マサチューセッツ大学とタフツ大学。合格した2校のキャンパスを訪問!
こんにちは、アメリカのマサチューセッツ州にあるブランダイス大学(Brandeis University)に留学中のさきです。最近(2024年3月)は気温の変化が激しく、もうすぐ春の予感がしているマサチューセッツです。
今回は、前回の記事で予告した通り、大学院への訪問について書いていきます。
キャンパス訪問でもらったものを身につけて
合格者が招待されるキャンパス訪問
今回の大学院訪問は、合格をもらった人が招待されるものです。大学院が主催するもので、交通費、食費、滞在費も大学院が負担してくれます。スケジュールも大学院がたててくれます。都合が悪い人や、海外在住の人を対象としてオンラインで実施したりもしているそうです。もちろんこれとは別に、通常の大学院見学はいつでも、だれでもできます。
University of Massachusetts Amherst
University of Massachusetts Amherstのキャンパス
私は2校の大学院から合格をもらいました。まず訪問したのが、University of Massachusetts Amherstです。マサチューセッツ州の西部にある州立大学です。
大学の規模が大きく、私のほかに15人ほどが訪問に来ていました。2日かけての訪問で、なかなか大がかりなものです。
1日目には、大学院に入った後に予想されるスケジュールと必須科目、カリキュラムの説明がありました。前回の記事で、「ローテーション(複数の研究室にお試しで所属するシステム)が1年ある」と書きましたが、正しくは「1学期」でした。もし今回、訪問していなかったらずっと勘違いしていたかもしれません。
それからキャンパスツアー、そして大学院生による研究についてのポスターセッションがありました。その後、大学院生と教授と一緒に夜ご飯を食べ、食後は任意で参加できるゲームセッションがありました。この日はキャンパス内にあるホテルに泊まりました。上に載せたキャンパスの写真もホテルから撮ったものです。
2日目は、学生主体のクラブ活動の説明、そして教授とのミーティングがありました。その後に大学院生との交流、スケートなどゲームをする時間があって、夜ご飯です。
私は、スケートの時間に教授と会っていたのでスケートはしませんでしたが、とても有意義な訪問になりました。
University of Massachusetts Amherstから私が受けた全体的なイメージは、キャンパスが大きな都市から離れているだけに、大学側がいろいろなクラブ活動、イベント、スポーツを支援しているという感じでした。意欲がある人にはちゃんとサポートが届く環境になっているという印象です。研究室の教授は、学生にプレッシャーを与えず、助けが必要なときは必ずサポートするというような素敵な教授でした。
キャンパス訪問の記念にもらった品々
Tufts University
2校目はTufts University、ボストンにある私立の大学です。大学の規模は小さめで、訪問も1日だけでした。
今回の訪問はコンピュータを使った研究に興味がある学生だけの参加だったので、私のほかに2人しか来ていませんでした(後で話を聞くと、何人かは都合が合わなくて来られなかったそうです)。
はじめに入学後の大まかな流れについての説明がありました。
毎年、自分が働いている研究室以外の教授とミーティングをする決まりになっていて、いろいろな視点から自分に何が足りていないかなどのフィードバックがもらえるとのこと。規模が小さいからこそ、コンスタントに学生の状況把握ができているそうです。
その後、コンピューターを使った研究をしている教授のプレゼンテーションがありました。教授の年齢層が若く、とても話しやすい環境でした。さらに大学院生との交流があり、お昼ごはんを食べて、解散でした。
Tufts Universityの印象は、学生数が少ないだけに、1人ひとりの学生に目をかけるようにしているという感じでした。
研究室の教授たちも、とても学生思いで、個々に適した対応をしてくれている印象を受けました。滞在時間は短かったのですが、参加している人が少なかった分、学校についていろいろなことがわかりました。私のような人見知りにとって話しやすい環境でした。
大学院生たちには、研究室のことだけではなく、大学自体についての情報や、お給料、家賃の話なども聞きました。個人的に、大学に駅があってそのままボストンの街中に行けるのがとても便利だと感激しました。もちろん帰りはボストンに寄りました。
Tufts駅
おわりに
今回は大学院訪問について書きました。実際に訪問してみると、想像と違うところもありました。私が訪問した2校はいろいろな面で対照的で比較しやすかったのですが、逆に双方のいい部分も伝わってきたので、どちらの大学院に行くか悩んでいるのも事実です。
人によって合う学校は違うと思うので、私の意見だけを参考にするのはよくないと思いますが、実際に学校を見学するのとしないのとでは全然違うので、機会があればぜひキャンパスを訪問するといいと思います。それがむずかしくても、教授や在学生にメールを送るなどして情報を聞いたりするといいと思います。
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