留学中に海外実習。ジャマイカで過ごした1週間

こんにちは! アメリカのHollins Universityを卒業した、ブログライターの、あんです。

前回は母校でのCultural Festivalを紹介しました。今回は、Jamaica Cultural Immerson Programについてお話ししたいと思います。

人生を変えた1週間
人生を変えた1週間

留学中に留学

アメリカの大学に留学中のさらなる留学経験については、以前こちらの記事で簡単にお話をしました。

そのなかでもとくに印象に残っていて、Lifechangingといえるのが、このJamaica Cultural Immersion Programです。

単位の取得も可能

大学生として在籍している以上、学費や単位はつねに気にかかるものです。

このジャマイカのプログラムのいいところは、

  • 単位を取得できる
  • 実際にジャマイカに行くのは春休み
  • だから他の授業を休まなくていい
  • 奨学金がもらえる

という点です。

実際のプログラム内容

プログラム自体は1年間ですが、秋学期は大学でディスカッションやプレゼンテーションがメインの授業に参加します。

毎週「リフレクションペーパー」と呼ばれる、本の感想を書きます。ジャマイカに関する映画を観たりなどもします。

春学期には、いよいよジャマイカ出発に向けての準備に入ります。

現地では小中学校で授業を教えるので、それぞれ授業プランを考えたり、実際にクラス内で練習したりもします。

ジャマイカ滞在は1週間。とても刺激的な毎日! 現地の生徒と交流したり、ホームステイをしたり、1週間とは思えないほど濃い時間を過ごしました。教科書は高く、生徒1人ひとりに用意することができないので、グループ内で貸し合っている様子も印象的でした。

冒頭の写真は担当したクラスの1つで、折り紙を教えました。みんなが興味をもってくれて嬉しかったです。

プログラムの費用と奨学金

次に、費用についてお話しします。

バージニアからジャマイカまでは距離が近いため、航空券は比較的安いのですが、それでも1週間の滞在費を加えると、旅費は決して安くはありません。

私も最初は費用の心配をしていましたが、大学は奨学金の情報をたくさん用意していました。

私たちはクラスで、ある特定の奨学金に応募するように言われ、かなりの費用がその奨学金でカバーされました。

一生に1度の経験ですから、多少費用の負担があっても参加する価値は十分にあるとは思いますが、それでも、奨学金をいただけたのは本当に感謝しています。

私の母校では、奨学金はこのジャマイカのプログラムだけでなく、ほとんどの留学プログラムの参加者に提供されます。

私は大学3年次にドイツに留学しましたが、そのときの航空券は大学からの奨学金で賄うことができました。

必ずもらえるとはいえないものの、奨学金獲得の機会は想像以上に多くありますので、みなさんもぜひ、積極的に問い合わせてみましょう。

またアメリカの大学には、このジャマイカのプログラムのように、教室の外に出て活動することで単位を取得できるクラスもあります。せっかくの留学ですから、教室内外で思う存分いろいろな経験をしたいですよね。

屋外授業
ジャマイカの中学校での屋外授業

人生を変えた1週間

ジャマイカに着いてからの1週間は心身ともに大忙し。

3月下旬とはいえ、ジャマイカの気候は真夏並み! 灼熱の太陽が全身を照らします。重いリュックサックを背負ってアスファルトで舗装されていない砂埃の道を歩き続けます。

ホームステイをしたり、現地の小中学校で準備してきた授業を教えたり、老人ホームでナースのかたがたのお手伝いをしたりと、予定がびっしりの毎日で、夜は疲労で熟睡でした。Wi-Fiも不安定で、アメリカでの普段の生活とはまったく違います。

それでも、この1週間は間違いなく、私の人生を変えました。

ホームステイ先の家族や学校、老人ホームでの人たちとの出会い、新しい食べものや文化との出会い、自分の強みの発見・・・一瞬一瞬が新しい自分探しでした。

このプログラムを通して、私は将来教育に携わって生きていきたいと改めて強く思えたし、また帰ってきたいと思える場所を見つけられたことがとても嬉しく思います。

また、1年間とこの1週間を共に過ごしたプログラムのメンバーとの間には強い絆が生まれ、いまでも多くのメンバーと深くつながっています。

今年私は大学院に出願したのですが、このプログラムでお世話になった講師に推薦状を書いていただくこともできました。

まとめ

アメリカでの大学生活は、どんな経験であっても、どんな人との出会いであっても、それぞれに貴重で何かを教えてくれる学びの機会となりました。

できることならあの時間にもう1度戻りたいといまでも強く思いますし、あの4年間という時間は過ぎてしまったけれど、2度と自分のなかから消えることはないだろうと思います。あぁ、なんだか感傷的になってきてしまいました(笑)!

これからもみなさんにシェアしたいお話がたくさんあるので、引き続き読んでいただけると嬉しいです!

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