年生に必須のセミナーのお話で、今回の記事を締めくくりたいと思います。

このクラスはシニアセミナーと呼ばれ、クラスメートは全員心理学専攻の4年生(Seniorは大学4年生という意味です)。心理学専攻として卒業するための最後のクラスで、Failしたら卒業できないという大事なクラスです。

授業では、毎回予習の段階で読んできた本の1チャプター(章)の内容についてクラス全員で話し合うというもの。そのため、基本的に学生が意見を述べることで成り立つクラスです。

このクラスの最大の特徴は、毎時間1人の学生が、担当しているチャプターの内容を、教授の代わりに、クラス全員の前でレクチャーするということ。

人前で話すのが大の苦手な私、ピンチ!

本の内容がむずかしく、理解するだけでも一苦労なのに、それをクラス全員に対してレクチャーするなんて、まさに大ピンチです!!

自分の担当するチャプターを知ってからは、何度も読み返してわからないところは調べ、できる限りの準備をしました。とくにアウトラインを書く際には、自分がみんなの前で話すときにスムーズにいくように何度も書き直しました。

ただでさえ人前で話すのが苦手な上に、自分がわかっていないことを人に伝えることはできないし、自信がなければ絶対にうまくいきません。部屋や散歩中にたくさん独り言のようにブツブツと呟いて練習したのを覚えています。

まとめ

アメリカ留学の楽しさをみんなに知ってもらいたいと思って書いているこのブログ。授業の大変さや辛さなんて書いたらみんなを怖がらせてしまうかな? と一度は踏みとどまりました。

けれどこれも現実! とらなきゃよかった、時間の無駄だったなんて思ったクラスは1つもありません。大変、忙しい、むずかしい、そうであったからこそ多くのことを学び、いまの自分がいると信じています。

アメリカ留学を考えているみなさんも、ぜひ興味のあるクラスや少しChallengingなクラスにもトライしてみるといいと思います!

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