"今でしょ!"林修先生とTV番組で共演しました!

先日、「今でしょ!」で有名な林修先生の特別番組の収録にお呼ばれしました。久々のテレビ出演、とても楽しい時間を過ごすことができました。

≪番組情報≫

【林先生が驚いた!世界の天才教育 林修のワールドエデュケーション】

テレビ朝日にて 3月1日(日)  15:30 ~ 17:25 放送

 

世界の変わった学校を紹介し、『こんなに面白い教育がある!こうやって天才は育つ!』という内容の番組でした。

内向き志向の若者が多いと言われている現代社会において、こういった“根本的に価値観の違う考え方や、別の切り口で子どもを成長させる方法”を知るというのことは、とても良い刺激になると思います。

文部科学省が、「トビタテ!留学JAPAN」で留学することを一生懸命に奨励していますが、現実には数週間から数か月程度の短期留学が主流です。残念ながら外国の大学を卒業し学士や修士号を取得するといった本格的な留学をする人の数は、一向に増える様子がありません。

さまざまな国の教育制度の違いを考慮すると、日本人にとって一番理解しやすく留学しやすいのはアメリカの大学なのですが、今の若い人でアメリカへの憧れを持ち合わせている人は少ないのでしょう。また円安も手伝って留学費用がとても高くなっているのも原因の一つなのでしょう。

しかしながら、目覚ましいテクノロジーの発展により、人間の寿命が100歳を超え、治療出来ない病気なくなり、仕事のほとんどを人工知能(ロボット)に取って代わられ、人類はどんどん宇宙へ進出するという、まるでSFのような時代が目の前に迫っています。

そんな近い将来において、ただただ偏差値の高い大学に入学することに焦点を絞った教育を受けている若者が活躍するケースは、かなり少ないのではないでしょうか。

今回の番組でも紹介されましたが、ノーベル賞受賞者の数はアメリカが断トツで1位です。インターネット、フェイスブック、グーグル、アマゾン等々、人類の生活や価値観を変える発明が行われてきたのもアメリカです。

そんなアメリカは元々が移民の国です。このような発明をしたり、ノーベル賞をもらった人達も、本人が移民だったり、お父さん・お母さん・お祖父さん・お祖母さんの時代に他国から移住してきた人たちが大勢います。

アップル社のスティーブ・ジョブズ氏が、オバマ大統領に対して『もっと移民を入れろ、そうしなければ改革は続かない』という助言をしていたとうことは有名な話です。アメリカには今でも毎日のように大勢の移民がやってきますし、留学生も沢山やってきます。アメリカの大学に在学する留学生の数は約89万人。もちろん世界一です。

こうやって新しい血がどんどん入ってくるアメリカでは、常に多種多様な価値観がぶつかり合って、新しい発想やアイディアが多く生まれています。

科学の発達が本当に人類を幸福にするのか、ということはとても難しい問題ですが、止めることはできません。発達のスピードはますます増しています。

このような時代を生きるために必要なのは、自分独自の価値観をもつことです。アメリカに留学することは、そこに一番大きな意味をもちます。

『一般常識』などと言われているような概念をはじめ、日本の中で絶対にこうあるべきとされていることの多くが、世界にでると、赤色が好きか、黄色が好きかというような好みの違いくらいにしか過ぎない場合が多くあります。

しかし、日本の中だけにいると、同じ年にみんな同じことをすることが絶対だと思い込んでしまいます。人と違う考え方や生き方をすることはとても難しく勇気がいるのです。

MIT(マサチューセッツ工科大学)のメディアラボによると、「人間にとって心地よいこと」、「人間が楽しくなること」、そういったことを創造できる仕事のみが人間に残され、他のものは全てロボットが効率良く行うようになると言われています。

アメリカでは、子どもが18歳になったら大学の寮に入り、親離れをします。独特の形式で進行する授業で学生は、分析力と判断力と決断力を培い、責任感のある社会人としての準備をします。

大学時代には、若者同士で寝食を共にし、世界や未来を語ります。そこに理系・文系・芸術系などの区別や隔たりもありません。

理系や文系など関係なく専攻を自由に選択できる、芸術と物理を共に学べぶことだってできる (同時に2つ以上の専攻を選べる)という、自由度の高いアメリカの大学教育。

そんな場所で日本の若者がのびのびと学べる機会をもってもらいたく、私たち栄陽子留学研究所は日々努力を重ねています。

 

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著者情報:栄 陽子プロフィール

栄 陽子留学研究所所長
留学カウンセラー、国際教育評論家

1971年セントラルミシガン大学大学院の教育学修士課程を修了。帰国後、1972年に日本でアメリカ正規留学専門の留学カウンセリングを立ち上げ、東京、大阪、ボストンにオフィスを開設。これまでに4万人に留学カウンセリングを行い、留学指導では1万人以上の留学を成功させてきた。
近年は、「林先生が驚いた!世界の天才教育 林修のワールドエデュケーション」や「ABEMA 変わる報道番組#アベプラ」などにも出演。

『留学・アメリカ名門大学への道 』『留学・アメリカ大学への道』『留学・アメリカ高校への道』『留学・アメリカ大学院への道』(三修社)、『ハーバード大学はどんな学生を望んでいるのか?(ワニブックスPLUS新書)』、ベストセラー『留学で人生を棒に振る日本人』『子供を“バイリンガル”にしたければ、こう育てなさい!』 (扶桑社)など、網羅的なものから独自の切り口のものまで、留学・国際教育関係の著作は30冊以上。 » 栄陽子の著作物一覧(amazon)
平成5年には、米メリー・ボルドウィン大学理事就任。ティール大学より名誉博士号を授与される。教育分野での功績を称えられ、エンディコット大学栄誉賞、サリバン賞、メダル・オブ・メリット(米工ルマイラ大学)などを受賞。

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