アメリカ留学の準備と心構え｜アメリカの大学に合格するには｜アメリカ留学の相談と進路指導の栄 陽子留学研究所
アメリカの大学への留学にあたっては、日本のような一斉の入学試験はありません。代わりに、書類審査が合否のカギを握ります。本記事では、アメリカ留学を成功させるための準備方法、必要書類、出願スケジュール、そして合格を勝ち取るためのポイントを詳しく解説します。
アメリカの大学では、試験ではなく「書類」で合否が判断されます。おもな審査書類には以下が含まれます。
これらの書類を総合的に評価して、各大学のアドミッションズ・オフィスが出願者を選抜します。
これらに加えて、大学によっては面接が課されます。また芸術大学や音楽大学の場合、ポートフォリオと呼ばれる作品集や、オーディションに代わるものとして、映像ファイルの共有が求められることがあります。
>> より詳しくは「必要な書類と合格のポイント」へ。
アメリカの大学が評価するのは、出願者1人ひとりの「ありのままの自分」の個性や資質です。試験の点数だけでなく、性格的な長所や成長のポテンシャル、多様性への貢献も評価対象となります。
TOEFL®テストやIELTSのスコアがやや低くても、エッセーや推薦状が優れていれば合格の可能性は十分にあるということです。
アメリカの大学の多くは「9月入学（秋学期）」と「1月入学（春学期）」の二学期制。最も一般的な9月入学をめざす場合、前年の夏～秋から準備を始めるのが理想的です。
>> より詳しくは「入学までのスケジュール」へ。
アメリカの大学の入学審査では、大学と出願者の「ベストマッチ（相性）」が重視されます。大学は多様な学生を求めており、日本でいう「お勉強がよくできる学生」ばかりを求めているわけではありません。
重要なのは、自分の特性や将来の目標に合った大学を選ぶこと。自分の強みを活かせる環境を探しましょう。
大学選びにあたって、まずは以下の観点から自分を見つめ直しましょう。
このようなポイントを手がかりにして、大学選びの方向性を見定めていきす。大学選びは、自分探しから、ということですね。
アメリカの大学は以下の6つの要素を総合的に評価します。
大学によってはほかに、「州民であること」「レガシー（Legacy：その大学の卒業生の子女）であること」「国際性・多様性に貢献できること」なども考慮に入れます。
アメリカの大学は多様性とバランスを重視しています。すべての要素で完璧である必要はありませんが、どこかに「光る個性」があることが重要です。
たとえば、
こういったことを手がかりとして、自分の個性、アピールできるポイント、魅力についてよく考えてみるとよいでしょう。このような自己評価をすることで、アメリカの大学に対して効果的な自己アピールの手だてを講じられるようになるはずです。
アメリカ留学に向けた準備では、早めの行動と自己理解がカギになります。
これらを意識して計画的に準備すれば、あなたにぴったりの大学との「ベストマッチ」が実現するはずです。
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