ブラウン大学生活の余暇。ボストンへ! ニューヨークへ!

みなさんこんにちは! 5月も中旬に近づき、僕のいるプロビデンスでは、次第に夏の暑さに近いものが感じられるようになってきました。こちらの夏は、気温は日本の夏と同じくらいまで上がるらしいのですが、湿気が少ないということでちょっと楽しみにしています。

コロナのほうも、つい先日アメリカ全土で1日の感染者数が数か月ぶりに過去最低ラインに達したということで、だんだんと改善されてきています。

さて今回のブログではブラウン大学での生活から少し離れて、僕が春休みにしたことなどを紹介したいと思います。


ハーバード大学

ボストン観光

まずしたことは、ボストン観光です。

電車で約1時間のボストンはどうしても行きたくて、僕の友だちがハーバード大学にいる友人と会うということで、これ以上の機会はないと思い同行しました。

キャンパスから徒歩15分ほどのところにあるProvidence Stationからローカルで行き来している電車に乗り(週末パスで往復10ドルだったのでけっこう安め?)、Back Bay Stationというボストンのほぼ中心部にある駅に着きました。

着いてからはUberを使って10分ほどでハーバード大学についたのですが、まず思ったのは、ブラウンと建物自体の雰囲気は似ているものの、一味違ったオーラが出ているなということです。

ハーバードでは、John Harvardのあの有名な像を見たり図書館前の石段でくつろいだりしました。そして村上春樹の本を読んだことがある人にはわかるCharles River沿いのランニングコースも見ることができました。あそこであのかたが走っていたと考えると、どうも不思議な感じがしますね。

昼ご飯には近くにあるSantoukaという北海道ラーメンを提供しているお店に行き、半年ぶりのつけめんを堪能しました。アメリカでの食生活にはまったくもって不便していなかったのですが、久しぶりの日本食を食べて、あらためてありがたみを感じました。

その後、3キロほどにところにあるマサチューセッツ工科大学(MIT)に、ボストン観光も兼ねて(ほぼ住宅街でしたが)徒歩で向かいました。


マサチューセッツ工科大学

MITのキャンパスは、時代を先駆けるような建物が多くあった印象です。そして何より、外で作業している学生たちがみんな秀才にしか見えないのも印象的でした。

その日は天気もよくて風も心地よかったため、外のベンチで休憩をとりつつだべったりしていました。終電が8時だったので、始着点のBack Bayに戻りつつ、Charles Riverを横切るHarvard Bridgeを渡り、日帰りながらもボストンの全体写真を撮ったりして、十分にボストンを楽しむことができました。

ニューヨーク観光


ワールドトレードセンター・メモリアル

ボストンから帰ってきてから数日後に、今度は弾丸旅行でニューヨークに行くことに決まりました。予定は1泊2日で、World Trade Center MemorialやNew York Metropolitan Museum(The Met)、そしてTimes Squareを観光する感じでした。

ニューヨークまではプロビデンスから格安バスが出ていて3時間くらいで行けるらしいのですが、その存在を知らなくて僕たちは電車を使って行きました。中は新幹線みたいで、長旅でも十分大丈夫そうでした。

Penn Stationで下車し、Airbnbで予約した宿(とはいってもホテル)に向かいました。1泊1部屋120ドルくらいで、3人で割ったので1人40ドルくらいで済みました。

僕自身New Yorkは初めてで、New Yorkの通りはちゃんと数字が決められていて平安京みたいなものになっているのは噂で聞いていたのですが、実際着いてからどれだけこれが本当か驚きました。

通りが直線すぎて3キロ先まで見えるような感じで、どれだけこの大都市をつくるのに努力が注がれたかを垣間見ることができました。

僕たちの宿は28th Streetで、Manhattanのほぼど真ん中に位置していました。初日はWorld Trade Center Memorialに行く予定だったので、6キロほど歩いて向かったのですが、閉館時間を過ぎていたため入れず、結局Hudson River沿いを同じ距離だけ歩いて帰りました。

