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アメリカの大学では、授業への出席が成績に影響しますか?

アメリカの大学は授業に取り組む姿勢も成績評価の対象になると聞きました、どのように評価されるでしょうか。


アメリカの大学では、授業に取り組む姿勢も大きく評価の対象となります

授業への参加と前向きな態度で評価が変わる。

授業に参加すること(class participation)そして、授業では建設的かつ発展的な質問や意見をすることが、授業に対する貢献とみなされます。

日本の留学生は、ディスカッション形式の授業や、分析力、判断力、決断力を養おうとする授業の仕方に戸惑いを感じますよね。
とんちんかんな質問をして授業を妨げるのもマイナスですが、黙っていてはいけないのです。
沈黙はクラスに参加していない、出席していないと同じ扱いになってしまいます。

質問も予習の時点で考えておく:
どんな質問でも、何を言われても、先生は「自分の授業に興味を持っている」という取り方をするものです。そのためには、まず質問を考える上でも、予習をしていかなければいけないですね。予習する際には、教室でどんな質問をすればよいのかも考えておくこと。質問を用意しているかいないかで、授業に臨むあなたの気持ちが大きく違ってくるハズ。
一回でも試してみたら、きっとあなたもそれが実感としてわかります。

授業への参加が大きく成績を左右:
クラス参加やディスカッションも、成績の評価に影響を与えます。先生によっては、留学生だからといって特別視してくれません。もし、クラスでの参加が上手にできなくても、授業に対する熱意だけは伝えておこう。

先生に会って、「怠けてクラスに参加できないのではなく、留学生だからハンデがある、それでも最大限の努力はしている」と自分の立場を理解してもらうことも必要。

以下は、出席とディスカッションの成績評価の割合の例です。


                 成績の構成率(100%)
1時間のテスト×2回        各15% (2回で30%)
ペーパー              15%
出席とディスカッション       25%
期末テスト             30%

成功の秘訣はアピール力:
アメリカ人は自分をアピールすることがとても上手。日本人は陰で努力して、それを人に気づかせないことがカッコいいことだと思っていますが、それはアメリカでは通用しません。なるべく自分をアピールしまよう。わからないことがあって、先生に聞く際には、「これだけ調べたのに(これだけ努力したのに)ここがわからなかったのだ」というようにアプローチ。
また、ディスカッションは自分の得意な領域に引きずりこむように心がけると、自分の発言が際立つ。つまり、自分の土俵で勝負することです。
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