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授業
アメリカの大学に留学すると、テストのほかに、ペーパーが大変と聞いています。ペーパーとは難しいものですか?
留学してる人がいつもペーパーで忙しく、勉強が大変と言っていますが、あまり日本の大学では聞きません。どういう風に大変なのでしょう?
ペーパーとは小論文のこと。自分の考えを反映させるため、書く時間が必要です
・ペーパー(レポート):
ペーパー(paper)とは、日本でいうレポート(または小論文)のことです。
アメリカでは、どの科目にもペーパーはつきものです。一般に「ターム・ペーパー(term paper)」とか、単に「ペーパー(paper)」と呼ばれます。
いつまでにどのくらいの量を書く?:
学期末に、それぞれの授業で指定された日までに提出します。1科目につき、大学レベルで5~10枚(大学院で普通30~50枚ぐらい)は提出します。
1学期に何本?:
大学の場合、1学期に5つくらいのクラスを取るので、paperも5本くらい提出することななります。
セメスターが15~16週間ですから、だいたい1力月弱で1本の割合でレポートを仕上げなければなりませんね。
留学=勉強:
毎日の授業の予習も大変ですし、宿題もかなり出ます。小テストもよくあるし、中間・期末テストもあります。
その合間をぬってpaperを書かなければなりません。留学すると勉強に追われますよ。
では、ペーパーどのように書く?:
Paperは、初めは、書き上げるだけでも大変。文法など細かい間違いなど気にしていられません。自分の言葉で、できるだけシンプルな文で書きましょう。
Paperで一番良くないことは、思いついたままに書いてしまうことです。きちんと構成を考えて書きましょう。
初級レベルの英語の授業では、「paperの書き方」は必ず教えてくれますが、その授業を受けられない人は「paperの書き方」に関する本が売られていますから、よく読んでおきましょう。
また、アドバイザーやルームメイトに助言してもらったり、アメリカ人の学生がpaperをどのように書いているかを見せてもらうとよくわかります。
Paperを書く手順:
① まず与えられた課題に沿って「主題を決める」
② その主題に沿って「結論を考える」
③ 図書館でその主題に関する事柄を調べる。結論を裏付ける「資料を探す」
④ 探した資料から結論を効果的に裏付けるために、どんな切り口でやるか、どんな順番で資料を出していくか、「全体のアウトラインを考える」
⑤ 書くときは、まず「結論を先に述べる」、そしてそれを裏付けていく。
⑥ 引用した文があれば、だれがどの本の何ページで書いてるかを必ず「明記する」
⑦ 参考にした「文献を列記する」
自分のオリジナリティを盛り込む:
アイデア、意見、オリジナリテイが要求されるpaperには、先生の言ったこと、教科書に書いてあることを書いただけでは評価を得られません。
自分のアイデア、意見、オリジナリティが必要です。なかなか難しいことですが、先生が知らなかったこと、気がつかなかったことなどを書ければ最高ですね。
また、先生の意見に真っ向から反対する意見を述べても構いません。おもしろいものであれば(先生の心中はそうでなくても)、"This is interesting."と言って高く評価されるでしょう。
書くための素材:
教科書に書いてあること、教室で聞いたこと、先生が薦めた本や文章、それらを下敷きにした上で、自分の意見やアイデアを出しましょう。当然、しっかりした素材集めが必要。その上、時間が必要。短い時間の中で、すべてをこなすために時間配分をしなければなりません。これには、自己コントロールが必要ですね。
大学の図書館は大賑わい:
アメリカの大学の図書館は、普段でも夜中の12時まで、期末テストの頃になるとレポートの提出日とも重なるので、中には明け方まで開けていたり、24時間オープンの大学もあります。また、調べものをしたり、文書を作成したりするために、コンピュータ室が1日24時間開放されている大学もたくさんありますよ。
もちろん、学生はみんなE-mailのアカウントを入学時にもらい、キャンパスはすべてコンピュータ・ネットワークで張り巡らされています。
考えられない図書館の利用:
図書館も、コンピュータ室も、テストやpaper提出の時期になると、l日中、学生でいっぱいです。ど の学生もpaperの締め切り時間ぎりぎりまで、必死です。これが、卒業式の数日前まで繰り返されるのです。
引用には気をつけよう:
Paperで一番気をつけなければならないのは引用です。他人の研究の結果を利用するときは、必ず出典を明記します。アメリカでは知的財産の評価が高いので、文を盗むこと(plagiarism)は大きな問題になります。
もちろんいろいろな本を読んで、人の文を参考にしなければなりません。大事なことは、それを自分の文章の中にいかに効果的に取り入れるかです。
日本語でもエッセイの書き方と、paperの書き方の本が出ていますから、それらの本を読んでおくのもいいですね。
ワープロは習得しておこう:
