留学する前に知っておきたい! アメリカの大学の授業スタイル

留学体験記  2018年07月23日

みなさん、こんにちは! カリフォルニア州の大学で、ファッションマーケティングを勉強しているミオです。

アメリカの大学では、私たち留学生は毎学期だいたい12~18単位(約4~6科目)をとります。大学にはいろいろなジャンルの科目があって、授業の内容ややりかたは教授によってさまざまです。でも1つ言えることは、アメリカの大学の授業は、日本での授業スタイルとは異なるということ!

そこで今回のブログでは、私の経験をもとに、アメリカの大学での授業のありかたを具体的に紹介したいと思います。


教室の様子

もくじ

1.アメリカの大学の授業1:レクチャー
 1-1.予習中心
 1-2.講義内容がテスト範囲に
2.アメリカの大学の授業2:ディスカッション
 2-1.いろいろな意見が飛び交う
 2-2.ディスカッションへの参加が成績に響く
3.アメリカの大学の授業3:プレゼンテーション
 3-1.自分の発見をクラスで共有
 3-2.恐怖のプレゼン体験
4.アメリカの大学の授業4:グループプロジェクト
 4-1.期末テストの代わりになることも
 4-2.クリエイティブになれるグループプロジェクト
5.アメリカの大学の授業5:フィールドトリップ

1.アメリカの大学の授業1:レクチャー

レクチャーとは講義のこと。おもに教授が話すことを学生が受け身に聞くという授業です。

1-1.予習中心

基本的にレクチャーで扱われる内容は、事前に宿題として読んだ教科書をもとにしています。教授は、学生たちがすでに読んできた内容を、パワーポイントなどを使い、噛みくだいて講義してくれます。講義の補助としてYouTubeの動画を観たり、みんなでゲームをして実践したりと、学生が退屈しないように工夫する教授もいます。

1-2.講義内容がテスト範囲に

講義で扱われた内容がテスト範囲になります。ときどき、あるいは頻繁にクイズ(小テスト)も行われます。

優しい教授は、授業で使ったパワーポイントを学生にも共有して、スタディガイド(試験対策のまとめ)をつくってくれますが、厳しめの教授の試験対策は、自分がレクチャー中にとったノートだけが頼りになります。

2.アメリカの大学の授業2:ディスカッション

ディスカッションは、教授がクラス全体に質問を問いかけながら、学生たちに議論させるスタイル。留学生には慣れないうちはたいへんですが、アメリカの大学ではよく見られます。

2-1.いろいろな意見が飛び交う

クラス全員でディスカッションをするときもあれば、3~5人くらいのグループに分かれて意見交換することもあります。グループに分かれる場合は、そのグループのリーダーが、ディスカッションの結果を発表することが多いです。

講義の途中でディスカッションが行われることもあれば、授業が始まってすぐにディスカッションすることもあり、アメリカの大学では、かなりの頻度でディスカッションを行います。

教授が投げかける質問は「ファッションって何だろう?」「リーダーに一番必要なスキルは何だろう?」など、答えが1つでないことが多く、そのため、いろいろな意見が飛び交うので、クラスメイトの考えかたを知るのはおもしろいです。

2-2.ディスカッションへの参加が成績に響く

アメリカの大学では、ディスカッションにどれだけ参加したかが成績評価に影響します。

厳しい教授だと、発言した学生の名前を記録しています。いくらテストで満点をとっても、恥ずかしがって発言しないでいるといい成績をとれません。むずかしいことを言えなくても、ディスカッションに積極的に参加する姿勢を見せることが重要です!

