カテゴリー: 成績 

アメリカの大学の授業で悪い成績を残さない方法はありますか?

アメリカの大学で悪い成績をとるとGPAが下がるので困ります。GPAを下げないために、その科目の履修をとりやめることはできますか?


手に負えないと感じた授業なら、早めに受講を取り消すことができます

ある科目を登録して授業に出たけれど、どうも手に負えない予感。できるなら、それを記録に残さないようにしたいと考える場合には、いくつか方法があります(勧めているわけではありませんが・・・)。

①ドロップ・アンド・アッド(drop and add)

Dropは、ある科目を登録したけれど、授業に出てみて、ちょっと手に負えないと感じたり、いい成績が取とれないとわかったら、学期の最初(だいたい2週間以内)に履修を取り消すこと。

履修を取り消したら、その科目の成績は残りません。

一方、この期間中に新たに科目を追加することをaddといいます。

気をつけたいのが、dropしたことによって、「フルタイムの学生」として、最低とらなければならない単位数(12単位)を下回らないようにすること。

②ウィズドロー(withdraw)

これは、drop and addの期間が過ぎた後に、科目の登録を取り消すことができるシステムです。この場合も成績は基本的に残りません。

ただし、withdrawした時点の成績により、WP(withdraw pass:その時点でパスしている状態)の成績であったか、WF(withdraw failure:その時点でパスしていない状態)かのどちらかの記録が残ります。

注意すべきことは、やはりwithdrawすることによって、その学期の取得単位が12単位を下回らないようにすることです。

③リテイク(retake)

悪い成績をとってしまっても、場合によっては再挑戦することができます。これをリテイク(retake)といいます。

Retakeすることで挽回できれば、以前の悪い成績が置き換えられて消えるわけで。

ただし、大学によっては、最初にとった成績が残るので要注意。

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「アメリカの大学の学業生活」
科目の選び方、時間割の例、授業の進み方・乗り切り方、宿題・レポートのコツ、など!
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