アメリカ大学の留学費用について

留学にかかる費用

留学費用=学費+寮・食費

留学費用は、学費と寮・食費をあわせた額が基本になります。

9~12月の秋学期と、1~5月の春学期の2学期がアメリカの大学の「1年度」になりますが、この1年度に支払う費用がおよそ15,000~55,000ドルです。これは「フルタイムの学生」として支払う費用です。

「フルタイムの学生(Full-time Student)」とは、1学期に12~18単位を取得している学生のことをいいます。これに対して1学期に11単位以下しか取得しない学生のことを「パートタイムの学生(Part-time Student)」といいますが、留学生はフルタイムの学生として学生ビザを取得してアメリカに滞在しますので、フルタイムの学費を支払うことになります。

1年度にかかるおおよその費用は以下の通りです。

授業料 寮費・食費
州立大学10,000〜36,000ドル7,000〜13,500ドル
リベラルアーツカレッジ20,000〜42,000ドル7,000〜13,500ドル
都会の私立総合大学29,000〜43,000ドル11,500〜13500ドル
コミュニティカレッジ3,500〜13,000ドル5,000〜13,500ドル

学費、寮・食費のほかにかかる留学費用

学費と寮・食費のほかにかかる留学費用としては、出願料や教材費、保険料、サマースクールの費用などが挙げられます。

出願料

出願時に、出願料(Application Fee)を支払います。だいたい30~50ドルくらいで、どんなに高くても100ドルを超えるような大学はほとんどありません。

日本の大学受験においては、同じ大学でも異なる学部を受験するときは学部ごとに受験料を支払いますが、アメリカの大学の場合は大学単位で出願しますので、出願料も1大学について1回のみの支払でOKです。またアメリカの大学には日本のような入学金はありません。

教材費

 教材の代表的なものが教科書です。アメリカの大学の教科書は、ハードカバーで分厚いものが多く、1冊について80~100ドルくらいします。

中古(Used)の教科書はこれより安く、また重要なポイントにはすでにアンダーラインが引かれていたりするので、学生は好んでUsedの教科書を買います。

教科書は各大学の購買部(Bookstore)で買えますが、最近は中古も含めてオンラインで買う学生も増えています。

保険料

アメリカの保険のシステムはとても複雑で留学生にはわかりにくいので、留学して最初の年は日本の海外旅行傷害保険(留学生保険)に加入するのがよいでしょう。

アメリカの大学では、すべての在学生に医療保険の加入を義務づけています。とくに大学が提携している保険への加入を推奨されますが、留学生の場合は、留学生保険に入っていれば加入を免除されることも少なくありません。

サマースクールの費用

サマースクールとは、夏休み(6~8月)に開講される授業のことです。州立、私立を問わず、また自分が在学している大学に限らず、どこでも好きな大学を選んでサマースクールを受講することができます。

このサマースクールは、補習授業ではありません。秋学期・春学期と同様の内容の科目を夏休みに受講するものです。したがって単位を取得できます。通常の学期に加えてサマースクールで単位をとれば、それだけ卒業までの期間を短くすることができるわけです。1回のサマースクールでとれる単位は6~9単位くらいですが、それでも通常の学期の半分くらいの単位は稼げます。

サマースクールを受講するのは任意ですが、たとえば授業料の安い大学でサマースクールを受講することで、留学費用を節約できるというメリットはあるでしょう。


その他にかかる費用、予算に応じた留学費用の設計についてなどについて、当研究所の留学相談などでも個別に相談を承っております。

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留学費用の観点から見た寮生活のメリット

生活の仕方によって異なる留学費用

留学費用は、学費のみならず、生活する場所や、生活様式によってもかなり異なります。

一般に都会にある大学は、寮のキャパシティが小さく、学生は町のアパートに住むことが多くなります。都会的な刺激もいろいろとあって、お金を使いがちです。車が必要となれば、その維持費もかかります。アメリカ留学においては、大都会にある私立の大学に行ってアパート生活をするのが一番費用がかかります。

一方で田舎にある大学では、キャンパスの外から通うのがむずかしく、寮生活を送ることになります。学食できちんと三食がまかなわれ、余計な外食費もかかりません。

したがって田舎の大学で寮生活をするほうがより安全で、勉強に専念できて、しかも安上がりということになります。

キャンパス内で完結する大学生活

アメリカの大学は、「18歳になったら家を出て、寮生活をして親離れをするところ」だといわれています。

自然豊かな広大なキャンパスには、教室や図書館、アート・スポーツ施設と共に、生活に必要な寮や食堂、保健施設などあらゆる設備を整えています。1日24時間を「大学生として」生活することになります。

