ついにブランダイス大学を卒業! 感動(?)の卒業式の模様をお届けします

みなさんこんにちは。つい最近、無事にアメリカのブランダイス大学を卒業したさきです。

今回は、卒業式について書いていきたいと思います。

卒業後のNY旅行
卒業の後に行ったNY旅行

アメリカの大学を卒業するために

まずは当たり前ですが、アメリカの大学を卒業するためには、卒業に必要な単位を取得し、必須科目を履修しなければなりません。

大学では、個々の学生の履修状況をシステムで管理しています。卒業に必要な条件を満たしている学生には、大学からたくさんのメールが届きます。

メールの内容は、卒業式に出席するか、名前の読みかた、招待客へのチケット、ガウン(卒業式で着るマントと角帽)の購入方法などです。ただ、ついついメールをチェックしない人もいるらしく、大学のブックストア(生協みたいなもの)にはガウンが余計に置いてありました。学生代表のスピーチの選考や国歌斉唱のオーディションは学期始めに行われたみたいです。

荷物チェックと金属探知機も

今年はプロテスト(ガザ地区での戦争に対するデモ)などがキャンパス内外で起こっていたので、とくにセキュリティのチェックが厳しいらしく、かばんのチェックがされることと金属探知機が設置されるという情報のメールも来ました。

また、チケットがないと会場に入れないので、私が招待客のぶんのチケットを申請する必要がありました。あとは、当日の流れが書かれたメールが届き、リハーサルも何もなく本番になりました。

卒業式の衣装
ガウンと帽子がこんなペラペラな小さな袋に入っていました

卒業式当日

当日は朝の8時15分に会場集合でした。会場は体育館です。

朝がとても早く、バタバタしていましたが、なんとか時間通りに間に合わせました。

卒業生の集合場所でまず身体検査を受け、その後に苗字のアルファベット順に並ぶように言われましたが、学生がごった返していて、とても大変でした。

9時の開始時間までずっとそこに待機だったので、もうちょっと効率よく集合できる方法はないのかと言っている人もいました。リハーサルも何もなかったので、私は何が何だかわからないまま前の人についていったら、会場入場になっていました。

式の間は日本とは違い、ヒュー、キャーという歓声があちらこちらから聞こえてきました。ステージを歩くのもドキドキしていたのですが、パッパと流れ作業のような感じで気がついたら終わっていました。

最後に帽子を投げる場面があったのですが、ついうっかりタイミングを逃してしまいました。事前に去年の卒業式の様子や、どんなかけ声で帽子を投げるのか聞いておけばよかったと思っています。

私の両親と彼氏が卒業式に来てくれたのですが、キャンパスに向かう車の渋滞がすごかったそうです。そして、メールで通知されたとおり、持ち物チェックがあって、金属探知機も設置されていたそうです。

私のことを探そうとしたらしいですが、入場しているときに私がどこにいるのかわからずじまいだったそうです。

卒業式にて
退場中の写真です

卒業式が終わって

卒業式が終わったら、一斉にたくさんの人が体育館から出ていきました。友だちと写真を撮ろうと思ってもいたのですが、あまりにも人が多すぎて、結局私はルームメイトたちとしか写真は撮りませんでした。ちゃんと写真を撮りたい人は、前撮りなどをしていたそうです。

そして、キャンパス周辺の道路とレストランがとても混みました。さすが車社会のアメリカです。

卒業式の後は、私は両親と彼氏と今後住むアパートの見学とタフツ大学(進学先の大学院)を見てきました。ちょっと予定を詰め込みすぎた気もします。

卒業式の翌日には退寮

卒業式の翌日の昼までに退寮しなくてはならなかったので、荷物をまとめるのも大変でした。

私たちの寮は6人が住んでいましたが、寮にものを置きっぱなしにしてはいけない決まりがあるので、寮を空っぽにする必要がありました。

このときに困ったのは、だれのものかわからない食器やソース、冷凍食品が出てきたことです。結局封が空いているものは捨て、空いてないものは持って帰りました。食品類は捨てるか持って帰るかしかありませんでしたが、家具などは、大学のフェイスブックのグループで欲しい人を募集しました。

飛行機移動が必要な友だちは、いかに荷物を少なくするかとても苦労していました。私はヨガマット、加湿器をゲットしました。

トランクの荷物
車のトランク。座席にも荷物があります。

研究室が閉鎖することに

じつは私が働いていた研究室の教授が大学を辞めるとのことで、研究室がなくなることになりました。

私は卒業するので影響を受けませんでしたが、大学院生の中にはコンピュータを使った実験からウェットラボ(薬品や装置を用いる実験形態)に変える先輩もいて、驚きの真只中です。

このようなことはたくさん起こるわけではないですが、あるとは噂で聞いていて、まさか自分の働いていた研究室でこういうことが起きるとは本当に驚きです。

まとめ

今回は卒業式について書きました。とても賑やかでバタバタした卒業式でした。感傷的になるかと思いきや、忙しすぎて気がついたら卒業式が終わっていました。

また、私の卒業証明書は卒論の成績が反映されたものが式に間に合わず、後日郵送で日本に届くことになりました。

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