長期休み日記
1.はじめに
こんにちは。Rouriです。
今回は少し趣向を変えて、僕自身の体験をもとにした旅行記をお届けします。
普段は大学生活や学業のことを中心に書いていますが、今回はアメリカで過ごした三つの「休み」を振り返りながら、その中で体験したちょっとした冒険や、心に残った出来事を綴っていきたいと思います。
僕の通う大学では、年間を通して三つの主な休暇があります。
秋の「Thanks Giving」、年末年始を含む「冬休み」、そして春の「春休み」。
それぞれに思い出が詰まっていて、どれも特別な時間でした。
2.Thanksgivingの秋休み
大学が始まって最初の休みはThanks Givingで11月の第4木曜日を含むおよそ一週間あります。
アメリカで一番大きな休みの一つで日本でいう正月くらい大きなイベントです。
農作物の収穫に感謝する意味が込められていて、ターキーなど特別な料理を食べることで有名です。
アメリカ人の生徒は皆家へ帰って、親戚・家族と集まって、ディナーを食べます。
僕は陸上チームの友達の家へ連れて行ってもらいました。
Midterm直前で、いい息抜きになったことを覚えています。
3.冬休み
秋休みが終わると二週間後にはもう冬休みです。
長さは1ヶ月ありました。
お正月も成人式にも被っていたので、日本に帰ることも考えましたが、今年はアメリカで過ごしました。
その理由の一つが、タイムズスクエアのカウントダウンへ行ってみたかったから!
当日は噂通りのすごい大混雑。
映像でよく見るような中心エリアへは規制がかかっていていけず...。
さらに予定されていたCentral Parkの花火は雨で中止...。
気が付けば大晦日の23時半、通行規制から外れたどこでもない通りで、道に溢れかえった人たちと一緒に年を越しました。
大晦日の23:30。ごった返すニューヨーク。
思い描いていた瞬間に出会うことはできなかったですが、周りの人とカウントダウンしたお祝いの雰囲気は、まさにニューヨークらしい「カオス」を見た瞬間でした。
4.春休み
春休みは冬休みから約2ヶ月後。学期の中盤、陸上のシーズンも本格化し、勉強もかなり詰まってくる頃です。
そんな中、「ちょっと遠くへ行きたい」「走って逃げ出したい」という気持ちがふつふつと湧いてきました。
車で旅行するのもなんだか味気ないし、走って行くには遠すぎる。そこで思い切ってロードバイクを購入しました。
特に自転車が好きというわけでもなかったけれど、自分の好奇心にはかないませんでした。
アメリカではGoogleマップが自転車用のルートも案内してくれます。
東海岸から西海岸まで、理論上は11日間で行けるとのこと(もちろん休まず漕ぎ続ければ…ですが)。
そんな妄想を抱きつつ、今回は手始めに**ワシントンD.C.**を目的地に設定しました。
地図を見れば分かりますが、アメリカの東側はアップダウンがとても激しい。
200メートルぐらいの登りと下りが何度もあります。ギアを一番軽くして、ゆーっくり登って、サーっと下る。
下っている時は気持ちいいですが、すぐ前には登り坂が見えているので悲しくなります。
こんな道がずっと続きます。
こんな道のりや川沿いの直線、小さな街によって休憩をすること13時間。目的のワシントンDCへつきました。
道のりが大変だっただけあって、その日の夕日はすごく綺麗でした。
DCで見た日の入り
アメリカの各都市には独自のシティサイクル制度がありますが、決済方法など統一されていないのが残念。
それでも、知らない街を自転車で自由に走るのはとても爽快です。
気になったところにフラっと立ち寄れるのもいいところ。
自転車だからパッと止まってこの場所から写真を撮ることができました。
ちなみに、公共交通機関を使う際は、Googleマップだけでは正確な時刻情報が反映されないことが多いです。
バスや電車の到着が15分遅れるなんていつものこと。
↓ですが、このアプリはリアルタイムで運行状況がわかるので日本人にとってとても助かります↓
https://apps.apple.com/jp/app/transit-subway-bus-times/id498151501
5.まとめ
車で2時間離れた都市でも「近い」と言われるほどのスケール感があります。
これが車社会だと言われる理由です。アメリカではサッと買い物に行く時も不便に感じます。
僕たちは車をもつことは難しいので不便に感じることはありますが、そんな時は近くの街を散策することも楽しいのでおすすめです。
僕のいるペンシルバニア州なんかは小さな街が点在しています。それぞれに独自の雰囲気があって素敵です。
ローカルなお店、素朴な景色、そこで出会う人々。
こういう散策しなければ見つけれない場所、僕は好きです。
次はどこへ行こうか。想像が膨らむばかりです。
このシリーズが続くかはわかりませんが、また新しい場所を訪れたら、ここでご報告できればと思います。
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- 第1回 普通の中学生が、アメリカの高校への留学を決意するまで
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