アメリカ大学院での音楽留学の分野

アメリカの大学院で学べる音楽分野

演奏/歌唱 Performance

楽器を演奏したり、歌唱したりする分野のことで、これらを総称してアメリカの大学院ではPerformanceといいます。ピアノの場合はPiano Performance、歌唱の場合はVocal Performance(またはVoice)などといいます。

実技に重きが置かれていますが、理論もしっかり学びます。とくにMAの課程では理論の側面に力を入れたカリキュラムが組まれています。修士論文を書くオプションと書かないオプションが設けられていることもあります。学ぶ領域としてはクラシック音楽がメインですが、教会音楽やオペラ、ジャズといった課程を設けている大学院もあります。

学習の成果はリサイタルや口頭試験などによって評価されます。出願にあたってはオーディションが課されますが、MAの課程ではその限りではありません。

音楽理論/作曲 Music Theory/Composition

Performanceに対して、おもに理論的なことを学ぶのが、音楽理論と作曲の課程です。

音楽理論では、聴覚理論、音階、対位法、混成和声法、即興、器楽編成、リズムの構造、音楽用語、分析法、音楽史などを学びます。そして、これらを作曲や編曲に生かすことを目的とするのが作曲の課程です。作曲は、理論の応用と位置づけることができます。

理論を中心に学ぶとはいっても、多くの大学院では楽器の演奏か歌唱の実技指導を受けることを課しています。アンサンブルへの参加が必須になる場合もあります。修了に際しては修士論文を提出するか、その代わりとして自作の楽曲譜を提出します。

出願にあたっては、ある程度の音楽理論の基礎知識をもっていることが求められますが、大学での専攻が音楽である必要はありません。作曲の場合は、オーディションの代わりに自作の楽譜の提出が求められます。レベルの高い課程ではオーディションも課されます。

指揮 Conducting

アンサンブル、室内楽、合唱団、オーケストラの指揮法を学ぶ分野です。楽譜の解釈、編曲、指揮棒の使いかた、リハーサルの方法などが学習内容で、その応用として、グループ理論、コミュニケーションなども学びます。心理学が必修となっていることも少なくありません。大学よりも大学院のほうに多く見られる課程です。入学に際しては音楽理論に関するテストやオーディションが求められます。

ジャズ Jazz Studies

アメリカ発祥のジャズの勉強です。基本的には実技が中心となり、プロ志向の強い分野です。プライベートレッスンを受け、練習を重ね、ソロやアンサンブルで演奏する、ということを繰り返します。音楽史や音楽理論、録音技術や音楽ビジネスのほか、映画音楽への応用などを学ぶ課程もあります。出願にあたってはオーディションが課されます。

音楽ビジネス・マネジメント Music Business Management

音楽をビジネスの側面から学ぶ分野です。MMのプログラムと、MBAのプログラムとがあります。音楽ビジネスの経営、施設の運営、アーティストの人事、イベントのプロモーションなどを学びます。テクノロジーの面に力を入れた課程も見られます。インターンシップが必須になることも少なくありません。

音楽教育学/教授法 Music Education/Pedagogy

音楽の教育への応用について学ぶ分野です。すでに教職免許を取得していて、先生としての経験をもっている人や、免許はもっていないけれども指導者としての資格を得たい人、など、かなり明確な目的をもっている人が大学院では学んでいます。

Pedagogyとは、とくに演奏の指導法のことをいいます。その代表的なものがスズキメソード(Suzuki Pedagogy)で、アメリカの大学院の中には、このSuzuki Pedagogyを学ぶ課程もあります。

ミュージックセラピー Music Therapy

音楽を通して、身体障害、情緒、コミュニケーション力、認知力などを診る分野です。音楽の性質とさまざまな療法上のアプローチを統合し、その療法の効果を高め、治療を達成することをめざします。

子どもと大人を対象としたミュージックセラピーの理論と実践、グループセッションの方法、即興、治療査定などが学習対象です。病院やコミュニティセンターなどでのインターンシップや実習が必須になっているのが普通です。大学よりも大学院で学ばれる分野で、出願に際してはオーディションが課されます。

音楽学/民族音楽学 Musicology/Ethnomusicology

音楽の形式、手法、社会的意義などを学びます。メジャーなクラシック音楽の系列を学ぶのが音楽学、特定の国や地域で発展した音楽を学ぶのが民族音楽学です。

音楽理論、音楽史、研究手法、文献の用いかた、ジャンル別の考察などが学習内容です。外国語や演奏が必須になることもあります。かなり専門性の高い分野であるため、大学よりも大学院のほうで学ばれます。



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