コロナが収束しつつあるブラウン大学。普通の学生生活が戻るか?

お久しぶりです。前回の投稿からもう1か月以上たちますね。学期中は毎週・毎日ルーティンのような生活を送っているので、時間がたつのがとても速く感じます。

月曜日には離散数学の宿題を出して、火曜日は線形代数の宿題、金曜日にCSと統計の宿題・・・を繰り返していると1か月なんて本当にあっという間です。

今回は、プロビデンスでコロナが落ち着き始めて、ブラウン大学もいろいろ規制を緩和するようになったので、具体的にどのような変化があったかを書きたいと思います。


イートインできるようになった食堂

食堂で食べられるようになった

6月から、遂に食堂がテイクアウトのみだったのが、食堂で食べる or テイクアウトを選べるようになりました。これは僕的にはすごくうれしい変化でした。

いままでの食事もおいしかったのですが、やはり友だちと机を囲んでしゃべりながら食べるご飯は格別においしい気がします。ビュッフェ形式ということもあり、ご飯のレパートリーも増えて、日々の楽しみが1つ増えました。

食堂で食べることのもう1つのメリットは、友だちだけではなく顔見知りに会えることです。ある日のこと、どっかで見たことあるなという顔を見かけたので、

僕:Were you in Math 180 last semester? I feel like I’ve seen you somewhere.

(先学期の数学の授業とってた? 君の顔どっかで見た気がするんだよね)

彼:Dude, same! Yeah, I was in that class. Were you in Tyler’s section?

(ちょうどそれ思ってた。そのクラスとってたよ。タイラーのセクションにいた?)

僕:Nah I was in Angela’s.

(いやアンジェラのだよ)

彼:Nice. You wanna grab something to eat later?

(あとで何か一緒に食べない?)

僕:Heck yeah. Just message me or something later.

(いいね。メッセージかなんか後でちょうだい)

こういう風に会話を通じて、顔見知りから友だちに展開していけるのが、食堂です。

僕の寮にある食堂では、まだ中では食べられません。でも料理のレパートリーが大幅に増え、なんといってもソフトドリンクマシンがいつでも使えるようになったので、喉が乾いたらエレベーターを使って食堂に行って飲んだりなどを繰り返していました。

新しいコンビニがオープンした

 


学生でごったがえすコンビニ

もう1つ嬉しい出来事が、Andrews Convenience Storeが開いたことですね。僕たち1年生は強制的に週20食と200ドルのflex points(お菓子とか買うのに使ったりできる)というミールプランに毎月加入しているのですが、いままではこのflex pointsを使えないでいたんですよね。

そこで大学側が僕の寮のすぐ下にこのコンビニを開設してくたんですよ。売っているのはプロテインバー、エナジードリンク、カップヌードル、お菓子、冷凍食品など本当にさまざまで、それがすべてflex pointsで買えちゃうんですよ。

それで僕みたいに、まったくflex pointsを使っていない人だと400ドル分くらいあるわけなんで(1学期に200ドルなので)、もうそれは富豪みたいに爆買いをしましたね。

計4回行ったのですが、行く度にプロテインバーを1箱そっくりカゴにどかーんといったり、エナジードリンク1ダース買ったりと楽しかったです。でも、ディズニーのどのアトラクションよりも並びます(レジが1台しかないため)。

友だちとでかける機会が増えた


ボストンの美味しいピザ屋さん

規制緩和に伴って、寮の友だちと週末に遊びにでかけることも多くなりました。

Black Widowの新作映画がいつかの金曜日に出たのですが、その当日にみんなで近くのモールに観に行ったり(Providence Placeという名前のモールで、サイズは中規模イオンぐらい。映画館からアーケード、食堂、洋服店などが並ぶ)、また友だちの誕生日には車を借りて少し遠方まで行ってお祝いディナーをするなど、活動範囲が広がった印象があります。

印象的だったのが、その友だちのお祝いをするレストランに行ったとき車に全員入りきらなかったので、じゃんけんで負けた僕がトランクに詰め込められたことですね。意外とあそこから眺めた景色がきれいで驚いています。

独立記念日に4連休があったのですが、その連休中は1泊2日のボストン旅行に行きました。やっぱり1時間弱で行けてしまうので本当に便利です。

ボストンでやったことは前回と対して差はないのですが、ハーバードとMITに行ったときにチームに分かれて在学生を装っていかにLinkedInのコネクションをハーバードとMITの卒業生とつくれるかのバトルをしたのはいい思い出です。結局僕たちのチームが勝って、負けたチームからいい値段のするバーガーをごちそうしてもらいました。

今回思ったのが、ハーバード大学付近の町がとてもきれいでいいなっていうのと、日本食屋さんが多すぎたこと。とくにSantoukaという北海道ラーメンを提供している店は最高です。日本食以外にも、&PizzaといってSubwayの要領で自分好みのピザをつくれるレストランがあるのですが、いままで食べたピザの中で一番おいしかったといっても過言ではないです。

マスクをしなくてよくなった

一番大きな変化は、基本的にマスクはもうしなくいいことですかね。PCR検査会場と病院のほかは、マスクなしで行動することをよしとされたのです(2021年8月時点で、マスク着用は再度義務化されています)。

これはすごくうれしかったですね。

ジムでもトレッドミルを使うとき、もうマスクしなくてもいいし、食堂もマスクいらないし、授業もマスクなしで机と机の距離も離れてないし、と少しコロナ前に戻った感じがして懐かしいというか、早く普通の世界に戻りたいと強く思いました。

以上、コロナが収まりつつあったブラウン大学での生活の変化でした。僕自身もいろいろ変えたことがあるのでそれを少しお話しします。

デスク環境を整えた


進化したデスクトップ

PCについて、これまで僕はラップトップ1台で乗り切っていたのですが、やはりコードを書いているときとか毎回凝視しなきゃいけないし、ビルトインスピーカーもあんまりということで、一念発起して自分のデスク環境を改善することにしました。

まず目をつけたのがモニターです。やはり僕の周りのCS(コンピュータ・サイエンス)専攻を考えている人はみんな使っていて、僕自身エディター(intellij, VSCodeなど)は大きいほうがいいと思っていたので、アマゾンのプライムセールで売っていたものを買いました(このモニターが使いやすすぎて、値段も安めということでもう1台買って、スクリーン3つでこれからはやっていきます。ちなみにAcerというブランドです)。

次はスピーカーで、これはアマゾンでめちゃくちゃ高評価がついていた40ドル前後のやつを買ったのですが、実際手にとって使ってみて最高にいいです(コスパ的にも)。いままで中国語の授業とか聞きとりにくいこともありましたが、スピーカーのおかげでそれもなくなり、動画や音楽も格段に聞きやすくなりました。

そしてキーボード。これは日本人の友だちでブラウンにいる人からお勧めされたKeychron k2というモデルを買いました。このキーボードは本当にゲームチェンジャーです。タイプするスピードも格段に速くなるし、僕のはblue keyといって「カチ」とキーを押す度に鳴るので押すのが気持ちいのと、コード書いているときになんか気分が揚がる感じがして好きです。

最後にXP-PEN G640という絵描きタブレットです(15ドル!)。これを買った理由は絵を描くからではなく、計算などを紙でやるより、OneNoteやMicrosoft Whiteboardを使ってやりたいなと思ったからです。要はiPadでノートをとる要領です。正直コスパで言ったら最強です。

これからはこのセットアップでがんばっていきたいと思います。

今回は近況のアップデートでした! また次回の記事でお会いしましょう!

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