夜ご飯はあらかじめ牛角を予約していたので(今回の旅行の数ある楽しみのうちの1つ)、その時間に間に合わせるために急ぎました。日本で牛角に行くときは食べ放題を頼むのですが、今回のところでは食べ放題をやっていなかったため、Ninja Setというものを頼みました。やはり牛角の肉は美味しく、日本の米まで食べることができ、大満足でした。

デザートには和洋折衷のようなSmoreが出てきました。マシュマロを焼いてそれをチョコとビスケットで挟むもので、その美味しさからみんながSome more! (もっとくれ)と言ったことから名前がついたらしいです。

帰りにEdgeという建物に寄り道しました。みなさんは夜景を見る場所といえばEmpire State Buildingを想像するかもしれませんが、このEdgeというのはそれと並ぶくらいきれいな夜景を見られるということで好評らしく、僕たちもこれを目当てに行きました。

屋上は解放空間になっていて、屋根はなく、周りがガラスで囲まれている感じで、周囲の景色を一望できます。

そこから見た景色は、ぼくがいままで見た中で1番ではないかなというくらいの夜景で、ここは本当におすすめできます。


タイムズスクエア

そしてその日は最後にTimes Squareも訪れました。コロナ禍の平日ということもあって、人通りはいつもより少なかったらしいのですが、あの有名な場所に実際に行けてよかったです。

1つ明らかになったのは、電光掲示板などは、午後11時の疲れた僕の目と体に決してよくないということです。

ホテルに戻った後は、深夜に99 cents Pizzaという格安ピザからコストコのピザよりもでかいピザを頼み、Tom Hanksが出演しているので有名なda vinciシリーズを見ました。そして話し合いの結果、1日滞在しただけではNew Yorkはまわれないということで延泊することに。

2日目はマックで朝食を済ませた後、Brooklyn Bridgeにまず向かいました。


ブルックリン橋

僕がいままで見た橋の中では確実に1番大きな橋で、実際に渡ることができたのですが、純粋にこのような橋をゼロからつくった人間のすごさと、それをするにあたって必要だっただろうエンジニアリングに畏敬の念を抱きながら渡りました。

BrooklynにはMichael JacksonがMVを撮ったことで知られる駅に行ったくらいですが、Manhattanより落ち着いた感じがあって、これまたおもしろいなと感じました。

そしてアメリカに来て初の地下鉄に乗り、一気に北上して次の目的地コロンビア大学に着きました。その日はどうやら卒業式で、人がたくさんいて混雑していたのですが、有名なコロンビアに1度は行ってみたかったのでよかったです。


コロンビア大学

タピオカを飲みながらCentral Park を散策し、また地下鉄に乗り南に帰りました。夜ご飯はIzakaya MEWという居酒屋みたいなところで、僕は最後にいつ食べたかもわからないかつ丼を食べました。

宿に帰ってからは、たまたま同じ宿に泊まっていたブラウン大の学生を部屋に招いて、また99 cents Pizzaのピザ(これが1,000円くらいなので超お得)を頼んでだべったりしました。

最終日の3日目はまずThe Metに行きました。ここは超有名な美術館らしく、ゆっくり時間をとって作品鑑賞したかったのですが、時間がなかったため有名な展示だけまわることに。

日本のブースもあったり、ダヴィンチのひまわりであったり教科書で見るようなものがたくさんあってとても楽しかったです。

その後に向かったWorld Trade Center Memorialは9.11同時多発テロがきっかけで建てられたもので、テロ前後のNew Yorkの生々しい写真であったり、当時のニュースレポート、瓦礫や残骸、死者1人ひとりの写真などがあり、9.11についてたくさん学んだのと同時に、2度とこのような出来事が起きてほしくないなと強く思いました。夜ご飯にはクイックにラーメンを食べ、電車を使ってプロビデンスに帰りました。

いま書いている時点で夏学期が始まりそうなのですが、次回からはまたブラウンにシフトバックしていろいろ書いていきたいと思います。では次回!

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