オレゴンからロス、そしてミシガンからボストンへ。夏休みも終わりです

今回の記事で、僕の「夏休み編」の最終回となります。前回はオレゴン旅行とずっと読みたかったドン・キホーテについて書きました。今回はその続きです。

サンタモニカのビーチ
サンタモニカのビーチ

ロサンゼルスのAirbnb

オレゴンを出た僕は、次の目的地であるロサンゼルスに向かいました。

ポートランドの空港に向かうのに、TriMetという路面電車を使ったのですが、どうやらそのTriMetが、僕が乗った翌日に、銃撃事件があって負傷者が出たらしく、すごくビックリしました。

ロスまでは1時間30分ほどで、夜に着き、ウィリアムズ・カレッジとイェール大学に通っている友だち2人と落ち合い、予約しておいたAirbnbの部屋にUberで向かいました。

5日の滞在で9万円、それを3人で割ったので、空港からの利便性とハリウッドへの近さなどを考慮すると妥当かなと思います。初日はサブウェイを食べて終えました。

ロスの高級住宅街

マリナ・デル・ルイ
マリナ・デル・レイ

2日目はサンタモニカ・ビーチに朝9時から行き、ビーチ沿いを歩きました(海に入ろうと誘ったら嫌だと言われたので、僕だけ入りました)。ゴールをマッスル・ビーチに設定して、歩くこと1時間で着いたのですが、当初期待していた、だれでも使えるアウトドアジムは閉鎖していて、仕方なく今度はマリナ・デル・レイに行くことに。驚くことに高級住宅がU字に連なっていて、その間には私用ボートが停泊していたのです。聞いたところによると、ここは別荘利用で来る人が多いとか。

昼はBrizoというカフェで海を眺めながらサンドイッチを食べたのですが、世界で一番美味しかったです。デザートにはCheesecake Factoryというところに行き、一切れ1800kcalのチーズケーキを3等分したのですが、それでも600kcal・・・アメリカですね。

ユニバーサルスタジオ・ハリウッド

ユニバーサルスタジオ・ハリウッド
ユニバーサルスタジオ・ハリウッド

夜には西海岸にしかないので有名なIN-N-OUT BURGERに行きました。シェイクとDouble-Doubleを頼んだのですが、夜にもかかわらず1,000円で収まったのは感動しましたし、味も美味しかったです。

3日目は念願のユニバーサルスタジオ・ハリウッドに行きました。混雑を予想していたのですが全然人がいなくて、計21ライドも乗れました(本格的な列に並んだのは1回もないくらいです!)。ハリウッドのユニバはStudio Tourというアトラクションがあるのですが、これがまたすごくて、バスに乗りながらユニバーサル撮影所の映画セットを回ったり、ライブアクションがあったり、とても楽しかったです。いままで実際に現地で撮影していると勝手に思っていたのですが、セットの凝り具合を目にして、映画の深さや製作の手間などを少しだけ理解できた気がします。

ほかにも、バタービールやチュロス、そしてThree BroomsticksというHarry Potterエリアにあるレストランなど、ユニバの世界を堪能できました。

UCLAとUSC

UCLA
UCLA

4日目はまず、朝にUCLAに行ったのですが、まあ! キャンパスがきれい。自然も多く、気候もよく、レストランも多い。ブラウンもこうだったらよかったのになと思わされました。

その後、あのビバリーヒルズに行きました。ビバリーヒルズに入った瞬間から漂ってきた高級感はいまだに忘れられません。

高級品店が立ち並ぶロデオドライブというところに行ったり(ロールスロイスが2台縦列駐車されていました。すさまじかったです)、写真を撮った後はハリウッドに行きWalk of Fameという有名人の名前が刻まれた道を歩いたりして観光をしました。

次に、Little Tokyoというエリアに行ったのですが、もう日本に半年以上帰国していない僕からしたらそこは天国でしたね。寿司屋、天ぷら屋、お好み焼き屋、弁当屋、雑貨屋など何から何まで日本にいるんじゃないかと錯覚するくらい立ち並んでいて、僕は寿司を食べたいと提案したのですが一緒にいた友だち(日本から来たばかり)に断られ、日本食スーパーでお弁当(僕はかつ丼を買ったのですが7ドルだけでした!)などを買って帰りました。かつ丼は最高に美味しかったです。

