レジメとは
レジメ(Resume)とは、「履歴書」のことです。すべてのアメリカの大学院が提出を求めているわけではありませんが、提出するほうが望ましい書類です。MBAではレジメは必須になります。
レジメは、出願者の学歴や職歴を、端的に箇条書きすることで、アメリカの大学院にとってその出願者の魅力のポイントをつかみやすくするための書類となります。そのために、「あなたのアピールすべきポイントを明確に」「わかりやすく」つくる工夫が必要です。
レジメの記入項目
レジメは1、2ページでまとめます。自分を最大限にアピールするのに必要な情報は入れなくてはなりませんが、入学審査管に負担がかからない様に、あまりだらだらと長くならないようにまとめると良いでしょう。
一般的な記述項目は以下の通りです。
住所、氏名、電話番号、Eメールアドレス
基本的な情報です。こちらは書類のフォーマットさえ知っていれば問題ないでしょう。
学歴(Education)
まず大学名と専攻名、卒業(予定)年月を書きます。そのうえで、在学中に取り組んだリサーチやプロジェクト、論文などについて箇条書きします。奨学金を得たとか、ゼミやグループ・プロジェクトにおいてリーダーを務めた、といったことも書くとよいでしょう。
職歴(Professional Experience)
会社名、役職、職務内容を記します。できるだけ具体的に書くことがポイントで、プロジェクトリーダーとして新製品の開発に携わった、販促プロジェクトに渉外担当として携わり顧客層を広げた、などです。それぞれの内容について「いつ」「どこで」「何を」「どんな立場で」「いかにこなした」のか、簡潔に書きます。
その他
学業と職務経験以外での実績や特技、趣味などを書きます。人間性の豊かさがアピールできると良いでしょう。
魅力的なレジメを作るには
自分の魅力を相手に伝わるように効果的にアピールするというのは、日本人はもちろん、アメリカ人でも容易にできることではありません。何を書くべきか、何を省くべきかは、入学審査のプロフェッショナルであるアドミッションズオフィサーが何を見ているのかを知らないといけないため、現地でも、自分以外の専門家に見てもらうのも一般的です。
迷った際には、プロのカウンセラーにご相談いただくことも可能です。詳しくは、留学相談までお問い合わせください。