日本の高校進学への未練を振り切って大きな一歩を踏み出した、上地さんの高校留学体験談

上地 美沙

St. Margaret's School(バージニア州のボーディングスクール)に入学
卒業後、上智大学・国際教養学部入学

高校留学のきっかけ

中学2年生の時に、学校の文化交流プログラムで、2週間ボストンに滞在をしました。

現地学生との交流時、仲良くしたいのに自分で言いたい事があっても英語で言えず、英語力のなさを痛感しました。この経験をきっかけに日本に帰ってから英語の勉強がすごく楽しくなって、さらに中3の時に自分のいる環境に物足りなさを感じて留学を決意しました。

私は中高一貫校に通っていましたが、そのまま高校へ上がるのではなく、外へ出て刺激のある生活を送ってみたいと思ったのです。

ただ、中学3年間部活で陸上競技をやっていて、大好きだったので、そのまま高校へ上がって部活を続けても良いいかもと迷いました。でもそれだと新しい環境にはいけないので、やはり高校留学をしようと思いました。今思うと、「英語がしゃべれたらかっこいいな!」という安易な考えが大きかったと思います。留学したいと思った私は両親に相談をしました。留学をするなら、留学のお手伝いをしてくれる機関を探しましょうという事になりました。

昔、たまたま母が陽子先生の話をテレビで見て、先生の事を知っていましたし、新聞で陽子先生の記事を見たことから、インターネットでさらに栄陽子留学研究所を調べて、本も読んで、陽子先生とのカウンセリングに両親と行きました。

ところが、「高校留学はあなたの場合やめたほうがいいよ」と言われてしまいました。理由は、私が部活に未練があったので、「心がしっかりと決まってないなら、高校留学は絶対やめた方がいい」。そう言われると、負けず嫌いなところが出てきて、留学の道をあきらめたくなくなったのです。


高校留学前一番不安だった事は?

自分で高校留学したいと言い始めたけれど、担当カウンセラーとのカウンセリングが始まった頃は、まだ日本の高校進学への未練がありました。

私にとって中学校生活は部活が全てだったので、部活を辞めていく事が一番ひっかかっていました。なので、本格的に留学に踏み出すにはかなり勇気がいりましたが、留学そのものに対する不安は何故か全くありませんでした。

高校留学生活への憧れが強くて、まだ現実が見えていなかったから、英語に対する不安もなかったです。


アメリカのボーディングスクール生活スタート

栄研究所のサクセス講座に参加をして、プログラム終了後、私はSt. Margaret's Schoolへと移動しました。一人でタクシーに乗り高校へ...、おろされた所に誰かが迎えにきてくれると思って、一人で待っていましたが、迎えはなく、どこに行けばいいのか分からず途方にくれました。

とりあえず学校の建物の中に入り、片言の英語で「私は新しい留学生ですけど」と勇気を出して言ってみました。スタッフが校内を案内してくれ、なんとか無事寮へ入る事ができましたが「ああ、私は一人ぼっちなんだ...」と、その時寂しく思った事を今でも鮮明に覚えています。


大泣きの日々

学校では最初の2学期間ぐらいはずっと泣いていました。

学校が小さいので、ちょっと知り合ったら皆友達となるので、友達は作りやすいと思います。ただ、英語もできないですし、深い友人関係がもてません。必死に仲良くなれそうな留学生と仲良くなるように心がけました。でも、韓国人生徒は韓国人同士で集まると韓国語を話すし、中国人生徒もまた同様です。日本人は私だけ。どの生徒も私の事を友達としてみてくれるけれど、ただの知り合い程度といった感じでした。

私が求めていた日本の中学の時のようなもっと深い友人関係を築く事がなかなかできず、友達ができないととても悩み、日本が恋しくなり、ホームシックにかかりました。それは今までの日本の生活が楽しかったからで、それとアメリカの高校留学生活を比べてしまい「なんだこの生活は...、友達もできない...」となり、嫌だったのです。

