カテゴリー: 単位.編入 

留学を考えて、英文科にしたのですが、大学の編入には英文科は不利ときいたのですが?

将来の留学に備えて、英語ができないとなにも始まらないと英文科としました。どういった理由で不利になるのでしょうか?


編入に必要なのは、一般教養の単位、英語は不利なケースもあります。

日本の短大の英文科や英語科の学生は、編入に不利な場合があります。

留学するのだから英語を勉強した方がいいと思うでしょうが、ある意味でそのとおりですが、編入するには不利な面があるのです。というのは、編入に必要なのは、一般教養科目の単位です。
日本の短大の英文科では英語読解とか文法とか英作文などという科目がありますが、これらは、アメリカでは単にセカンドランゲージとしての英語ですから、単位としては認められません。大学レベルの一般教養科目ではないわけです、つまり、「英語」を目的とした勉強は単位にならないのです。
いくらシェイクスピアを勉強していても、シェイクスピアの作品を訳しているだけではダメなのです。シェイクスピアを論じたり、批評したりしてシェイクスピアを研究しているのなら、単位として認められます。
英文学はだめですが、英文学史ならば、アメリカ人にとっても英語を勉強しているのではなく、歴史を勉強しているので単位になります。ですから、英語読解、文法、英作文などを勉強してきたことは、英語力テストの点数では効果が発揮されますが、編入するときには有効ではないということです。
留学や編入を考えるのなら、英文科でも一般教養科目を意識的に多めに取っておくことが必要です。
アメリカ留学を考えるのなら、日本の短大や大学でどんな科目を取ればいいのかを考えることは、留学を非常に有利にします。





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