paperは、手書きは認めらません。ワープロソフトなどを用います。留学に出発する頃までには英文入力ができるようにしておきたいものです。入力が遅くては、paperの締め切り(due date)に間に合わないということにもなりかねませんよ。
ペーパー(paper)とは、日本でいうレポート(または小論文)のことです。
アメリカでは、どの科目にもペーパーはつきものです。一般に「ターム・ペーパー(term paper)」とか、単に「ペーパー(paper)」と呼ばれます。
いつまでにどのくらいの量を書く?:
学期末に、それぞれの授業で指定された日までに提出します。1科目につき、大学レベルで5~10枚(大学院で普通30~50枚ぐらい)は提出します。
1学期に何本?:
大学の場合、1学期に5つくらいのクラスを取るので、paperも5本くらい提出することななります。
セメスターが15~16週間ですから、だいたい1力月弱で1本の割合でレポートを仕上げなければなりませんね。
留学=勉強:
毎日の授業の予習も大変ですし、宿題もかなり出ます。小テストもよくあるし、中間・期末テストもあります。
その合間をぬってpaperを書かなければなりません。留学すると勉強に追われますよ。
では、ペーパーどのように書く?:
Paperは、初めは、書き上げるだけでも大変。文法など細かい間違いなど気にしていられません。自分の言葉で、できるだけシンプルな文で書きましょう。
Paperで一番良くないことは、思いついたままに書いてしまうことです。きちんと構成を考えて書きましょう。
初級レベルの英語の授業では、「paperの書き方」は必ず教えてくれますが、その授業を受けられない人は「paperの書き方」に関する本が売られていますから、よく読んでおきましょう。
また、アドバイザーやルームメイトに助言してもらったり、アメリカ人の学生がpaperをどのように書いているかを見せてもらうとよくわかります。
Paperを書く手順:
① まず与えられた課題に沿って「主題を決める」
② その主題に沿って「結論を考える」
③ 図書館でその主題に関する事柄を調べる。結論を裏付ける「資料を探す」
④ 探した資料から結論を効果的に裏付けるために、どんな切り口でやるか、どんな順番で資料を出していくか、「全体のアウトラインを考える」
⑤ 書くときは、まず「結論を先に述べる」、そしてそれを裏付けていく。
⑥ 引用した文があれば、だれがどの本の何ページで書いてるかを必ず「明記する」
⑦ 参考にした「文献を列記する」
自分のオリジナリティを盛り込む:
アイデア、意見、オリジナリテイが要求されるpaperには、先生の言ったこと、教科書に書いてあることを書いただけでは評価を得られません。
自分のアイデア、意見、オリジナリティが必要です。なかなか難しいことですが、先生が知らなかったこと、気がつかなかったことなどを書ければ最高ですね。
また、先生の意見に真っ向から反対する意見を述べても構いません。おもしろいものであれば(先生の心中はそうでなくても)、"This is interesting."と言って高く評価されるでしょう。
書くための素材:
教科書に書いてあること、教室で聞いたこと、先生が薦めた本や文章、それらを下敷きにした上で、自分の意見やアイデアを出しましょう。当然、しっかりした素材集めが必要。その上、時間が必要。短い時間の中で、すべてをこなすために時間配分をしなければなりません。これには、自己コントロールが必要ですね。
大学の図書館は大賑わい:
アメリカの大学の図書館は、普段でも夜中の12時まで、期末テストの頃になるとレポートの提出日とも重なるので、中には明け方まで開けていたり、24時間オープンの大学もあります。また、調べものをしたり、文書を作成したりするために、コンピュータ室が1日24時間開放されている大学もたくさんありますよ。
もちろん、学生はみんなE-mailのアカウントを入学時にもらい、キャンパスはすべてコンピュータ・ネットワークで張り巡らされています。
考えられない図書館の利用:
図書館も、コンピュータ室も、テストやpaper提出の時期になると、l日中、学生でいっぱいです。ど の学生もpaperの締め切り時間ぎりぎりまで、必死です。これが、卒業式の数日前まで繰り返されるのです。
引用には気をつけよう:
Paperで一番気をつけなければならないのは引用です。他人の研究の結果を利用するときは、必ず出典を明記します。アメリカでは知的財産の評価が高いので、文を盗むこと(plagiarism)は大きな問題になります。
もちろんいろいろな本を読んで、人の文を参考にしなければなりません。大事なことは、それを自分の文章の中にいかに効果的に取り入れるかです。
日本語でもエッセイの書き方と、paperの書き方の本が出ていますから、それらの本を読んでおくのもいいですね。
ワープロは習得しておこう:
paperは、手書きは認めらません。ワープロソフトなどを用います。留学に出発する頃までには英文入力ができるようにしておきたいものです。入力が遅くては、paperの締め切り(due date)に間に合わないということにもなりかねませんよ。
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