こうして本来あるべき大学生活を送り、しっかり勉強に集中することに、余計なお金はかかりません。お金をかけなくて生活に困ることもありません。

寮生活においては、勉強でわからないことがあればすぐにクラスメイトに聞きに行けますし、キャンパス内で先生と接する機会もたくさんあります(キャンパス内で暮らしている先生もいます)。留学生でも落ちこぼれる心配がなく、きちんと授業に出て、いい成績を修め、単位を取得して、無駄な時間を費やすことなく卒業するのが、留学費用を抑える一番の方法です。

留学費用を節約するポイント:単位制を活用しよう

四年制大学を3年で卒業することも可能

アメリカの大学は「単位制」です。「単位制」とは、必要な単位数を取得することでアメリカの大学を卒業できる、ということです。

多くの大学では卒業までに必要な単位数を120~130単位くらいとしています。二学期制の大学では、1学期に15単位ずつ取得していけばちょうど4年間で卒業できることになります。

1学期に15単位というのは標準ではあるものの、必ず15単位をとらなければならないというわけではありません。腰を据えてゆっくり学びたいから12単位にしておこう、とか、今学期はめいっぱいがんばる意気込みで18単位をとろうとか、それは個々の学生の自由です。

たとえば1学期に18単位ずつをとっていけば、四年制大学を3年半で卒業できます。これにサマースクールを活用すれば3年で卒業することもできるでしょう。早く卒業できれば、それだけ留学費用の節約につながります。

日本の大学からアメリカの大学に編入することも留学費用の節約につながる

アメリカの大学の「単位制」を活用すれば、日本の大学で取得した単位をアメリカの大学に認めてもらい、その大学に編入することができます。「編入留学」は、1年生としてアメリカの大学に入学するよりも、費用節約の点から見てもきわめて有効です。

日本の大学の単位をもってアメリカの大学に編入し、留学の期間を縮めれば、それだけ留学費用の節約につながります。うまく単位を認めてもらえれば四年制大学を2年間で卒業できます。

日本の大学については、夜間でも放送大学でも通信制の大学でも、短大でもかまいません。とくに放送大学は、働きながらでも大学レベルの科目を学べて、単位も得られますのでおすすめです。

単位の移行について



日本の大学の科目によって、アメリカの大学により認められやすいものと、認められにくいものとがあります。栄 陽子留学研究所の留学相談においては、日本の大学の科目のとりかたについてのアドバイスもしていますので、お問い合わせください。

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留学生でも奨学金を得られる可能性は小さくない

さまざまな奨学金

アメリカには、日本人留学生に対して奨学金を提供している大学が少なくありません。奨学金の制度そのものはけっこう複雑ではあるのですが、日本人を含む留学生でも利用可能で、かつ、返済不要のものも少なくありません。成績優秀者のみならず、さまざまな基準(たとえば出身国や所得、才能など)で奨学金が用意されています。このため、基本的にはだれでも奨学金を得るチャンスがあるのです。

留学生としての価値を認める大学もある

留学生はアメリカ国民ではないため、連邦政府や州による奨学金を得ることはできませんが、たとえば、きわめて選抜性の高いフリーマン・スカラーシップ(Wesleyan University)や、ライシャワー・スカラーシップ(Oberlin College)など留学生のためのインターナショナル・スカラーシップを設けている大学もあります。また、キャンパスを多様化するという目的のために、留学生というだけでその価値を認め、奨学金を授与する大学も少なくありません。

アメリカの大学の奨学金について詳しく知りたい方は「奨学金について」をご参照ください。

奨学金について

留学費用は努力次第で捻出できる

留学費用の現実

アメリカの大学の学費・寮費・食費は年々値上がりしています。たとえばボストン大学の2014年度の学費と寮・食費の合計は約6万ドルです。ほかに保険や飛行機代、教科書、お小遣いなどを加えると、1年度にかかる費用が650~750万円という額になります。

もちろん、それだけのお金をポンと出せるという家庭もあるでしょうが、一般的に考えるとちょっと無理です。アメリカ人でもそれだけのお金を簡単に支払えるわけではありませんから、アメリカの大学は多種多様な奨学金を用意しています。しかし、この奨学金を家族からの支援にプラスしてもまだ留学資金には足りないという人もいるでしょう。

自力で留学資金はつくれるか?

どうしても留学費用が足りない場合どうすればいいのか――自分で働いて留学資金を貯めればよいのです。幸い現在の日本では、世界のほとんどの国に比べて、より高い収入を得られます。その気になれば1年間に100~200万円くらいは貯められるでしょう。放送大学で単位をとりながら働けば、留学期間も短くできます。

お金がないから留学できない、と決めつけるのではなく、留学するために必要な現実を冷静に見定めて、それに向けて何をすべきか、何ができるのか、長い目で考えて対策を練っていきましょう。



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