留学体験談:マレーシア人留学生として、アメリカの大学生として

こんにちは! 先週は東京でも雪が降って冷え込みました。アメリカも大寒波に見舞われているようですね。留学中のみなさん、留学準備中のみなさんはいかがお過ごしですか?

さて、東京オフィスにはスペシャルゲストが来てくれました。

遊びに来てくれたのはマレーシアからやってきたJudithです。彼女は、私のアメリカ留学時代のルームメイトでした。12月に卒業後マレーシアに帰国し、今回は休暇を利用して日本に遊びに来ています。オフィスに来た生徒さんに向けて、セミナーを開いてくれました。

今日は、彼女が生徒さんに話してくれたアメリカ留学体験談をご紹介します。

 

できるだけアメリカ人学生と接すること

まず話していたのは、なるべくアメリカ人と行動することです。彼女にとって英語は母語ですが、最初はなまりがあることを気にして積極的にアメリカ人と話せなかったそうです。居心地がいいので、マレーシア人の人たちと過ごす時間が自然と増えていきました。

しかし次第に、他国にいるのになぜ母国の人ばかりと一緒にいる必要があるのかと、思うようになります。

授業や、アルバイト、ボランティア活動等を通して出会うアメリカ人に、積極的に話しかけることを意識していくようになりました。

 

アメリカ人は留学生から学びたいと思っている

彼、彼女らと話すことで、アメリカ人は実は自分の国の文化に興味を持ってくれていることに気づきます。

彼女が生徒さんたちに繰り返し言っていたのは、

「決して恥ずかしがらずに話しかけること。言語ができないときは、どうしても遠慮してしまうけれど、アメリカ人はあなたたちを通して学べることがたくさんあるし、実際には話したいと思っている。」

ということです。

授業だけではなかなか友達がつくりづらいので、積極的に課外活動に参加することの大切も話していました。

 

異なる分野にチャレンジできるアメリカの大学

続いて授業の話です。

二つの専攻をもったり、専攻のほかに副専攻をとったりできるのがアメリカの大学の特徴です。

Judithの専攻は化学でしたが、副専攻としてビジネスをとって卒業しました。

化学の授業には実験が多く含まれるため、実験の授業の日は3時間、もしくはそれ以上実験室にこもっていなければなりません。

人とかかわるのが大好きなJudithにとって、実験室にこもりがちの生活には少し息が詰まってしまったそうです。

そこで化学のほかに興味をもっていたビジネスを副専攻にすることを決意。ビジネスの科目はグループワークが多く、そこでディスカッション力やプレゼンテーション力を鍛えていきました。

 

自分の強みを生かしてインターンシップに参加

二つの分野に強みを持ったJudithは、4年生の夏には大手製薬会社にてインターンシップの経験を得ることができました。

「留学生はなかなかインターンシップを見つけるのが難しいかもしれないけれど、あきらめずに挑戦していって」と生徒さんたちにメッセージを送りました。

 

化学専攻を希望する高校生のTくんは、セミナー終了後も、熱心に彼女に質問していました。

アメリカの大学には世界中から優秀な学生がたくさん集まります。様々な価値観をもった各国の留学生と出会い、交流を深められるのも、アメリカ留学の醍醐味と言えるでしょう。

Judith、今回はありがとう! また遊びにきてくださいね。



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