博士課程二年目秋学期

はじめに

気がついたらいつの間にか2年生の秋学期が終わっていて、時間の経過がとても早くてびっくりしています。

今学期も電車が時刻表通りに来なかったりと日本ではあまり考えられないことが起こっていますが、さすがアメリカという感じです。

最後のクラス

博士課程の必須項目は授業と研究です。今までは比較的に授業中心でしたが、ついに今学期に最後の必須科目を取りました。

授業はbiochemistryで、主にmetabolism (代謝)についてでした。

授業の序盤は比較的シンプルな内容だったのですが、授業が進むにつれて色々なシステムが関わってきてどんどん複雑になっていき、なかなか大変でした。

クラス自体は院生だけではなく、大学生も取っている授業だったので、とても賑やかで、特にグループプロジェクトは面白かったです(やる事が多くて大変でしたが)。

プロジェクトの内容は授業に関係があって興味があるトピックについて論文を読んだりして調べ、Webサイトを作って発表することでした。

私たちのグリープは薬物のよって引き起こされる幻覚について調べました。

今まででも、薬物によって引き起こされる幻覚についてはざっくりとした知識はありましたが、分子レベルで調べたのは初めてだったのでとても面白かったです。

他のグループも、キノコに含まれる物質を調べて、なぜキノコが体にいいのかなどのページがあり、他のグループのページを読むのも楽しかったです。

テストやクイズなどはちょっと大変でしたが、今後の研究はなかなか成果がすぐ出ないと思うので、そういう面では授業が恋しくなりそうです。

今後もし取りたい授業があればそのクラスを生徒として取ったり、授業を教えている教授に直接伺い、授業を聴講できるようにしてもらったりします。

ただ、今までずっと授業やテストを受けてきて、ついに最後のクラスだと思うととても感慨深いです。

プロジェクトで調べたのはLSDという幻覚剤です。
 プロジェクトで調べたのはLSDという幻覚剤です。

博士課程進捗確認委員会(committee meeting)

今学期ついに初めての博士課程進捗確認委員会がありました。

博士課程進捗確認委員会は私の他に3人(committee members)で進めていきます。

1人は私の所属している研究室の教授で、もう2人は教授と相談しながら決めました。

条件としては、研究についてのアドバイスをいただけること、また私の研究内容についてある程度の知識がある教授であることです。(例えば具体的な研究内容は違っていても、大まかにコンピューターを使った研究をしている教授など)。

基本的に学期の後半にスケジュールされます。

ただ、これは自分自身の予定と教授たちの予定次第なので、私と同じ学年の人でも、希望して早めにする人もいれば、たまたまスケジュールの関係で私よりも2週間ほど早い人もいれば私よりさらに2週間も遅い人もいました。

私はサンクスギビング直前の火曜日でした。

大まかな流れとしては、ミーティンングの2週間前までに報告書を先輩や同じ研究室の人に読んで添削していただき、その後自分の所属している研究室の教授に見ていただきます。

又同じぐらいの時期に発表の練習として、同じ研究室に所属している人達の前で発表します。

その後、添削後の報告書をミーティングの1週間前までにそれぞれの教授に送ります。

そして、本番を迎えました。

今回は初めてだったので、比較的教授たちも今後どんな質問が予想されるのかの紹介や今後の研究のためのアドバイスの場でした。

答えられる質問もあれば、予想のしていなかった質問もあり、焦る場面もありましたが、なんとか合格できました。

Committee meetingの後にすぐに結果は教えられますが、詳しい結果は後日教授から直接聞きました。

その中の一つで私は研究内容の基本的な内容が甘かったので教授にフォローアップのミーティングをするように言われました。

 Committee meetingがあった会議室です。結構狭くてこぢんまりした所です。
 Committee meetingがあった会議室です。結構狭くてこぢんまりした所です。

フォローアップのミーティング

フォローアップのミーティングはcommittee member の一人と一対一でした。

その教授はウェットラボの教授ですが、環状ペプチドにとても詳しい教授です。

なので私があまり調べきれていなかったウェットラボ視点での意見や詳しい情報を教えてくださったり、私が疑問に思っていた内容に答えていただきました。

このミーティングはとてもリラックスした感じで楽しかったです。

その中で印象に残ったのは、5年おきに同じ研究内容でも知識や理解が変わっており、教授は私に2015年よりも前の論文を読むときは注意しながら読み、1990年代の論文は読まない方がいいとアドバイスをいただきました。

研究は今まで取っていた授業と違って答えがまだ出ていないし、あまり研究されていない項目を扱うのはわかっていたのですが、教授に今回はっきり言われてさらにその事が身に沁みました。

終わりに

今回は私の2年生の秋学期について書いてきました。

雪も降って寒くなってきて駅で電車を待っているのが辛くなる時期になりました。

ですから、できたら今後電車には時間通りに来て欲しいものです。

サンクスギビングの休みでSyracuseに行った時の写真です。ボストンよりさらに雪が積もっていました。運動靴しか持って行ってなかったのを後悔しました。
サンクスギビングの休みでSyracuseに行った時の写真です。ボストンよりさらに雪が積もっていました。運動靴しか持って行ってなかったのを後悔しました。

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