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「留学の目的は何ですか?」とよく聞かれるのですが・・・・。

「留学したいと」と言うと、周りの人から「目的は何?」と何度も聞かれます。自分でも何だろうと自問自答してみるのですが、明確な答えが頭に浮かんできません。留学をしている人はみんな明確な目的を持っているのでしょうか?


留学は「自探し」であり「自分へのチャレンジ」です!

「留学をして英語を身に着け、大学や大学院で学んだ専門分野で世界を舞台に活躍してみたい」という共通の思いをみなさんが持っています。

大学院の修士課程や博士課程に行く方であれば、これまで勉強してきた積み重ねの延長上に留学の目的があることでしょう。しかし、高校を卒業してから大学に留学する場合、明確に「これを目指す、これを学ぶ」と初めから決めている人は少ないのではないでしょうか。

日本の大学に入るときは、大学の学部を選択して受験をします。そして、大学在学中に「アレ、 こっちの分野に進んだ方がよかったかな?」と思ったことが誰しも一度や二度はあるものです。

一方、アメリカでは大学に入る目的は、「自分の興味あること、可能性があること、好きなこと、人と違って才能のあるところ」を見つけることと考える人が多いのです。アメリカの大学では、入学時に専攻が決める必要がなく、いろいろな科目を履修し学び、これだ! と思うものを専攻しましょう、という考え方をします。しかも、専攻は2つでもよく、途中で変更してもよい、ととても柔軟性に富んだシステムです。

したがって、アメリカの学生にとって大学は、自分探しをするところ、人生の目的探しをするところだと言ってよいでしょう。

アメリカ留学を考える時、これまでの周りの環境を全く変え、見知らぬ国で一人、自分の可能性を信じてチャレンジしてみたい、自分を変えたい、さらに自信を持ちたいと感じることが大切なのです。

ですから、日本からの留学生の留学の “目的” が「自分探し」、「自分へのチャレンジ」であっても全く問題はないのです。

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