祝!今年度初の学生ビザ取得!! 留学への1歩を踏み出します

進め! ビザ申請へ!!

アメリカの大学へ留学するための、本年度初めてのビザがおりました。

まず2名です。

本来なら、4月頃に入学が決まって、早い人だと6月には渡米するので、もっと早くビザは申請されていたのですが、今年は、「そもそもいつ行けるのか?」といった調子でしたから、延び延びになっていました。

やっと、初めの1歩が出たわけです。

これから8月まで毎週のように申請が続きます。

新学期を早く始めて早く終わらせようという大学もあって、7月20日頃には大学に到着するように促してきます。

当研究所は旅行会社ではないので、ビザの申請やチケットの手配などは、通常はJTBに頼んでいますが、JTBは外務省からアメリカ向けのチケットを売ってはいけないことにされていますので、今回の当研究所の行動に「エーッ!」と驚いていましたが、私は「進め!」と号令をかけたのです。

コロナに対するアメリカの反応

アメリカでは、トランプ大統領のコロナ感染症に対する行動がメチャクチャで、各州知事は、各々の考えで行動します。

また、州の中はカウンティ(County)と呼ばれる「郡」に分かれていますので、それぞれのカウンティによっても考えかたが違い、毎週のように方針が変わります。

都会の真ん中にある大学は、とてもむずかしい立場に追い込まれていますが、比較的田舎で、大学のキャンパスしかないような町ですと、学長の判断で思い切って7月末に開校する、と決断してきます。

私たちもそれに合わせて準備をしていますが、状況がクルクル変わります。

若い人は、コロナ感染症にかかっても無症状だったりとても軽かったりするので、みんな無防備です。もともとアメリカ人はマスクも嫌いなので、どんどん感染します。

6割の人がかかれば感染症は収束するという考えもあって、早くかかってしまえ、と思う若者もいるのです。

Black Lives Matterとアメリカの人種問題

何しろ、大統領がマスクをしないし、いつも、「コロナなんかへっちゃら」「すぐなくなる」なんて言っているのですから大変です。

おまけにBlack Lives Matterのデモも起こってしまいました。

オバマ大統領が出て、アメリカも人種問題は少し下火になったかな、と思っていたら、何の何の、白人社会の中でグツグツと煮えたぎっていたわけですよね。

大学に進学していない白人がこれだけ多くいるのか、と改めて思わされたトランプ大統領の登場でした。

私たち日本人は、本当のところ、こういう「色」に対しての差別については、欧米人ほど心に刺さるものがありません。

何しろ、だいたいイエローに囲まれて生きてきたわけですから、白人の人たちが生まれてこのかた根底にもってきた「黒」というものに対する理解はむずかしいのです。

アメリカのリーダーシップはどこへ?

差別というのは、どんな時代、どんな場所でもあります。日本人同士でもあります。

出身地や出身校による差別だってあるかもしれません。それでも教育を受け、文化度を上げ、人類という地球規模で見て、差別という考えを見直し、改めていくのです。

トランプさんは、裕福な環境で育ち、よい教育を受けているのに、アメリカ人の「でっかくて明るくて」の裏にもっているイヤな部分をみんなさらけ出している代表のようです。

これが大統領なのですから、本当にアメリカ人も世界の人も困っていて、そろそろ我慢の限界というところではないでしょうか。

それにしても、トランプさんに対抗するのが80歳に近いバイデンさんというのも、何だかおもしろくありませんねぇー。

一概に若い人がいいというわけではありませんが、人間、歳をとると、柔軟にものを考えるのがむずかしくなりますよ(私の経験も含めて)。

留学できるかどうか? 学長の英断次第

2020年9月からの新学期も、何とかたくさんのアメリカの大学が開校して、日本人留学生も1歩を踏み出してほしいものです。

開校(寮を開けて、普通の授業を行う)する学校は、校内でコロナ感染が出ないように、大変な神経を使っています。

何しろ、すべてが寮生活ですから、1人出たら大変です。

寮の一部を隔離用の部屋にするなど、あらゆる手段を考えています。

各々の大学の学長とトップグループの決断です。

アメリカはまだまだ、小さな集団の決断と行動が衰えていません。

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著者情報:栄 陽子プロフィール

栄 陽子留学研究所所長
留学カウンセラー、国際教育評論家

1971年セントラルミシガン大学大学院の教育学修士課程を修了。帰国後、1972年に日本でアメリカ正規留学専門の留学カウンセリングを立ち上げ、東京、大阪、ボストンにオフィスを開設。これまでに4万人に留学カウンセリングを行い、留学指導では1万人以上の留学を成功させてきた。
近年は、「林先生が驚いた!世界の天才教育 林修のワールドエデュケーション」や「ABEMA 変わる報道番組#アベプラ」などにも出演。

『留学・アメリカ名門大学への道 』『留学・アメリカ大学への道』『留学・アメリカ高校への道』『留学・アメリカ大学院への道』(三修社)、『ハーバード大学はどんな学生を望んでいるのか?(ワニブックスPLUS新書)』、ベストセラー『留学で人生を棒に振る日本人』『子供を“バイリンガル”にしたければ、こう育てなさい!』 (扶桑社)など、網羅的なものから独自の切り口のものまで、留学・国際教育関係の著作は30冊以上。 » 栄陽子の著作物一覧(amazon)
平成5年には、米メリー・ボルドウィン大学理事就任。ティール大学より名誉博士号を授与される。教育分野での功績を称えられ、エンディコット大学栄誉賞、サリバン賞、メダル・オブ・メリット(米工ルマイラ大学)などを受賞。

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