バックグラウンド

バックグラウンドとは

アメリカの大学院は、「大学院で学びたい分野と、大学での専攻分野が異なっていてもかまわない」という基本理念があります。大学の専攻とまったく異なる分野をアメリカの大学院で学ぶのは、アメリカではまったくおかしなことでも、めずらしいことでもありません。

とはいうものの、まったく予備知識のない分野を大学院でいきなり学ぶのはたいへんです。そこでアメリカの大学院は、大学での専攻が異なっていることは問題にしませんが、ある程度の予備知識や経験があることを、出願者に求めています。この予備知識や経験のことを「バックグラウンド」といいます。

このバックグラウンドには、

  • アカデミック・バックグラウンド(学歴)
  • プロフェッショナル・バックグラウンド(職歴)

これら二つの種類があります。

アカデミック・バックグラウンド

アカデミック・バックグラウンドとは、大学院で学びたい学問分野についての学歴のことです。具体的には以下のことを指します。

  • 大学院で学びたい分野を大学で専攻していたこと
  • その分野にかかわる科目を大学で履修していたこと
  • その分野にかかわる科目の成績
  • その分野にかかわる科目の単位数

たとえば社会学の修士課程であれば「大学で社会学を専攻していたこと。あるいは大学で社会学や統計学などの科目を履修し、B(良)以上の成績を修めたこと」といったアカデミック・バックグラウンドを出願条件として定めています。

アカデミック・バックグラウンドがとくに重視されるのは、アーツ&サイエンス系大学院のほうです。心理学、生物学、化学、物理学、社会学、経済学といったアカデミックな分野ほどアカデミック・バックグラウンドが問われ、プロフェッショナル・バックグラウンドは問われません。

アカデミック・バックグラウンドが問われない分野もあります。その代表格がMBAです。MBAでは、むしろプロフェッショナル・バックグラウンドのほうが問われます。Library Science(司書学)も、アカデミック・バックグラウンドよりも、データ解析や計算などのコンピュータ・スキルのほうがより問われます。

アカデミック・バックグラウンドには少し欠けるけれど、他の出願書類が評価されれば、暫定的な合格(Provisional Acceptance)をもらえることがあります。この場合、大学院生として入学するのですが、大学レベルの科目をいくつかとるように指示されます。通常よりも1学期くらいは長い時間がかかりますが、大学院生として入学できますし、本格的な大学院生活に向けての足慣らしもできるので、チャンスを得られればぜひ活用したいシステムです。

プロフェッショナル・バックグラウンド

プロフェッショナル・バックグラウンドとは、大学院で学ぶことと関連する職歴のことです。とくにMBAをはじめとする実学系の分野で、このプロフェッショナル・バックグラウンドが問われます。

職歴がなくても、アルバイトやインターンシップ、ボランティアやサークル活動などを通じて、リーダーシップを発揮していたり、運営・企画に携わったりしていれば、プロフェッショナル・バックグラウンドとして考慮されます。

MBAはプロフェッショナル・バックグラウンドが求められる代表的な分野ですが、職種は問われません。職種にかかわらず、「マネジメントの素質」が評価されるので、正職員でなくてもかまいませんが、何らかのかたちでマネジャーやリーダーの役割を担っておくとよいでしょう。



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