私のアメリカ留学はこうして始まった。キャンパス到着から授業開始までをレポート!
みなさんこんにちは! カリフォルニア州の大学に留学中のミオです。
私はいまから約3年前の8月中旬、ドキドキとワクワクの気持ちを胸いっぱいにしながら、ロサンゼルス郊外の爽やかなキャンパスへ到着しました。「ついに大学生活が始まる!」と大きな期待と少しの不安を抱きながら迎えた入寮日。
今回のブログでは、私が大学に着いてから学校に慣れるまでの数週間をどう過ごしたのかについて、お話ししたいと思います。これからアメリカに留学するかたに参考にしていただけると嬉しいです!
(前回の記事はこちら)
ロサンゼルスの夜景
もくじ
1.キャンパスに着いて
1-1.手伝ってくれないんだ・・・
1-2.友だちに救われて留学生活をスタート
2.クラス分けのテストと外出
2-1.プレイスメントテスト
2-2.寮の友だちと外出
3.オリエンテーションから履修登録まで
4.ついに新学期がスタート
5.イベントと友だちづくり
5-1.イベント続きの1週間
5-2.いろいろな人との出会い
6.アメリカ留学を満喫
1.キャンパスに着いて
キャンパスに到着した日はとてもハードでした。まずはメールで指示された通りに、寮のロビーへ直行。そこでRA(寮長)たちに歓迎されながら、チェックインをして自分の部屋へと誘導されました。
1-1.手伝ってくれないんだ・・・
私の部屋は3階の端だったので、重いスーツケースを運ぶのにはかなり手こずりました。というのも、RAは荷物運びを絶対に手伝わないというルール(一人でも手伝ったら、他の新入生も手伝わなければならなくなるので)があったからです。
そんなわけで私は4年生の男子が隣にいながら、たくさんの荷物を一人で持ち上げて、必死に階段を上りました。最初の思い出はなかなかタフでした(笑)。
1-2.友だちに救われて留学生活をスタート
入寮した日の部屋
寮の部屋にあったのは、ベッド、机、クローゼットのみ。
初日の夜を過ごすために、最低限のものを買いに行く必要がありました。「どうしようかな」と悩んでいたところ、その日にできた友だちがターゲット(スーパーマーケット)に連れて行ってくれることに!
その日は、布団、枕、デスクライト、シャンプーなどの必需品を買い、なんとかして生活できる環境を整えることができました。その友だちにはその後の留学生活でも、何度も救われました。アメリカ留学において、助けてくれる友だちをもつことは、本当に大事です。
2.クラス分けのテストと外出
キャンパスに着いてからの数日間は、意外なことに、それほど忙しくありませんでした。
2-1.プレイスメントテスト
キャンパスに着いた翌日は、プレイスメントテスト(Placement Test)を受けました。テストの内容は、エッセー(英作文)と数学。その結果によって、最初の学期にとるライティングと数学の科目が決まります。
私は幸い、卒業単位として認められるライティングの科目をとってよいという判定でした。でも私の友だちは、その科目は2学期めにとることになり、1学期めは、それよりも下位の科目をとることになりました。こうした科目は、卒業単位として認められないこともあるので、気をつけたいところです。
自分のレベルに合う科目ならもちろんいいのですが、「テストがめんどくさいから」や「簡単な授業を受けたいから」という理由で、プレイスメントテストの手を抜くのはおすすめしません! 真剣かつ正直に受けて、自分のレベルに合う科目をとるようにしましょう。
2-2.寮の友だちと外出
驚くことに最初の数日間はプレイスメントテスト以外にとくにすることがなく、かなり暇でした。というのも留学生が一番早くキャンパスに到着し、それから他の州の学生、最後にカリフォルニア州の学生という順番での入寮だったので、実際に授業が始めるまでには1週間ほどあったのです。
私はその期間、ルームメイトや同じホールに住んでいる仲間と交流したり、先輩に連れられてご飯を食べに行ったりしていました。また大学がLA観光ツアーを主催していたので、そんなイベントにも参加をして友だちをつくりました。
3.オリエンテーションから履修登録まで
最初の学期が始まる直前に、SOAR(Student Orientation, Advising and Registration)というイベントが行われました。日本の大学でいうガイダンスのようなものです。
