留学してアメリカの小学校の先生になるまで 後篇

留学体験記  2020年12月29日

こんにちは♪

前回の記事では、アメリカで学校の先生になるための一般的なプロセスを紹介しました。
アメリカの学校で働いている先生のほとんどがこのようにして先生担っています。

今回は、これ以外の2つの方法を紹介します。じつは私はこっちの方法で、アメリカの公立小学校の先生になったんです(*^_^*)

サポートの先生や代講の先生になる

じつは、アメリカの先生って、競争率が高い仕事なんです。ですから、前回に紹介した方法で就職活動をしても、採用されない人も出てきます。

でも、あきらめないこと!! アメリカの学校には、担任の先生や教科の先生のほかに、サポートの先生(paraprofessional teacher)や代講の先生(substitute teacher)など、いろいろなポジションがあります。

サポートの先生は、クラスで担任の先生のサポートをしたり、補習が必要な少人数の生徒について、勉強のサポートをしたりします。

代講の先生は、担任の先生や教科の先生がお休みしたときに、1日~半年くらいの期間、代わりの先生を勤めます。

これらのポジションには、大学に在学中でも就けるので、このポジションで働いている大学生も少なくありません。とはいえ、これらのポジションであっても、願書を出して、校長先生と面接するというプロセスを踏むことになります。

私が英語と日本語のDual Language Program(2つの言語を教えるプログラム)で仕事を探しているとき、いま働いている学校の先生が個人的な理由でお仕事を休まないといけなくなり、長期間の代講の先生を探していました。そこで、私の願書・履歴書を見た校長先生が、電話をしてくれて、電話面接で採用されて、その2週間後に教師として働き始めました。

校長先生から採用の電話が来たときに、書類の手続きのために学校に来るように言われたのですが、私は当時、別の州に住んでいて、車と飛行機で5時間かかるのですが「こんなチャンスはない!」と、すぐに飛行機を予約して、当日朝5時に家を出発して、その学校に向かいました(^^;)

そして書類の手続きなどが終わると、「2週間後にはポジションが空くから、それまでにこっちに引っ越して、学校で働いてくれますか?」と言われて「2週間!?」と思いながらも、「わかりました!!」と返事をして、家に帰ってすぐ引っ越しの準備をして新しい家を見つけ、友だちにさよならを言って引っ越しました。いまでも、よくがんばったな~と思います(笑)

この方法のいいところは、このポジションで評価されたら、そのままその学校で担任の先生や教科の先生として採用される可能性が高いこと。私自身、次の年から教科の先生として同じ学校で採用されました。

もし採用されなかったとしても、このポジションを通して教師としての経験を身につけているので、他の学校への就職活動の際に有利です。アメリカは実力社会です。経験がある人がどんなことにおいても有利で、経験がないとなかなか採用されません。そのため、サポートの先生や代講の先生、ボランティアでも経験を積んでおくことが大事です。

仮教員免許を取得して、先生になる

これも私がとった方法です。大学を卒業していれば、5年間などの短期間の仮教員免許(Transitional Teaching Certification)を取得できます。

これは、教育学部は卒業してないけど、やっぱり教師になりたい! という人や、教育学部を卒業したけど、他の州で教師になりたい! という人のための教員免許です。

そうなんです。アメリカは州によってルールが違うので、州によって教員免許も違うのです。私は、日本の大学を卒業して、中学・高校の体育の教員免許を取得しました。そして、ネブラスカ州の大学院を卒業して、小・中・高校のスクールカウンセラーの教員免許を取得しました。いま働いている小学校はイリノイ州なので、イリノイ州の小学校の教員免許が必要です。もちろん、日本やネブラスカ州で取得した免許をイリノイ州の免許に変更したのですが、小学校の教員免許はもっていないので、もう一度大学に戻って、小学校の教員免許を取得する予定です!! 楽しみ☆

ここだけの話、私は将来、小学校の先生になるなんて一度も思っていませんでした! 小学生なんて教えられないよ~と思っていたのですが、実際に教えてみるととても楽しいです。将来のことなんてまったくわからないですよね!

以上、アメリカで先生として働く方法を紹介しました。読んでくれてありがとうございます!(^^)!

アメリカの学校は、日本の学校と違うところがたくさんあり、とても楽しいです!

☆お・ま・け☆

最後に、アメリカで先生になりやすいポジションや教科を紹介しましょう(私見ですけど)。

1つめは、Dual Language Programの先生です。日本語と英語の両方を使えるという強みを生かして働くことができます。

2つめは、ESL(English as Second Language)の先生です。いま、アメリカでは英語が母語ではない子どもや家族が増えています。私たちも英語が母語ではないので、生徒に寄り添ってサポートすることができます。

3つめは、特別支援(Special Education)の先生です。「すべての生徒が成功する」ことを教育目標として掲げているアメリカでは、特別支援の先生のニーズも高まっています。

4つめは、算数や理科の先生です。アメリカでは算数や理科に力を入れようという動きが強くなってきています。そのため、算数や理科の先生をより多く採用する学校も増えつつあります。

ぜひ、みなさんも、アメリカで先生として働くことを考えてみてください(*^-^*)

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