カテゴリー: 授業 

アメリカの大学の授業で課される「ペーパー」って何ですか?

アメリカの大学では、ほとんどの授業で「ペーパー」が課されると聞きます。「ペーパー」とはどのようなものなのでしょうか?


「ペーパー」とは小論文のことです。教科書や授業で理解したことを書くのではなく、自主的なリサーチに基づいた内容を論理的に書くものです

アメリカの大学では小論文のことを「ペーパー(Paper)」といいます。学生一人ひとりがそれぞれにテーマを掲げ、それについてリサーチした結果を記したものです。教科書や授業で理解したことを書くのではなく、自主的なリサーチに基づいた内容を書かなければならないのが特徴です。

ペーパーづくりは、たくさんの文献・資料にあたって論理的に書かなければなりません。そしてただ単に調べ上げたことを記すのではなく、それについてのあなたなりの見解や意見も述べる必要があります。そしてそれらの見解や意見には、必ず「なぜなら~」という裏づけが伴わなければなりません。

ペーパー作成に費やす時間とエネルギーは膨大なものです。慣れるまでは大変ですが、ひとたびプロセスを体験してしまえば、あとは時間さえかければそれなりのペーパーをつくれるはずです。短時間で勝負しなければならないテストに比べて、じっくり時間をかけられるペーパーは、留学生にはかえって点を稼ぎやすいようです。

このページが気に入ったら→ 

Facebook

Twitter


同じカテゴリー内の質問

Q. アメリカの大学に入学するとき、健康診断書を提出しなければならないのでしょうか?

留学先のアメリカの大学に健康診断書を提出しなければならないようですが、どのような診断書なのでしょうか? 回答を見る

Q. アメリカの大学に留学中です。ただ田舎なので、都会への大学への編入を考えています。

アメリカの大学に留学したのですが、田舎にあって、あまりにも日々が単調でつまらないので、都会の大学へ編入を考えています。こんな動機で編入してもいいものでしょうか? 回答を見る

Q. コロナが大学留学に及ぼす影響は、どのようになっていますか?

コロナの影響を受けてアメリカの大学での授業はどのように変化しているのか? 回答を見る

» 「授業」についてよくある質問一覧に戻る