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アメリカの大学に留学して、英語力の不足をカバーする科目のとりかたの工夫ってありますか?

アメリカの大学に留学して最初の年は、履修科目に工夫をして英語力不足をカバーしたい。どのようなテクニックがありますか?


留学した最初の年は、あまり語学力を問わない科目を選択しよう

留学最初の年の科目のとりかたの工夫:

履修する科目の組み合わせは、よく考える必要があります。アメリカの大学では、時間割を組む時から頭を使いましょう。
ただ、漠然と科目を取っていては後々大変な目に遭います。

自分の英語の理解力のことなどを考え、今学期は少し易いもので単位をかせいでおこうとか、授業のやり方にも慣れてきたので、難しい科目を増やそうとか、また冬休みの間に日本語で予習して次の学期に取り組もうとか、授業をとること自体に、さまざまなアイディアや工夫が必要です。

アカデミック・アドバイザーと相談しながら科目を選ぶ場合も最初から無理をしないことが大切です。
初めはなるべく、易しそうな科目を取るようにしよう。また、最初の学期は必要最小限の科目数にするのも1つの方法でしょう。

新入生、この科目が切り札:
新入生の場合は、ほとんどの人が英語に自信がなくてもやっていけそうな科目を選んでいます。
たとえば数学やコンピュータなどは数字や記号が多いので、文章を読んで理解するよりわかりやすい。また、体育は、授業に出て見よう見まねでやっていけばなんとか「さま」になるでしょう。

美術や音楽も感性に頼る科目なので、英語力が不十分でもやっていけます。

新入生、この科目は難易度が高い:
逆に読書量の多い文学や歴史、また英語以外の知識が必要となる経済学や哲学などは、最初の学期では敬遠したほうがいいでしょう。

単位制の大学留学:単位取得の戦略が決め手となる!
しかし、そうかといって、最初に簡単なものばかりとってしまうと、2学期目以降には難しいものばかりが残って、大変な目にあいます。このことを考えて、講義要綱をよく読み、単位獲得に向けて戦略を考ておくことが必要です。

自分のことは自分が一番熟知:
すべてのアカデミック・アドバイザーが、日本人留学生特有のハンデや、日本の高校ではたとえば数学のレベルが高いといった教育事情を理解しているとは限りません。

アカデミック・アドバイザーの言うとおりにすれば、必ずうまくいくとは限らないので、やはり自分の取る科目は自分なりに何とかやっていけそうなものや、興味がある科目などを選ぶようにしましょう。


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