アメリカの大学で通用する英語力を身につける方法

こんにちは! カリフォルニア州の大学で、ファッションマーケティングを勉強しているミオです!

今回は、アメリカの大学で通用する英語力を身につける方法についてお話しさせていただきます。

私自身、日本で生まれ育ったので、中学校で義務教育として英語の授業を受けるまでは、ほとんど英語に触れる機会がありませんでした。そんな私でも、アメリカの四年制大学に入学することができ、もうすぐ卒業を迎えます!

もちろん留学中は、言葉のせいで苦労したことはたくさんありますが、「アクセントがないからアメリカ育ちかと思った」「いままで出会った日本人の中で一番英語が上手い」と言われるほどのレベルまで、なんとか英語力を上げることができました。

そこで、私が実践した英語の勉強法を留学「前」と、留学「中」の2つに分けて紹介します。これから留学を考えているみなさんに役立つ情報になれば嬉しいです!

留学「前」: 日本でできる英語の勉強方法

まずは留学する「前」に、英語力を身につける方法を、私の経験をもとにお話しします。

英文法をおさえる

私が英語を本格的に学ぶ上で、最初に行ったこと&一番時間を費やしたことは、英文法をマスターすることでした。

中学生の頃から、英語を学ぶのはおもしろいなと思い始め、教材などを使って文法を学んでいきました。中学3年生の時点では高校の文法を理解している状態だったので、高校に入ってからも英語のクラスがとても簡単に感じたことを覚えています。

私は高校を卒業してから文法の勉強はまったくしていませんが、大学の授業も翻訳の仕事もこなしています。

日本の中学・高校で学ぶ英文法は、英語学習において重要な基盤です。これらを理解することで、英語を聞いたり読んだりするときの理解度も上がります。英語に自信がない人は、まずは中学レベルの文法を復習してみるといいと思います。


高校時代の文法の勉強

TOEFL®テストの勉強をする

アメリカ大学に出願するにあたっては、英語が母語でない人は、ほぼ必ずTOEFL®スコアを提出しなければならないと思います。

TOEFL®テストは、英語が母語でない人の英語能力を測るテストで、リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4つのセクションから構成されています。これらをしっかり勉強すると、英語力が全体的にかなりアップします。

とはいえ、テスト自体の時間も4時間ほどかかるので、しっかり対策するためには相当な時間がかかります。またテストで扱われる題材も多岐に渡っていて、攻略方法もさまざまなので、一人で0から対策を始めるのはむずかしいと思います。

私の場合は、高校3年生の夏休みに1か月だけ都内の塾へ通い、猛勉強しました。月曜日から金曜日まで毎日授業と宿題がありとても大変でしたが、おかげでスコアは1か月後で19も伸びたました。お金を支払っただけの価値はあったと思います。

TOEFL®テストの受験を考えている人は、短期間でも塾へ行くことを検討してもいいでしょう。かなり疲れる試験ですが、このために勉強していると自然と大学レベルの英語力が身につきます。


パソコンを使ったTOEFL®テスト対策

映画で英語に触れる

英語勉強法の定番ですが、映画や海外ドラマも実際に役に立ちます。

私が英語を学び始めた頃は、英語音声&日本語字幕でゆるく観ていましたが、英語が理解できるようになってからは音声と字幕の両方を英語にしていました。

セリフを耳で聞きながら目でも追っかけると、日常会話、単語の発音、スラングが頭に入ってきやすくなります。好きなものを観ながら、リスニング力とスピーキング力の両方が身につくので楽しい勉強法だと思います。

オンライン英会話

留学する前は私もシャイだったので、いくら英文法をマスターしていても英会話にはあまり自信がありませんでした。

そんな不得意なスピーキングを克服しようと始めたのが、オンライン英会話です。インターネットで探せばいろいろなオプションが見つかると思いますが、私は1日30分のスカイプを使った英会話を毎日していました。英会話教室に通うよりもリーズナブルで、スピーキングに自信がない人にはオンライン英会話をオススメしたいです。

留学「中」: アメリカの大学でできる英語の上達方法

それでは次に、留学中に英語力をアップさせる方法を紹介しましょう。

友だちをつくって英会話

留学中の英語の上達方法は、基本的には、とにかくアメリカ人と話すことです。

留学生としてアメリカの大学に入学すると、他の国からの留学生(とくにアジア人)の友だちがつくりやすいのですが、いわゆるネイティブの英語を学ぶには、アメリカ人ともできるだけ接していくことが重要です。

授業が始まる前にクラスメイトと雑談したり、食堂で友だちとランチを食べたり、自然体で何気ない会話の積み重ねによって、実践的なスピーキングスキルが身につきます。

頻繁に辞書を引く

私はアメリカの大学に入学したての頃はやる気に満ち溢れていたので、カバンにいつも電子辞書を入れていました。

4年生になったいまでは電子辞書は使いませんが、当時は授業中に教授が発する言葉や教科書に書いてある単語などを頻繁に調べていました。

いまでも授業や友だちとの会話で知らない単語を耳にすることはありますが、そんなときはすぐにインターネットで検索して、1つひとつわからないものをクリアにしています。そうすることで、単語帳なしでも日々語い力が上がっていきます。


リーディングでも辞書は必須

ライティングセンターで文法チェック

アメリカの大学に留学すると、日々の生活を通じてリスニング力やスピーキング力は着実に伸びていきます。

でも、ライティングは自然には上達していきません。

私自身、1年生のときに書いたペーパー(レポート)を読み返すと、同じ単語を繰り返していたり、カジュアルな単語を使っていたりと、恥ずかしく思える点がたくさんあります。

アメリカの大学には、ライティングをサポートしてくれる「ライティングセンター」というものがあります。私もライティングセンターを利用して、自分が書いたものを訂正してもらっていました。

新たにペーパーを書くたびにライティングセンターに持って行き、文法をチェックしてもらう。これを繰り返して、正しい文法や言葉の選びかたなどを学びました。

留学したら、ぜひライティングセンターを活用してほしいと思います。もちろん無料で利用できます。

アメリカ人の恋人をつくる

私は英語を上達させたくてつきあったというわけではまったくありませんが、実際のところボーイフレンドから一番英語を学んでいると思います。

日々の会話やSNSでのテキストのやりとりを通じて、知らない言葉やフレーズ、アメリカ人にしかわからないジョークやスラングなど、彼から学んだことは数え切れません。

英語学習のために恋人をつくることを勧めているわけではありませんが、彼のおかげで「英語力が伸びたな」と実感しているので、私の経験として紹介しました。


英語の塾の先生からもらった言葉

まとめ

私は高校3年生のとき、「TOEFL ®テストがこんなにむずかしいのに、アメリカの大学を卒業できるの?」と思っていました。

実際に英語でアメリカの大学で授業を受けて、ディスカッションやプレゼンテーションをして、日本人にとっては簡単とは言えないチャレンジをたくさん経験しました。しかしこんな私でもなんとか4年間、がんばることができました。

ある海外ドラマを、中学生のときに日本語音声で観ていましたが、長いシーズンを経て大学生になった頃には自然と英語音声で鑑賞していました。これに気づいたとき、大きな成長を感じました。

もちろん日本人留学生が、ネイティブレベルの英語力を身につけることは簡単ではありません。でも、少しずつでも、ステップを踏んでいけば英語力は上がっていきます。

英語学習と一口に言ってもやりかたは何通りもあるので、自分に適した勉強方法を見つけて、楽しく英語を学んでください!

 

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