10月が旬!? 留学中のホームシックはこう対処しよう

留学体験記  2019年03月01日

 

こんにちは! 留学生ブログライターのあんです。あっという間にサマータイムが終わって、寒さが厳しくなってきましたね(2018年10月時点)

この秋にアメリカの大学に入学した人の中には、ホームシック真っ最中の人もいるのではないでしょうか?

じつは私が1年生のとき、10月は、「ザ・ホームシック」という感じでした(^з^)-☆ いまとなっては「いい思い出」です!!!

そこで今回は、旬な話題としてホームシックをとりあげて、どんな気持ちになるのか・どうやって乗り越えたらいいのかなど、私の経験をもとにお話ししていきたいと思います。

美しいキャンパス
美しいキャンパス

もくじ

1.ホームシックってどんな気持ち?
 1-1.キャンパスに到着したときの心細さ
 1-2.家族に会いたい、家族が恋しい
2.私はこうやって乗り越えた! 心の悩みの対処法
 2-1.勉強が忙しくてホームシックにかかる暇がない
 2-2.家族にはどんどん連絡
 2-3.友だちに頼る
3.アメリカでは当たり前?「カウンセリング」
 3-1.カウンセリングって行きにくいよね
 3-2.1学期に10回まで無料で受けられる
4.だれかを恋しく思うのは弱い印ではない
5.留学生活は、1人っきりじゃない

1.ホームシックってどんな気持ち?

アメリカに発つまでは、ずっと夢見ていた念願の留学を眼の前にしてワクワクだった私は、ホームシックなんか無縁だと思っていました。

けれどそんな私でも、キャンパスに着いてから2度の大きな精神的ウェーブを経験しました。

1-1.キャンパスに到着したときの心細さ

まず初めはキャンパスに着いた当日です。

寮の部屋は、飾りつけも何もない真っ白な壁に机とベッドだけ。アメリカ人のルームメイトはまだ到着していなかったので、ものすごく心細くて、夜中から朝まで泣き続けました。

そのときの私は、次いつ日本に帰れるかわからなかったので、なおさら悲しかったです。

「なんでお金を払ってこんな悲しい思いをしないといけないんだろう」
「日本で友だちが楽しい大学生活を送っているのに、私の4年間は地獄だ」

本気でそう思いながら、どうやったら中退できるか(まだ授業も始まってないのに笑)真剣に考えていました。

その日は耐えきれず母親に長文のメッセージを送って、それに対する返信を読んで号泣して……というお先真っ暗モードでした。

また、学期中に鬱になったり摂食障害になったりすると、強制的に帰国させられる日本人が稀にいるというのを聞いたことがあった私は、「何も食べないで栄養失調になって倒れれば帰れるかもしれない!」という名案を思いついたものの、食欲には勝てず、その作戦は失敗しました。

本当に幸運なことに、私のルームメイトはいまでも1番の仲よしといえるほど気が合ったので、彼女が到着して一緒に過ごすようになったり、オリエンテーション(日本の大学でいう「ガイダンス」)を経て友だちができ始めてからは、「帰りたい」と思うことは少なくなっていきました。

1-2.家族に会いたい、家族が恋しい

落ち着いていた精神状態がまた荒れ始めたのは、ちょうどハロウィンの頃でした。

このときには冬休みに家族に会えることが決まっていたので、留学当初のような悲しみや不安とは違って、「早く会いたい」「あと少しなのにその少しが永遠のように感じる」という気持ちでした。

私の大学には、ハロウィンの前に、秋休みと家族訪問、11月には感謝祭休みがあり、アメリカ人の学生はいつ家に帰るか、家族とどう過ごすかなどと話していたり、家族訪問では親が大学に来て一緒に週末を過ごしたりと、留学生としてアメリカに来て家族と会えない寂しさをこらえている私は、羨ましい気持ちと家族が恋しい気持ちでいっぱいになりました。

新学期が始まって1か月ほど経つと、どのクラスでもテストやペーパー(レポート)が課され、成績のことも真剣に考えるようになります。

異なる言語・文化・環境に1日24時間、つねに順応しながら大量の課題やテスト、ペーパーに追われつつよい成績をとるのは非常に大変で、最初のうちはこのままではマズいと思うクラスもありました。

そういったアカデミックな面から来るストレスを発散する方法もわかっていなかった私は、1人になると涙が溢れ出てきて、精神的にいっぱいいっぱいになっていました。

まだ薄暗い早朝から予習と課題をしながら、母親に泣きながらLINEをしたのをよく覚えています(1年経つとあんなに辛かった日のことも笑えるようになります!!!)。

2.私はこうやって乗り越えた! 心の悩みの対処法

キャンパスに着いて数分後にはどうやって帰国しようかと考えていた私も、無事に最初の1学期を終え、2学期目以降はホームシックを感じることがなくなりました。

2-1.勉強が忙しくてホームシックにかかる暇がない

「どのようにしてホームシックを克服したか」と先輩留学生に聞いたときに返って来た答えと、いま私がアドバイスする側としても間違いなく言えることで一致しているのは、「忙しくなればホームシックにかかる余裕がなくなる」です。

新学期が始まってすぐ、オリエンテーション期間中はそんなに忙しくないので、それなりに自由な時間があります。けれど、いざ授業が始まると課題に終われ、気がついたら1日が終わっている、そして1週間が終わっている、という状況になるので、ホームシックにかかる暇がないのです。

2-2.家族にはどんどん連絡

留学中は日本語を使わないように、家族とさえも連絡をとらないほうがいい、とか聞いたことありませんか?

私も留学前は、英語だけの環境に身を置こうと、そういう心がまえをしていました。でも家族が恋しいときは連絡しましょう! 気が済むまでビデオ通話をして顔を見せ合って安心しましょう! とことん日本語を話しましょう!

