ブラウン大学で初の期末試験! 次の学期にとる科目も思案中
みなさんこんにちは! 3月も終わりに近づき、いよいよ春らしい日が続くようになりましたね。ロードアイランドでもここ1週間は8度から9度の日が続いていて、長袖1枚でも過ごしやすいほど暖かくなってきました。
ブラウン大学のコロナ対策
新メニュー「ポケ丼」
日本ではコロナがまだ猛威をふるっていると聞いているので、状況がよくなることを祈っています。
ロードアイランド州では、州全体でも1日平均370人くらいにまで抑えられていて、減少傾向にあります。
ブラウン大学では、先週1週間で行われた14,000件の検査のうち、陽性反応は22件(陽性率0.2%)だったそうです。ですので、少なくともこちらでは安全に生活できています。
相変わらず週2回のPCR検査は必須で、つい先日はマスク30枚ほどとハンドジェルが配布され、依然としてコロナ対策は緩和されていません。
しかし一昨日のニュースでは、4月19日からロードアイランド州民にはワクチンが配布されるとのことで、希望の兆しが見えてきた感じです(留学生に適用されるかどうかはまだ明らかではありませんが、ブラウンが大学として何かしらのアクションをとる可能性が高いと思います)。コロナ後のニューノーマルがどのような形をとるかまだわかりませんが、早く元に戻りたいですね。
期末試験に向けて
ブラウン大学のキャンパス
春学期も気がつけばあと1か月と少しで終わりを迎えます。
4月12日からはReading Periodといって、4月19日から23日の間に行われるFinal Exam(学期末試験)の対策のための学習期間になります。
この期間中は授業はほとんどなく、すべて自主学習に捧げられます。そしてこの期間に入ると学生は自由に家に帰ることができます。いまのところ、僕の周りの人はみんな帰る予定があるのでブラウンに残るのは一部の留学生くらいといった感じです。
試験が終わると休みに入りますが、そうなると、どうやら寮、ダイニングホール、ジムなどの大学施設が閉まるようです。まだキャンパスに残る留学生向けの案内などが来ていないので、どこに滞在するのか、食事はどうするのか、わかりません(来週中には案内が届くらしいですが)。
友だちもほとんど帰るということで、何をしようかなといろいろ考えているのですが、いまのところは最近できていなかった読書であったり、夏学期にとろうと考えている授業の予習、オンラインでできるバイトなどをしようかなといった感じです。
また休み中にできるだけたくさんの場所にランニングがてら行きたいなとも思っていて、マサチューセッツ州まで走ったりとか、まだ訪れたことのないRoger Williams Parkという動物園がある公園(東京の上野公園みたいな感じだと思います)などの候補を挙げている感じです。
あとは純粋にプロビデンスのダウンタウンを探索したいという欲もあります。学期中は週20食をダイニングホールで食べるので、ほとんど毎日決まったようなメニューなのですが、休みに入ると大学のすぐ近くにあるThayer St.という通りにあるグルメ巡りであったり、美味しい日本食屋さんを探すのも悪くないですね。次回の記事までには考えておきます。
次の学期にとる科目
友だちとサッカー
夏学期にとろうと考えている授業については、まだこれは決定ではなく、Pre-registrationという仮決定といった形になっています。
以前にも書きましたが、夏学期が始まるとまたShopping Periodといって、2週間いろいろな授業をつまみ食いして、3〜5科目に絞る期間があります。その期間中、興味ある授業を足したりできるので、毎回僕のShopping Cart(Shopping Period中に受ける授業)は変わります。いま、僕のカートには以下の授業が入っています。
- 中級マクロ経済学
- 上級線形代数学
- ダイナミクスと振動
- 中国語
- 導入アルゴリズムとデータ構造
- ブロックチェインと暗号通貨
- 統計的推論I
- ギリシャ神話
- 神経科学入門
このように、9クラス中3つしか文系科目がなく、6つがSTEM分野の科目となりました。以下、そのうちのいくつかを紹介します。
中級マクロ経済学
この科目は中級クラスですが、教授にダメ押しでお願いしたら入れてくれたということでカートに入っています。とろうと思った理由は
- そもそも経済学を勉強したことがないから
- 自分が住んでいる世界をもっと経済学を通して解像したいから
です。教授に入れてもらったからには、休み中に導入クラスをとった友だちからノートを借りて独学して準備するつもりです。
上級線形代数学
このクラスはいまとっている多変数微分積分学の延長線上にあって、その名の通り線形代数学を学びます。普通の線形代数学とのおもな違いは、証明の数が多いくらいです。一応いまのところは上級と普通の両方をショッピングする予定ですが、どうやら上級のほうを教える教授が有名な方らしいので楽しみです。数学はこの科目を含めてあと2つくらいは在学中にとろうかなと考えています。
ダイナミクスと振動
こちらはいまとっている上級工学導入の次のクラスとなっています。工学を勉強するのがけっこう楽しいので(苦しみのほうが比重は高めかもしれませんが)。上級導入と普通導入をとった学生がこのクラスで合流するので難易度は下がるかもしれません。
中国語
中国語はもともと通年の科目ですので、これは今学期の続きになります。今学期は毎朝9時から始まっていたのですが(これのおかげで朝早起きをする必要がありました)来学期は毎日12時からなので朝は少しゆっくりできるようになります(月水金は8時半からマクロ経済学の授業があるので早起きしなければなりませんが)。中国語を学ぶのはすごく楽しくて、教授もみんな優しいので来学期も楽しみです。できれば4年間、毎学期中国語の授業をとりたいです。
導入アルゴリズムとデータ構造
このクラスも今学期とっているJAVAの授業の続きで、いままでプロジェクトベースだったものが少し抽象的になり、アルゴリズムとかを学ぶ授業になっています。この変化が吉と出るか凶と出るかはまだわかりませんが、とりあえずは楽しみです。
ブロックチェインと暗号通貨
このクラスはコンピュータサイエンスの学科が設けているもので、その名の通りクリプトカレンシーについて学びます。この分野についてはまだ赤子同然なので何ともいえませんが、講義をする場所がCITといってコンピュータサイエンス学科のメインの建物でどうやらとても立派らしいので、最終的にとるとらない関係なく1度は建物を見ておきたいと思います。それでおもしろかったらWIN-WINといったところでしょう。
ギリシャ神話
このクラスをカートに入れた理由は純粋にこのトピックに興味があったからです。またこの科目はWRITクラスといってライティング重視をしているクラスなのですが、ブラウンでは最初の2年と最後の2年の間に1つのWRITクラスをとらなければいけないというルールがあるので、それを満たすためでもあります。
神経科学入門
最後は神経科学入門なのですが、これはまったくもって新しい分野なのでなんともいえませんが、とりあえず最初の授業に出てみようみたいなノリでカートに入れました。
以上が来学期とるかもしれない科目になります!
次回はまた僕のキャンパスライフなどについて書きたいと思います! ではみなさんまた次回お会いしましょう。
Kentaくんの記事一覧
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- 第6回 アメリカ大学受験のカギを握る「推薦状」と「大学個別のエッセー課題」について
- 第7回 いよいよ渡米! 2つのスーツケースと共に、ブラウン大学に向けて飛び立ちます!
- 第8回 ついにブラウン大学に到着! 入寮からPCR検査まで
- 第9回 PCR検査は週に2回。ブラウン大学の隔離生活
- 第10回 ブラウン大学の日常。寮生活から勉強、週末の過ごしかたまで
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