私がアメリカ留学を思い立った4つの理由

こんにちは!

このたび、栄 陽子留学研究所の学生ブログライターとして、アメリカの大学におけるリアルな留学生活をみなさんにお届けさせていただくことになりました、あんです!

私は、中学高校時代は陸上部に所属していたバリバリの体育会系女子で、アメリカの大学を進路先に選ぶなんて、夢でも恥ずかしくて言えませんでした。そんな私も、現在はバージニア州にある小さな女子大で、日本では経験できないようなことを通じてたくさんのことを吸収し、学び、ここでしか出会えない仲間と毎日楽しく生活しています。

そんな私が留学を思い立った4つの理由をお話ししたいと思います!

もくじ

1.留学のきっかけは駅での一目惚れ!?
2.短期留学で見た世界
 2-1.「もう嫌だ」
 2-2.海外で闘う仲間たちと日本で暮らす私
3.自分が本当にやりたいことって?
4.ハーバードで決意した大学留学
5.まとめ

1.留学のきっかけは駅での一目惚れ!?

私は、留学したいと思う前に、まず英語ができるようになりたいと思いました。

英語を勉強する理由や目的は、受験のため・ビジネスのため・海外旅行をより楽しむため、など人によってさまざまだと思います。私が英語を勉強し始めたきっかけになったのは、地元の駅で見かけた外国人への憧れからでした。

私は中学1年生まで英語を勉強したことがありませんでした。そんな私が初めて英語に触れたのは、小学校中学年の頃に、日本に観光で来ていた外国人が話す英語を耳にしたときでした。

自分の知らない言葉を流暢に話す姿に強い衝撃を受け、英語を話せるってなんてかっこいいのだろう、英語が話せたらどんな世界が待っているのだろうという「あこがれ」の気持ちを抱きました。この日から私は英語に興味をもち、いつか外国に留学できたらいいなと小学生ながら夢に描くようになったのです。

2.短期留学で見た世界

私は、小学生のときにフィジーへ、高校生のときはオーストラリアへ、2度の短期留学を経験しました。たった2週間の現地での学校生活でしたが、そこで感じたこと・学んだことが、アメリカの大学へ留学することへの決意につながりました。

2-1.「もう嫌だ」

高校2年生のときに英検2級を取得していた私は、少しはコミュニケーションがとれるだろうとワクワクしながらオーストラリアの現地の高校に向かいました。

しかし、待っていたのは自分の予想とは正反対の現実でした。

せっかく話しかけてきてくれる友だちの英語になんと返したらいいかわからず会話が続かない、先生の指示が理解できず他の生徒の後ろにポツンと立っているだけ、大好きなスポーツのクラスもルールが理解できずパニックになりロッカー室に逃げる自分・・・。

あまりの悔しさと情けなさに、一人シャワーの中で泣いた日を覚えています。

それでも、どんなに辛くても、英語のことが嫌いにはなりませんでした。むしろ嫌いになったのは無力な自分で、そんな自分をもう見たくない、次に海外に来るときはもっとコミュニケーションがとれるようにしようと強く思いました。

2-2.海外で闘う仲間たちと日本で暮らす私

私が短期留学したフィジーとオーストラリアの学校には、いわゆる正規留学している日本人もいました。

日本国内でしか生活したことのない私にとって、小学生にしてすでに現地の生徒となんなくコミュニケーションを交わしていたり、異国の地で生徒会役員として学校を引っ張っていたりする子たちがとても勇ましく見えました。

幼い頃から親元を離れて海外で暮らすという選択肢を選び、自分の知らない世界で苦労しながら強くなっていく同世代の仲間たち・・・彼らと自分自身を比較し、危機感を抱いたのをよく覚えています。

そしてこのときの強い感情が、自分も世界に出て闘える人間になりたい、留学したいという思いをより強くさせたのです。

3.自分が本当にやりたいことって?

当たり前のように地元の公立高校に進学し、部活動で忙しい生活をしていた私でしたが、怪我で陸上部を引退したことをきっかけに、自分自身について、そして将来について深く考えるようになりました。

中学時代、私の生活は部活動が中心でした。運よく全国大会に出場することができ、リレー種目で入賞する経歴をもっていた私は、地元にある陸上の強豪高校に進学する進路を選びました。

そんな私が、怪我が原因で走れなくなったことをきっかけに、ふと、部活動で忙しいのが当たり前の日々「以外」の生活を想像するようになったのです。

自分が本当にやりたいことって何だろう。
ただ何も変わらないまま高校3年間を過ごしていいのだろうか。
陸上がなくなったら私に何が残るのだろう。

・・・そんなことを考え、自問自答しているときにいつも頭に浮かぶのは、初めて英語に触れたあの日短期留学を通じて感じた思い、そして何より私は英語が大好きだという事実でした。

そして私は自分が陸上で得た経歴やプライドを捨て、自分の英語と向き合うという大きな選択をするに至ったのです。

4.ハーバードで決意した大学留学

高校2年生の時に修学旅行で訪れた、学生の街・ボストン。その日、日本のごく普通の高校生だった私は、初めて心が震える経験をしました。

修学旅行では、ボストンにあるさまざまな大学を見学するプログラムが組まれていました。その際、ハーバード大学の卒業生が並ぶというステップで写真を撮る機会がありました。

それまで、留学すべきか日本の大学に通うべきか迷いがあり、あと1歩が踏み出せていなかった私でしたが、このステップに立った瞬間に、アメリカ留学を決意しました。

言葉にはうまく表せない、この空気と景色。必ずこの国に戻ってきて、同じ景色を今度は当事者として見たい。この国で何か1つやり遂げる姿を家族に見せたい。ここに立ちたい。そう強く思いました。

いま、私はハーバード大の学生ではありませんが、あの日、胸に描いた景色を現実のものにしたいという思いが、今日も勉強をがんばる力になっていることは間違いありません。

5.まとめ

英語に興味を抱いた日から、アメリカに大学生として留学するまで10年かかりました。

留学というスタート地点に立つまで、すごく長い時間がかかったように思いますが、1つひとつの出来事が、いま、アメリカの大学でがんばるモチベーションになっています。留学中に苦しいとき、自分を支えてくれるのも、留学を決意した初心です。きっとみなさんの日常生活も、大学留学につながるチャンスやきっかけであふれていると思いますよ!

 

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