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アメリカの大学に留学中に、取得単位が不足して退学されそうになっても、交渉って可能?


「話し合う」、つまり交渉することはアメリカの大学では効力を発揮します

単位不足で退学になりそうになっても強気に交渉する:

ある日本人留学生の話です。英語力の問題などもあり、最初の小テストで0点を取ってしまいました。その際、アメリカ人の友達が、「テストで悪い点を取ったら成績が悪くなるから、ドロップしたほうがいいよ!」などと無責任なアドバイスをしたようです。
彼は友達の意見に従い、ドロップ(drop)して、そのまま学期を終えてしまいました。しかも成績は良かった(B平均)ので一安心していたそうです。

しかし、実は彼は12単位ギリギリで登録していたのです。この場合は、他の科目を加えて(add)登録しなければならなかったのです。アドバイスをくれたアメリカ人は、日本人留学生の場合、「12単位を取らなければ帰国処分」ということを知らなかったのでしょう。また、アメリカ人はfull-time studentでなくてもいいので、留学生も大丈夫だとも思ったのでしょう。

日本人留学生にはビザとの関係がある:

後になって、留学生担当の先生が彼が12単位を取っていないという事実にやっと気付きましたが、あとの祭りです。彼はfull-time studentとしてのステータスを確保できていないので、移民局から滞在許可をもらえないということになり、帰国処分の結果が出ました。

ここで交渉が始まる:

しかし、ここで引き下がっては留学生の名折れ。彼が9単位しか取得していなかった時点で、大学側から何のアドバイスもなされなかったことを盾にとって、これは大学の怠慢なので責任をとるよう交渉したのです。その結果、大学から移民局にかけあってもらい、復学できることになりました。

留学生は12単位は確保しましょう:

「12単位を取らなければ帰国処分」ということを知らなかった留学生は怠慢といえますが、泣き寝入りをせず、相手の落ち度を指摘して交渉する、強気の精神も留学サバイバルには必要です。
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