そこでは大学の説明などを聞いた後、専攻ごとに分かれて自己紹介やゲームなどをしました。またみんなでお昼ご飯を食べたり、キャンパス内を回ったりする時間もありました。
SOARのオリエンテーションが終わるとRegistration(履修登録)です。自分の専攻のアドバイザーと一緒に、最初の学期にとる科目を決めました。
私は5つの科目(15単位)をとることにしました。具体的には、事前のプレイスメントテストで決まったライティングと数学に加えて、パブリックスピーキング、経営学、ファッションマーケティングの5つです。
4.ついに新学期がスタート
外で宿題
ついに授業初日を迎えました。「どこに座ろうかな」「どんな教授が来るんだろう」などと緊張しながらも、自己紹介やアイスブレイク(自分の趣味や好きな映画、将来の夢などを話す)をして、クラスがスタート。
私は何よりも聞き逃して授業についていけなくなるのが怖かったので、だれよりも真剣に授業に取り組んでいました。隣に座っている子に声をかけてクラスメイトとも友だちになりながら、それぞれの授業を一生懸命受けていました。
授業や宿題の内容で少しでもわからないことがあると、教授の部屋へ行って質問をしていました。いま考えたら、オフィスアワー(教授が必ず在室している時間)に教授室に行って質問するなんて「とてもまじめだなぁ」と思いますが(笑)、とにかく1年生の時は必死でした。
教授も私が留学生だとわかっていたので、理解が深く、とても優しくしてくれました。
質問することは決して悪いことではありません。とくにアメリカに留学して最初のころはわからないことだらけだと思います。そんなときは、恥ずかしがらずに教授に聞いてみるといいですよ!
5.イベントと友だちづくり
野外でのディナーイベント
キャンパスに着いて最初の1~2週間はWelcome Weekと呼ばれていて、常にキャンパス内が賑やかでした。
5-1.イベント続きの1週間
キャンパス内にブースを置いてサークルや同好会が新入生を勧誘をしたり、大学が無料で食事を提供したり。昼間だけではなく夜までイベントがあって、野外でディナーを配ったり映画を見たりと、とにかくキャンパス全体が盛り上がっていました。
また寮に住む学生たちで運動会のようなイベントも行って、最初の数週間はとても楽しい期間でした。
5-2.いろいろな人との出会い
最初に入寮していた留学生や他の州から来た学生とは、すでに友だちになっていましたが、オリエンテーションや授業、イベントを通じて友だちが一気に増えました。
クラスに頼りになる友だちがいると心強いですし、後の留学生活でも知り合いが多いほうが何かと有利だと思います。
私はよくプロジェクトのグループをつくるときに、「1年生のときにたくさん友だちをつくっておいてよかったな」と思います。やっぱり知らない人とプロジェクトをするより、知っている人とするほうが断然安心で楽しいです。これから留学する人もぜひ、このオリエンテーション期間中に、たくさんの友だちをつくることをおすすめします!
6.アメリカ留学を満喫
入寮、オリエンテーション、履修登録などを通じて、無事にアメリカで大学生になることができました。
初めは慣れない環境にストレスを感じたり、ガンガン発言するアメリカ人に圧倒されたり、「このまま自分はやっていけるのかな」と弱気になることも多かったです。
でもあっという間にそんな大学生活には慣れてしまい、楽しいことのほうが多くなりました。いろんな人と知り合ったり、遊びに連れてってもらったりしたので、ホームシックに悩まされることなんて全然なかったです。
こうしていまではもう3年も経ってしまって、「ついに大学生だ!」と心弾ませていたことを懐かしく思います。3年過ごしてもやっぱり、1年生の頃が一番楽しかったです。
これから留学する方々、ぜひ輝かしいフレッシュマン(1年生)の年を楽しんでください。初めはだれでも不安になるときはあると思います。でもせっかくアメリカ留学しているのですから、たくさんの友だちをつくってアメリカでの生活を満喫してください。
応援しています!
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