3.アメリカの大学の授業3:プレゼンテーション

アメリカでは、人前で話すスキルがとても評価されます。「パブリックスピーキング」というプレゼンを練習する科目が必須となっているほど、私が留学している大学では、授業の一環としてプレゼンテーションする機会がとても多いです。

3-1.自分の発見をクラスで共有

授業では、自分がリサーチしたことや発見したことなどをクラスメイトと共有する機会がたくさんあります。その手段が、プレゼンテーションです。

個人でプレゼンすることもあれば、ペアやグループで発表することもあります。留学生にとっては、教授とクラスメイトを前に英語で発表するのはなかなか緊張しますが、すべては慣れです。

私も留学して1年目はうまくしゃべれないことも多々ありましたが、3年のときを経てかなり上達しました。練習や経験を重ねることで、緊張もしなくなりました。社会人になる前にプレゼン力が身につくのはとてもいいと思います。

3-2.恐怖のプレゼン体験

大学で1番厳しいという評判の教授の授業でのプレゼンテーション。これが本当に怖かったのをいまでも覚えています。

まず制限時間に厳しく、短すぎても長すぎても減点されるというシステムです。大きなタイマーで時間を計られて、カチカチと教室に鳴り響く音。またクラスメイト全員のプレゼンテーションが録画されました。教授はそれを後に見直して成績をつけるそう(学生がモジモジしている姿を家族と見て楽しむという噂を聞きました。恐ろしい(笑))。そして服装や立ち振る舞いまで、細かく評価されました。

あのとき感じたプレッシャーは、他のプレゼンとは比べものにならないくらいでした。アメリカ人の学生さえもおびえていたので、あれは1年生しかも留学生の私には相当きつい経験でした。

4.アメリカの大学の授業4:グループプロジェクト


図書館でリサーチ

グループプロジェクトとは、複数の学生がグループを組んで、グループとしてリサーチし、発表するというもの。アメリカの大学には、協働することやチームワークの大切さを学ばせたいという教授がたくさんいます。これまで私もグループプロジェクトを何回も体験しました。

4-1.期末テストの代わりになることも

私の経験上、少ないときは2人、多いときは6人でプロジェクトをしました。

教授によってメンバーの決めかたも異なります。教授がグループを決めることもあれば、学生たちが自由に組んでグループを構成することもあります。

だいたいグループみんなで調査したことをレポートとしてまとめて、プレゼンテーションするという流れです。

グループプロジェクトは時間もかかり大変なのでファイナル(期末テスト)の代わりになることもあります。また数学でさえもグループに分かれて問題を解いたりするなど、教授はすぐグループをつくりたがります(笑)

4-2.クリエイティブになれるグループプロジェクト

授業によってプロジェクトの内容は異なりますが、いままで私が経験したグループプロジェクトをいくつか紹介します。

マーケティングの授業では実際にクライアントがいて、どうしたらこのクライアントにもっと人気が出るかというマーケティングのプランを考案しました。

倫理学の授業では、奉仕活動としてビーチでゴミ拾いをして、環境問題について考えました。

文化系の授業ではサンタモニカという街を徹底調査して写真を撮ったり、1日中街ゆく人々にインタビューをしたりしました。

グループプロジェクトはかなりクリエイティブになれるので、クラスメイトといろいろ考えて行動するのは楽しいです。

5.アメリカの大学の授業5:フィールドトリップ


ハイキングのフィールドトリップ

普通は、授業は教室で行われますが、学外学習もあります。それがフィールドトリップです。教授が何かを見せたい、連れて行きたいと思うものがあるときに限るので、フィールドトリップはかなり特別な授業形態といえそうですが、ただ座っているだけの授業よりは、刺激的で楽しいです。

私の専攻では、3、4年生になると実際の職場を見学する授業があります。教授がロサンゼルスのいろいろな職場に連れて行ってくれて、実際に大手企業に働いている社員から話を聞きました。

またNaturesという一般教養の授業では、2回ハイキングに行きました。「環境について学んでいるのに、実際に自然とかかわらないのはおかしい」ということで、大学近くの公園に集合して、クラスみんなで自然の中を歩きました。

ゆるい教授のファッションのクラスでは、アサイーボウルのカフェに集合して、朝ごはんを食べながらミーティングをした日もありました。

 

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以上に紹介した通り、授業の形態にかかわらず、優しくてゆるい教授もいれば、かなり厳しい教授もいます。

それぞれの授業によって異なる角度からいろいろなことを考えさせられるので、留学中はぜひさまざまなタイプの教授の授業をとってみてください。きっと思いもよらない発見や学びがあるはずですよ!

 

 

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