日本とどれだけ違う? アメリカの高校の学食、外食、自炊
こんにちは。アメリカの高校に留学し、いまはマサチューセッツ州の大学に在学中のさきです。
前回はアメリカに来て驚いたこと、困ったことについて書かせていただきました。
今回はアメリカの高校の食事について書いていきたいと思います。
食事といったら個人的にホットトピックで、たくさん書きたいことがあるので、写真と一緒に紹介します!
アメリカの高校の食事は選択肢が少ない
私が留学したアメリカの高校はかなり田舎にあって、もちろん寮生活だったので、食事はほとんど学校の食堂で食べていました。
バイキング形式ですが規模の小さい学校だったので、あまり食事の種類はなく、大抵は2つのメインディッシュ、サラダバー、フルーツ、パスタの中から選ぶという感じでした。下の写真が、そのディッシュです。
片方のメインディッシュが嫌いなものだったときは、必然的にもう一方しかチョイスがないんですよ・・・。
私、あまりサラダが好きではないので、一気に太りました。本当に、ハッとしたら太っていました。あわてて体重計をAmazonで買って、できるだけ食べ過ぎないようにしました。この体重計は、大学にも持ってきて、いまでも使っています。
高校の寮にはキッチンもなかったので、金曜日の夜、たまに友だち10人くらいでデリバリーを頼んで、それをちょっとずつ、何日間に分けて食べていたりしました。デリバリーするところが遠いお店だったら、一定の金額以上じゃないと断られることがあるので、けっこう大人数で注文しないと美味しいお店の料理が食べられなかったんです。
週末は学校の食堂はブランチ(朝食とランチを兼ねた食事)しかやってないので、慣れるまではお腹がめちゃめちゃ空いていました。
ブランチは定番の卵、ソーセージ、ポテトのほかに何かという感じだったので、いかに飽きないように食べるかが卒業までのミッションです!
ワッフルを作る機械もあるので、たまにワッフルを食べるのが私流の作戦でした。共用冷蔵庫はあるんですけど、個人用の冷蔵庫は禁止だったので、冬の間は窓の隙間にオレンジジュースとか置いて週末の朝に飲んだりしていました。
長期休暇は食事も楽しみ!
そんな高校生活ですが、long weekend(週末を挟んだ3, 4日のお休み)とか感謝祭休暇など、日本に帰るには短すぎるけど、ちょっとまとまったお休みがあります。
そういうときには、友だちとレストランに行っていました。タイ料理、中国料理、韓国料理のお店に行くことが多かったです。友だちにタイ人、中国人、韓国人がいたので、注文などは全部友だちに任せちゃって食べる専門でしたが。
日本料理店が私の学校の近くにはなかったので、残念ながらボストン(車で1.5〜2時間くらい)まで行かないと日本食は食べられませんでした。ただ、カフェに行ったとき、たまたま日本人の人が働いていて日本語でメッセージを書いてもらいましました!
上の写真はタイ料理店で食べたココナッツミルク・アイスクリームです。とっても美味しくて日本でも食べたかったのですが、残念ながら業務用しか見つけられませんでした。右はボストンでのラーメンの写真です。
ボストンにはほかに、Hmartというアジアのものをたくさん売っているお店があるのですが、そこで日本のお菓子やカップラーメンを大量買いして、学校で食べていました。いまだにHmartにはお世話になっていますが、高校のときはいまの比にならないくらいお世話になりました。
友だちと料理をすることもありました。ブラウニーを作ろうという話になって、砂糖を入れすぎないようにしようとしたら、めちゃめちゃ苦くなって結局マシュマロを上に乗っけて予定よりさらに高カロリーになってしまったことも。
中国人の友だちに餃子の作りかたを教えてもらって、一緒に作ったいい思い出もあります。餃子はちゃんと美味しかったです。
寿司とSushiは別物
寿司はアメリカでもけっこう人気で、中国料理屋さんとかで売っていたりするのですが、日本で食べている寿司とは別物ですね、すしって言っているけど。
私は個人的に好きですが、日本の寿司をイメージ期待すると、ちょっと残念に感じちゃうかも。私も、以前は日本の寿司のほうが好きだったのですが、最近はアメリカのSushiにけっこうはまっています。この↓写真、美味しそうに見えませんか?
もちろん美味しい料理も!
ここまでアメリカの食事について、少しネガティブなことを書いてきましたが、ちゃんとしたところの料理は美味しいです!
イースター(復活祭)のときに、地元に住んでいる友だちの家族の食事パーティに招待してもらったのですが、めちゃめちゃ可愛いし美味しかったです(下の写真)。丘の上にあるレストランだったので、景色もよく、とってもエンジョイした記憶があります。
ほかにも、感謝祭の食事に参加させていただいて、ターキー(鳥)の丸焼きを食べたり、両親がアメリカに来たときに一緒に食べたステーキも美味しかったです。
そしてやっぱり、アメリカといえばハンバーグ、フライドポテト、ピザ、アイスクリーム。この4つはどこにでもあるけど、けっこう高確率で美味しいです。
まとめ
私は、日本にいたときは全然ピザを食べなかったのですが、アメリカに来てかなり食べる機会があり、友だちとハワイアンピザは許せるかの論争で盛り上がったりしています。ほかにも、アイスクリームのチョコミント味が美味しいかどうか議論したり。
食事はこのように、友だちと話すきっかけにもなります。アメリカの食事は、(ものによっては)美味しくない、太りやすい、といったネガティブな面もありますが、ポジティブな面もたくさんあります。
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