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アメリカの大学出願に必要なエッセーって何ですか?

アメリカの大学に留学する際には、出願書類としてエッセーというものを提出しなければならないと聞きました。このエッセーって何ですか?


エッセーとは、出願する大学に自己アピールする作文です

アメリカの大学に出願するにあたっては、エッセーを提出します。合否はもちろん、奨学金の獲得にも大きく影響する、とても大切な書類です。

エッセー(Essay, Personal Statement)は、出願する大学に自分のことを知ってもらうための、またその大学に入学したい熱意を伝えるための作文です。

成績や英語力テストのような、数字では表せない個人的な経験、価値観、意欲、目標、魅力などをアメリカの大学に文章でアピールするのがエッセーです。あえて、「いい作文」を書こうとするよりも、自己アピールのための最大のチャンスと考えて、自分らしさ、ユニークさを存分に打ち出した作文をめざしましょう。

エッセーのトピックは、書き手の自由に委ねられる場合と、それぞれの大学から質問や課題が与えられる場合とがあります。分量の目安は英単語で500~700単語くらいです。

・なぜアメリカの大学に留学しようと思ったのか?
・なぜその大学に行きたいのか?
・その大学でどのような貢献ができるのか?
・大学の4年間でどんなことを達成したいのか?
・将来は何をめざすのか?
・これまでに直面した苦難と、それをいかに克服したのか?

など、トピックは多岐に渡ります。

アメリカの大学はエッセーを通して、文章力・構成力だけでなく、一人ひとりがどんなことに興味をもっているのか、どれだけ自分なりの意見をもっているのか、まだどれだけ個性的なのかを見ようとします。

大切なのは、何といっても「自分自身である」こと。その人にしか書けない個性豊かな作文によって、書き手の人物像がくっきりイメージできれば、しめたものです。

日本ではエッセー(随筆)というと、日記のようなものを筆のおもむくままに書くというイメージがありますが、アメリカのエッセーは、構成がしっかりしていて、きわめて論理的なものです。留学を志す人は、この構成にまず慣れなければなりません。

アメリカでは、エッセーを書く作業は、「自分自身の旅」にたとえられます。エッセーを書くことを通じて、いままで知らなかった自分を発見できるかもしれませんよ!

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