タフツ大学大学院に入学前の夏休み。ボストンでの留学生活がスタート!

おひさしぶりです、アメリカのブランダイス大学を卒業し、アメリカの大学院への入学を控えているさきです。

今年の夏は大学院入学へ向けての準備や、いままでしたことがなかったことをたくさん経験しています。今回はそんな私の今年の夏休みについて記事を書いていきます。

ボストンの定期
ボストンの交通機関の定期

アパート暮らしを始める

いままでは大学の寮か、大学キャンパス近くの部屋を同じ大学の学生から夏休みの間だけサブリースして住んだりしていましたが、大学院生活を控えて、アパートを自分で調べて住み始めました。

いままでの部屋は家具付きだったのですが、今回は本当に部屋だけだったので、多少あたふたしましたが、無事に引っ越しもすみました。家具は今後少しずつゲットする予定です。

アパート選びのときにこだわったのが、駅近でスーパーに行きやすい場所にあること。車はありませんが、便利な生活になりました。

大学の寮とは違い、壁の厚さもほどほどあって、自分でエアコンの温度を調節できるようになってとても満足しています。日本食が恋しいので、紫蘇の栽培も始めました。

アパートで紫蘇栽培
アパートで紫蘇の栽培

夏休みにタフツ大学で研究

今年の夏は、9月から進学するタフツ大学で研究をさせていただけることになりました。前の大学もそうでしたが、エアコンがとても効いていて夏なのに寒いぐらいです。

お給料は時給16ドルで、大学生のときと同じお給料です。やっぱり大学のときと同じで、computational chemistryの実験をしています。

実験内容は、implicit solvent modelという実験方法の改善です。大学でやっていた研究とは内容が違ったり、使っているソフトウエアが違ったりと日々四苦八苦しながら学ぶことばかりです。

いま働いている研究室が新しくできたばかりの研究室なので、先輩はいません。わからないことがあったら教授に質問に行くシステムになっています。

私のほかには2人研究室で働いています。1人はポスドクで、もう1人は私と同じく9月から正式に院生になる学生です。じつはポスドクの人は、前の大学の研究室で一緒だった人です。前の研究室がなくなるのでどうするのかな〜と思っていたら、まさかの同じ研究室にいたのでびっくりしました。

みんな違う内容の研究をしていますが、使っているソフトウエアが一緒だったりするので、基本的な疑問などはお互いに質問しあっています。教授との一対一のミーティングとグループミーティングが週に1回ずつあります。

お昼ご飯は自分で自宅から持って行っています。大学の食堂もお金さえ払えば使えるそうです。私はあまり探検するタイプではないので使ったことがないですが、ジムなどの施設も使えるようです。

研究室のデスク
研究室のデスク

電車通学という新たな体験

大学生のころの生活との一番の違いは、電車通学していることです。乗り換えが必要で、Commuter RailとGreen Lineを使っています。

最寄り駅までは徒歩10分以内なのでとても便利ですが、電車がなかなか時間通りに来ないのが少し大変です。Commuter Railは30分おきに来るはずですが、行きの電車は10分から20分くらい遅れるのが当たり前です。

乗り継ぎのGreen Lineはほどほどの頻度で来ますが、時間通りかといえば、そうでもないかも。

一番困ったのが、乗ろうと思った電車が早めに出発してしまったことです。結局次の電車が比較的すぐに来たのでよかったですが、携帯で確認したら「早めに出発」と出て本当に焦りました。

ボストンにはチャーリーカードというICカードがあります。Commuter Railは距離別で値段が変わり、Green Lineの値段は一括です。ただ、私は月90ドルで指定の距離内であれば、Commuter Rail、Green Line、その他の公共交通機関のどれでも利用可能で乗り放題になる定期券を使っています。

学生割引もあるそうですが、夏休みの間の申請の仕方がわからず、今度の9月からは学生料金の月80ドルのプランを購入しました。

新学期へ向けての準備

新学期の前にやることはいろいろありますが、まずは必要書類の提出です。

合格はもらっていますが、大学の最終成績を学校に送らないと正式な合格にならないので、まずは最終成績をタフツ大学に送りました。その後に健康診断とワクチン接種の記録、緊急連絡先などの情報を提出しました。

7月に入ってからは、受講クラスの選択、TAの仕事のシフトの提出など、大学院生活について現実味を帯びた準備が始まりました。さらに、オリエンテーションの予定も発表され、ますます現実味が湧いてきました。

オリエンテーションはZoomのものもあれば、対面のものもあります。ただ、オリエンテーションは丸1日ではなく、数時間のセッションが1週間ほどあるので、要注意です。私はついうっかりオリエンテーションの存在を忘れてしまい、いまの仕事を授業開始の1週間前までに入れてしまったので、夏休みが潰れてしまいました。

オリエンテーションのスケジュール
オリエンテーションのスケジュール

おわりに

今回は私の今年の夏休みについての記事を書いてきました。すごく忙しそうに思われたかもしれませんが、もちろん夏休みなので適度にリラックスした生活を送っています。ハイキングできる場所や海が近くにあるので週末はアウトドアの生活を満喫しています。

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