博士課程二年目の春学期
はじめに
お久しぶりです、さきです。
また花粉の季節になって少し辛いですが、最近は気温も上がってきて過ごしやすくなりました。
個人的に感じた事ですが、雪が溶けてから比較的電車が時間通りにきている気がして、とても便利だと感じています。
今年の冬はとっても寒くて雪もすごく多かったので余計に感じているのかもしれません。と言っても5分10分の遅れはやっぱりあるのですけれど。
今回は博士課程2年目の春学期について書いていきます。

わかりにくいかもしれませんが、私の身長ぐらいの雪の塊が道の真ん中で残されていました。
修士号取得
私は博士課程として入学しましたが、アメリカでは初めの2年間は修士課程の人と似たような事をメインでし、修士の生徒さんよりも研究をもっとやっているという感じのようです。
なので、アメリカでは博士課程の受験をする時に修士号の取得は必須ではなく、学士を取得してからすぐに博士課程になる人がかなりいます。
ちなみに私もその一人です。
今回私も修士課程を取得するのに必要な単位が終わったので、修士号を取りました。
昔はあまり博士課程をしている人が修士号を取るのは主流ではなかったようですが、コロナ後から修士号も取る人が増えているそうです。
手続き自体はとても簡単で、ウェブサイトでクラスを選択するだけでした。
卒業式自体は今回は行きませんでしたが、これも行きたい人はウェブサイトで参加希望の手続きをすればいいそうです。
卒業証書は後日指定した住所に送られてくるそうです。
実は学士を取得した時に卒業証書が卒業式には間に合わず、日本に郵送してもらったんですが、あの時はちゃんと住所を書いてなかったらしく、日本に送られた荷物に郵便番号もなく、宛先もわかるようなわからないような感じになっていたのに奇跡的に届いた事件があったので、今回はアメリカの住所に送ってもらえるようにしました。
まだ届いていないので少しドキドキですが、卒業式自体5月中旬から下旬に行われたのでもう少し時間がかかる気がするので、ぼちぼち待っている所です。
ただ、学校からオンラインの卒業証書はすでに届いて、そんなものがあるのかと驚いています。

リサーチトピック
今学期は授業がなかった分比較的平和に過ごしましたが、その中で唯一の一大イベントはリサーチトピックです。
リサーチトピックは博士課程進捗確認委員会(committee meeting)の一環で、今後の自分がする研究について3人(committee members)の教授の前で発表しました。
リサーチトピックでは5000字のレポートと40から50分ほどのプレゼンテーションを用意しなくてはいけません。
5000字のレポートが思った以上に大変でした。
ワードのドキュメントでグラフや表なども入れると10ページ以上になりました。
参考文献も50件以上になり、先輩たちに急かされて書き始めましたが、本当に急かしてもらってよかったです。
締切の2ヶ月近く前から始めたにもかかわらず、ギリギリまでレポートを仕上げていました。
プレゼンテーション自体はレポートと同じ内容で良かったので、そこまで大変ではなかったですが、必要なグラフを作ったり、イラストでの説明など、扱っているデータの量が多かったのでそこは大変でした。
リサーチトピックの日はとても緊張しました。
発表中は教授たちが質問があればその都度質問するスタイルなので、なかなかスムーズには進まず、結局2時間かかりました。
質問の中には、私が調べきれていなくて説明がスムーズにできていない箇所を指摘されたり、より効果的に説明できるためのトピックを教えてもらったり、スムーズに進んでいない研究に対しての別の方法の提案などでした。
私はコンピューターを使ったシミュレーションをする研究をしていますが、ウェットラボの研究もとても大事な情報が得られるので、そういう知識も求められます。
最終的に試験に合格できてよかったです。

プレゼン用のスライドから一枚です。
今後に 向けての準備
私が所属している研究室は小さめの研究室で、院生は私の他に同級生1人と5年生が2人います。
5年生は卒業の年なので、色々と仕事の引き継ぎが今行われています。
私たちはThe Greater Boston Area Theoretical Chemistry Seminar Series (TheoChem Seminar)というセミナーに参加していて、一人教授をセミナーに招待できることになっています。
今までは先輩がやっていたのですが、私がこの仕事を引き継ぐことになりました。
招待する教授とのコミュニケーションはもちろん、セミナーに参加している他の大学の生徒とも連絡を取り合わなければいけないので、なかなかの仕事量になりました。
本格的にこの仕事が始まるのは夏休み終盤からなので、これからが本番ですが、すでに少し手間がかかっています。
他にも、今やっている研究は先輩と一緒にやっている部分が多いので、今のうちに自分一人でもある程度研究ができるようにしなくちゃいけないので、先輩がやっていたシミュレーションのやり方を習ったり、グラフの書き方を習ったりそっちもそっちで大変です。
終わりに
今回は私の2年目の春学期について書いてきました。
私自身は卒業式には参加しませんでしたが、大学卒業の生徒さんたちが学校のあちこちで写真を撮っていて、キャンパスは楽しい雰囲気です。
また、卒業式と期末試験が終わると、大学生は夏休みになるので、キャンパスがとても静かになりました。
天気がいいのでとても過ごしやすいです。個人的に花粉症以外の部分ではこの時期がとてもお気に入りです。
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