大学留学は1か月や3か月の話ではありません。4年間という長い期間を乗り越えるには、精神論ではどうにもならないときもあります。

家族に電話したりメッセージ送ったりするくらいで、英語力がむちゃくちゃ変わるわけではありません。むしろ、そこでリフレッシュすることで、授業や課題に集中できると思います。

2-3.友だちに頼る

私は本当に幸運なことに、仲のいい日本人の先輩が1人います。少し心が疲れてきたなというときには、週末その先輩と一緒にモールに買い物に行ったり、お寿司を食べながら日本語で授業や日常生活のことについて語ったりします。

正直のところ、今学期の初めは「だれとも話したくない」「一人になりたい」という気持ちがずっと続いていたのですが、そうやってストレス発散する方法を見つけてからはスッキリとした生活を遅れるようになりました。

また、同じ悩みを抱えている留学生に相談するのもいい方法です。

実際私は、オリエンテーション中に、アメリカまで一緒に来てくれたご両親とさよならをしなくてはならなくて泣いている留学生を見て、「寂しいのは私だけじゃないんだ」とかなり気持ちが楽になりました。

また、留学生サークルがある大学では、アメリカに家族がいない私たちのことを思って旅行を計画してくれたり頻繁にイベントに招待してくれたりします。積極的にそういったイベントに参加するのも、ホームシックの気晴らしになるかもしれません。

アメリカ人の友だち
いつも支えてくれるアメリカ人の友だち

3.アメリカでは当たり前?「カウンセリング」

「カウンセリング」と聞くと、どのようなことを想像しますか? 留学して気づいたことの1つが、日本人とアメリカ人の「カウンセリング」に対する考えかたの違いです。

3-1.カウンセリングって行きにくいよね

カウンセリングって、鬱、不登校、心の病気など、何かしらネガティブなものに連想されてしまうことがよくあると思います。

私自身、部活動の些細な悩みをきっかけに、高校で学校カウンセラーのかたにお世話になったことがありますが、自分で解決できない・手に負えない精神病があるのではないかと思われそうで、カウンセリングを受けていることをどうしても友だちに話せませんでした。

日本人の先輩と
お姉さんのような存在の日本人の先輩と

3-2.1学期に10回まで無料で受けられる

でも、アメリカでは5人に1人がメンタルイルネスを抱えていると言われているように(the National Alliance on Mental Illnessより)、心の病をもっていることは決してめずらしいことでもなく、隠したり恥ずかしく思ったりすることでもないように思えます。

実際に私の大学では各学期中10回まで無料でカウンセリングを受けられる制度があって、私の友だちにも定期的にカウンセラーにお世話になっている子が何人もいます。

じつは最近、私もアメリカに来て初めてカウンセラーとお話しする機会がありました。なんだか元気が出なくて、だれかに話を聞いてほしい、このまま1人で悩みを閉じ込めていたら苦しい、そんな気持ちでいたからです。

予約するときに「この子は悩みがあるんだ」という目で見られるのではないかという不安を少し抱えながらもヘルスセンターに行きました。受付でカウンセリングの予約を希望している旨を伝えると、私の予想とは裏腹に「オッケー! じゃあ誕生日と苗字教えてくれる? ハハハッ! 来週の木曜日なら空いてるわよ、それでいい? オッケー、そこに入れておくわね! よい1日を〜!」というような感じで、あっさり予約をとることができました。

当日のセッションでは、カウンセラーと2人だけの部屋で30分、おしゃべりをしている感覚の、いい時間を過ごすことができました。英語で話さなくてはならないからハードルが高いと思う人もいるかもしれませんが、どんなにゆっくりでも、文法に沿っていなくても、言葉にして話すだけで、自分の中で整理がついて落ち着いてきます。また話した内容は特別な場合を除いて、カウンセラー以外に漏れることはありません。たとえカウンセラーに相談しなくても、そういった場所があるということを覚えておくだけでも何かあったときに役立つかもしれません。

4.だれかを恋しく思うのは弱い印ではない

今年の夏休みはフィジーという国でイギリスの大学生向けの教育ボランティアに2か月間参加しました。

ある日、参加者の男の子と話をしているときに、彼が「ホームシックになったから家族に連絡をとった。少し気持ち的に萎えている」と言ったのにハッとさせられました。彼はラグビーをやっていて長身でごっつく、いつも明るくてむしろ私たちを楽しませてくれるタイプだったので、彼の口からホームシックになんて言葉ができるとはまったく予測していなかったのです。また、そばにいた別の男の子が「ホームシックはおかしなことじゃない。笑われるようなことでもない」と言っていたのを印象深く覚えています。

寂しいとか恋しいとか、そういう気持ちってどうしようもできないときがあります。そんな気持ちをだれかと共有するのはいいことだと思います。

「弱音を吐くことは弱いこと」みたいな考えかたにとらわれて、自分を苦しめるのはやめましょう。自分の中で溜め込んで、内向きになって、人と交わることを避けたり授業をスキップしたりして、留学を無駄にしてしまうのはつまらないと思います。

私も「留学しんどい!」と思う瞬間はしょっちゅう、むしろ毎日のようにあります。でもそのたびに友だちと愚痴りあったり家族に連絡たりして、本当の自分を思いっきりさらけ出しています。

5.留学生活は、1人っきりじゃない

家族や友だちと離れ、異なる言語の中で、学業のプレッシャーに耐えながら暮らすのは決して簡単なことではありません。アメリカ人ですらホームシックを経験するのだから、私たち留学生がなっても決しておかしくありません。ときにはだれかを頼ったより、心の休まる場所を探すのも必要です。とくに留学1年目は辛いかもしれませんが、1人じゃないということを忘れずにみんなでがんばりましょう!

 

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