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アメリカの大学のシラバスってどんなものですか? 留学中に受ける授業にどのような役割を果たすのですか?

日本の大学でシラバスと呼ばれているものは講義要綱ですが、アメリカの大学のシラバスは講義要綱と違うのですか?


シラバスはその科目を教える教授からそれぞれ配られ、重要な情報や約束事がすべて記されていて、教授と学生の間の契約書のようなものです

科目ごとの最初の授業では「シラバス(Syllabus)」という授業進行表が配られます。このシラバスには、
■科目の目的と内容
■教員のオフィスの所在とオフィスアワー
■教科書と参考図書
■成績のつけかた
■授業の進行スケジュール
■テストの回数と内容
■宿題・課題
■ペーパー(論文)の内容、長さ、提出期限
■出席についての規定
など、その科目についての情報がすべて記されています。
 
授業はこのシラバスに沿って進められますので、よく目を通す必要があります。また学期が終わるまで何度も参照することになるので常に目の届くところに保管しておきましょう。さらに、留学中のシラバスを全て保管しておくと、後で自分の留学を振り返った時、どのようなことを学んだのかを客観的に見ることができます。

最近は多くの教授がシラバスをインターネットで公開しています。授業が始まる前にシラバスをオンラインで確認できることもありますので、留学前にも大学のウェブサイトにこまめにアクセスしてみましょう。


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