帰り際にUniversity of Southern California(南カリフォルニア大学)という有名映画監督を多数輩出していることで知られる大学に立ち寄ったのですが、ここも天国かと思うくらいキャンパスがきれいでした。

ミシガンへ

サンタモニカ
サンタモニカ

5日目は、まずサンタモニカ・ビーチに行ってお土産を買い、その後はマリブ・ビーチに行きました。こちらは前者と比べて混雑もしておらず、とてもリラックスしているビーチだなという印象を受けました。眺めも最高によかったです。埠頭の入り口にあるカフェでランチをしたのですが、テラス席で食べたタコスは忘れられません(30ドルしましたが(笑))。

夜は、人生初のKorean BBQを食べた後、夜景目的でグリフィス天文台に向かいました。徒歩で行く予定だったのですが、道があまりに暗く、夜も遅かったし、ホームレスの人がたくさん見受けられたことから、身の安全を危惧して引き返しました。久しぶりに恐怖心を覚えました。アメリカならではですね。

その後はミシガン州に向かいました。

この旅路も大変でした。というのも、まずコロラド州に2時間ほどかけて着いたのち、午後5時から午前5時までという最悪の乗り継ぎ待ちを行う必要があったからです。この待ち時間は店も閉まっており、やることがなく、貴重品も持っていたので寝たくはなかったので、『東京リベンジャーズ』という漫画を全部読み、三島由紀夫の『金閣寺』を読んで暇をつぶしていました。三島由紀夫の作品を読むのは初だったのですが、少し読みにくかったり、理解できないところもありましたが、おもしろかったです。

ミシガンには朝10時につき、ブラウンの友だちに迎えに来てもらってミシガン大学に直行することに。ミシガン大学は1年生ですら寮に住むことを強制されていないため、アパートを借りている学生が大半だそうで、今回は僕のブラウンの友だちの友人たちのアパートで1泊したのですが、とてもきれいで、筋トレ器具やキッチンも完備していて、とても羨ましかったです。

ミシガン大学の構内をとりあえず歩き回ったのですが、キャンパスがとても広く、授業も始まっていたため学生がうじゃうじゃといました。キャンパスの第一印象は広い&きれい。ブラウンは少し建物も古臭い感じがあるのですが、ミシガン大学はつねに新しい建物ができたりイノベーションがたくさん起きているんだなと思いました。

基本的に食事も自炊で、サンドイッチを作ったりしました。夜にはだべりながら人生で初めての『デスノート』を観ていたのですが、音声英語&英語字幕がけっこうよくて、結局どっぷりはまって37話全部観てしまいました。

2日目はミシガンの市内を歩いたり、カナダのオンタリオを対岸沿いから見渡せる公園内を歩いたりして過ごし、午後にはもう1人ブラウンの友だちが乗り継ぎでミシガンに来ていたため、3人でTaysteesというバーガー屋さんに行き、「いやこれどう見ても1200kcalはあるだろ」というバーガーを食べました。こういうのに限って美味しんですよね。

乗り継ぎ待ちの友だちと別れた後は、モールに行って買い物をしたりして、友だちの家にお邪魔することに。すごい豪邸で、夜ご飯はインド料理だったのですが、いままで食べたインド料理の中でもトップレベルで、本当に美味しい食事をごちそうしてくれました。食後は恒例の『デスノート』を朝4時まで観て寝ました。

ボストンへ帰還

ボストンへの車中<
ボストンへ向かう車中で

翌日はボストンに午後8時ぐらいに着き、ブラウンの近くに住んでいた友だちに空港に迎えに来てもらい、途中洗剤やシャンプーなどを調達し、1時間ほどでブラウンに到着しました。

僕は正式には9月5日までキャンパスにいてはだめなので、いまこの記事を書いている9月4日まで、友だちの寮に身をひそめています。

過去3回に渡って僕の夏休みをレポートしましたが、次回からは新2年生となった僕のブラウンでの生活をお届けしていきたいと思います。

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