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アメリカの大学では、取得単位の数によって学年が決まるのでしょうか?

アメリカの大学は取得した単位で学年が決まると聞きました。実際はどうなっているのでしょうか。


アメリカの大学における「学年」は取得単位数によって決まります

アメリカの大学は、原則的にすべて単位制になっていて、四年制大学を卒業するために必要な単位数は約120~130単位です。

また、アメリカの大学では、日本のように1年経ったら2年生になるということにはなりません。

1年生、2年生、3年生、4年生とは、「取った単位の数」によるもので、大学にいた年数によるものではありません。では、それぞれの学年と単位数とはどのような関係になっているのでしょうか。

1年生(freshman) 1単位~30単位を履修中の人

2年生(sophomore)30単位以上をGPA 2.0以上の成績で終えている人

3年生(junior)60単位以上をGPA 2.0以上の成績で終えている人

4年生(senior) 90単位以上をGPA 2.0以上の成績で終えている人

つまり、単位をどれだけ持っているかということで学年が決まります。
ですから極端な話、1つの学期(15~16週間)にたくさんの単位を取って四年制大学を3年で卒業してもかまわないです。

サマー・スクール(夏休みに開講している授業)に出席して、さっさと単位をかせぎ、卒業年数を短くすることも可能です。

単位で注意することは、2学期制の大学の場合、どの学期でも1学期に12単位以上登録しないと、留学生の場合には違法滞在になってしまうこと。
是が非でも、それぞれの学期すべてに12単位以上登録しなければなりません。

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