アメリカの大学には一斉の入試がありません。すべて書類審査で合格が決まります。したがって、アメリカの大学への進学準備の内容とスケジュールも、日本の受験対策と大きく異なります。

このページでは、アメリカの大学への留学準備について、その内容とスケジュールを紹介します。

アメリカの大学への出願時期

アメリカの大学の新年度は9月です。多くの大学が、
9〜12月 秋学期
1〜5月 春学期
から成る二学期制(セメスター制)をとっています。それぞれの学期は独立しているので、9月だけでなく1月にも入学できます。とはいえアメリカの高校の卒業時期が5, 6月ということもあって、多くの人が9月から大学生活をスタートさせています。日本の高校からアメリカの大学に進学するのであれば、高校を3月に卒業して、その年の9月にアメリカの大学に入学するのが最短ということになります。

さて、9月にアメリカの大学に入学する場合、いつまでに願書を出せばよいかといえば、この期日は大学によってまちまちです。

多くの大学は、1月から3月にかけてを出願期限としています。1月1日、1月15日、2月1日、2月15日といったふうに続きます。

早い大学は、前年の11月には出願を締め切ってしまいます。UCLAやUCバークレーなどはそうです。

一般的に、レベルの高い大学(競争率が激しい大学)ほど、出願期限を早く設定しています。ハーバードは1月1日、スタンフォードは1月2日です。

逆に、定員になるまでは随時願書を受け付ける“Rolling”というシステムをとっている大学もあります。二年制のコミュニティ・カレッジはほとんどがそうです。

出願に向けて、何をしなければならないのか

1〜3月くらいまでに願書を出すとして、それまでにしなければならない準備は、大きく以下の2つのことです。

  • 志望校選び
  • 出願書類作成

志望校選び

アメリカには4,000校以上の大学があります。この中から自分がめざすべき大学を探し出すのはとても大変な作業です。時間もかかります。さらにアメリカの大学には偏差値もありません。

アメリカの高校生は、高2・高3の夏休みなどに志望校の候補になりそうな大学キャンパスを訪問します。各高校には進路指導のカウンセラーがいて、生徒たちの志望校選びをサポートします。

留学生の場合、アメリカの大学キャンパスを訪問するのも大変ですし、日本の高校の先生も、アメリカの大学の志望校選びとなると、なかなかサポートもできません。

とはいえ、留学生でも志望校を選ぶ手がかりはたくさんあります。たとえば以下のような項目です。

  • 地域、州
  • キャンパスの立地(都会or 郊外etc.)
  • 大学の規模(学生数)
  • 大学の種類(州立/私立、総合大学/リベラルアーツ・カレッジetc.)
  • 学費
  • 留学生に対する奨学金の有無
  • 入学基準(GPA、TOEFL®テスト・IELTS™等のスコアetc.)
  • 合格率
  • 在学生の人種構成
  • 在学生の出身地
  • 留学生の割合
  • 寮生/通学生の割合
  • カリキュラム
  • 教員と学生の数の比
  • 1クラスの平均学生数
  • 学習サポートの内容

大学選びにあたっては、このようにたくさんの項目を調べて、自分に合った大学を探し出していかなければなりません。

留学エージェントによっては限られた数の「提携校」への留学を勧めていますが、本来は、自分自身がたくさんの大学の中から志望校を選び出すべきです。実際に出願するのは第一志望からすべり止めまで、5校前後が一般的です。

大学留学にあたっての大学選びについては、このページ(https://www.ryugaku.com/ugrad/prep/school-choice.html)で詳しく解説していますので、ぜひ参照してください。

出願書類作成

アメリカの大学に留学する際には、各志望校が設けている出願期限(application deadline)までに出願書類を用意して提出することになります(大学によっては、出願の後に面接を実施します)。 提出が求められる書類は、大学によっていくらか異なりますが、だいたいは以下の通りです。

  • 願書
  • 成績証明書
  • エッセー(作文)
  • 推薦状(2, 3通)
  • SAT®やTOEFL®テスト、IELTS™等のテストスコア
  • 残高証明書

それぞれの書類についての詳細は、このページを参照してください。

アメリカの大学の「合格対策」とは、これらの出願書類によって、いかに自分が魅力的な出願者であるかをアピールするか、ということになります。そしてしっかりアピールできる書類を作成するには、それなりの時間がかかります。

たとえばエッセーは何度も書き直し、推敲を重ねることになるはずです。このエッセーの出来が、合否だけでなく、奨学金の額にも影響するのですから、決して簡単に書いて済ませる書類ではありません。

留学準備にどれだけの時間がかかるのか

大学選び・書類作成いずれも短期間でできるものではありません。半年もかけられれば、落ち着いて準備を進められるでしょう。夏休みくらいに準備を始めて、1〜3月に出願する、というのが理想的です。

とはいえ2月くらいになって留学準備を始める人も少なくありません。日本の大学受験の結果が思わしくなかったことで、留学を志すようになる人もいます。

とくに出願期限を設けないRollingの大学もアメリカにはありますが、準備を始めるのが遅いと、志望校の選択が限られてしまいますし、完成度の高い書類作成もむずかしくなってしまいます。現実的には、3〜4月がタイムリミットです。

その年の「9月入学」に間に合わなければ、次のチャンスは翌年の「1月入学」ということになります。あまりあわてて準備するよりも、入学時期を先延ばしするほうが望ましい場合もあります。アメリカには「浪人」という考えかたはありませんが、Gap Yearといって、大学に入学する前に「1年あえて間隔をとること」はよくありますし、むしろそれが推奨されたりもします。

合否の決定から入学まで

さて、1〜3月に願書を出して、合否が出るのが、だいたい3〜4月くらいです。そして入学の意思表示をする期限が、5月1日というのが一般的です。この5月1日までに、初年度の学費の一部を納めます(アメリカの大学に「入学金」に相当するものはありません)。

大学のほうは提出された書類をじっくり、総合的に審査・評価して合否を決めることになります。奨学金を出しても迎え入れたいという出願者に対しては、合格通知に奨学金の額が提示されます。

入学する大学が決まってからも、することがたくさんあります。たとえば、

  • パスポートの取得
  • ビザの申請
  • 健康診断、予防接種
  • 入寮の手続
  • 最初の学期の学費支払

といったことです。日本の空港を飛び立つまでは、なかなか気が抜けません。

このように、大学留学を実現するためには、その準備にそれなりの時間がかかります。高校や大学の勉強をしながらこれらの準備を進めるのはけっこう大変ですし、適切なタイムマネジメントも欠かせません。

栄 陽子留学研究所のアメリカ進学プログラムでは、個別指導を通じて、大学留学の準備全般をサポートします。志望校選び・書類作成も専任のカウンセラーが親身に、ていねいに指導します。ご興味をおもちのかたは、ぜひ資料(無料)をご請求ください。

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