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アメリカの大学に留学して、ディスカッションが中心の授業に困らないでしょうか?

アメリカの大学に留学すると、ディスカッションが中心の授業を受けることになると聞きます。ディスカッションに参加するためにはどうしらたよいでしょうか?


アメリカの大学に留学すると避けられないディスカッション形式の授業に参加をするための対策としては、教科書をきちんと読み、意見や感想を書き出し、リハーサルをすることです

アメリカの大学の授業におけるディスカッションでは、個々の学生の意見に対して、必ず“Why?”が問われます。留学すると、“Why?”と聞かれれる場面に数多く遭遇します。日本人である私たちはときにウンザリしてしまいますが、移民国家であるアメリカには、言葉によるコミュニケーションを徹底的に行うことで、相互を理解しようとする文化が根づいているのです。

アメリカの大学に留学すると避けられないディスカッションという授業形式に参加するための対策としては、まず、教科書をきちんと読むことです。アメリカの「予習中心」の学習では、予習として教科書をたくさん読み、その内容に基づいて授業ではディスカッションをします。したがって教科書を読んでおかなければ、ディスカッションにも参加しようがなくなってしまいます。読む量がたくさんあるときは、すくなくとも自分が興味のあるところだけでも読むようにしましょう。

読んだ内容について自分なりの意見や感想をノートに書き出しておき、授業に臨みましょう。ディスカッションでは、少なくともノートに書き出したことを発言できるようにはしたいものです。

ノートに書き出した意見を、ルームメートなどに聞いてもらいます。そして、その意見が明確だったかどうか、また自分の意図するところがきちんと伝わったかどうかを確認し、そしてほかによい言いまわしがあるかどうかアドバイスをもらいましょう。

留学している間、このようにディスカッションを通じて苦労して鍛えられるコミュニケーションスキルは、留学がもたらす大きなメリットといえるでしょう。

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