どん底にいた私は、よくもまあそんなに涙が出ると思うくらい、ずっと泣いていました。でも悩みながらも、友達を作るべくとりあえず皆に話しかけました。食事の時はアメリカ人と一緒に座って、話せないながらもとにかくその場にいて一緒に食べて、友達になろうと思いました。辛くてもあえて自分からそういう場に行くよう心がけました。

自分の過ごす環境が楽しくなるにつれ、少しずつホームシックを乗り越えていきました。サッカーが私の生活をとても楽しくしてくれました。サッカーを通して友達が増えてきて、楽しくなっていったのです。


きっかけはサッカー

3学期目にサッカーのトライアウトに合格し、サッカーのチームに入ってから、色々な事が少しずつ変化していきました。

スポーツしている時は、周りから私を一人のスポーツ選手として受け入られていると感じたのです。通常の学校生活だと、「アジア人だから」という偏見もありました。見えない壁、越えられない壁を常に感じていましたが、スポーツをしているときは、そういった事は関係なく皆が認めてくれて、チームといい関係ができ始めました。自分の居場所を見つけた感じがしてとても嬉しかったです。特に印象に残っている事があります。

最初の頃は黒人のキャプテンが、アジア人はスポーツができないというステレオタイプをもっていて、「なんでアジア人なのに、トライアウトに受かったの?」などと言われていました。でもサッカーを一生懸命頑張っていたら、その子から「美沙、今日試合中すごく良い動きをしているから、絶対美沙が点をとれると思う。だから、この試合絶対一緒に勝とうね」と言ってくれるようになりました。その時、「認められた!」と嬉しかったです。

サッカーのシーズンが終わる頃にはたくさんのアメリカ人生徒とも仲良くなって、さらに学校からは、一番上達した選手に贈られる賞もいただきました。

今でもSt. Margaret' Schoolの友達とはスカイプやFacebookで話しています。

特に親友の韓国人とは、日本と韓国を行ったり来たりしています。

とても仲が良かったのは12年生の時のアメリカ人ルームメイトです。出会ったのは1年目の音楽のChoirのクラス。とても気さくで、偏見が全くなく、留学生にも分け隔てなく接してくれるやさしい子でした。3年目のルームメイトとなり、一緒に住み始めて、息がぴったりでした。とても面白くて明るくて、ポジティブ。「自分が学校内で一番おもしろい子でいたい!」と思っていた子です。

彼女には英語のエッセイを添削してもらったり、同じクラスの宿題を一緒にやったりしました。



高校留学中頑張ったと言える事は?

勉強です。

日本では勉強をしていなかったので、勉強をしなければならない環境に入れられたときに、今まで勉強した事がないくらい勉強しました。もともと完璧主義だったので、いい成績をとりたいと思い、どうせならBじゃ嫌だったので、Aを取るべく猛勉強しました。週末も誘惑に負けないで、自分で時間を作ってしっかり勉強しました。St. Margaret's Schoolでは、やればやるほど認めてくれるし、やった事がきちんと跳ね返ってくるので、とても良かったです。

プロジェクトも時間をかけてやればやるほど評価も良く、良い成績も取れます。さらに自分もその分野について深く理解できるので、楽しかったです。


アメリカのクラス

一番の高校留学でのカルチャーショックは、生徒が授業中寝ていない事でした。日本の中学では生徒の半分が寝ていたけれど、授業中に寝る子はいないし、自ら率先して積極的に勉強しているのが衝撃でした。

クラスは10人以下の少人数ばかりなので、先生との距離が近くて、クラスも話しながら進みます。日本のように、聞いているだけの授業ではなく、アメリカの高校では参加型の授業ばかりです。参加する事によって、「自分で勉強している」という気分にもなるし、得るものが多いです。アメリカに来て私は「授業中しっかり考える」力が身につきました。

一番印象に残っているクラスは世界史です。日本だったら暗記が主だけれど、アメリカでは「何年に何が起こった」ということよりも、「どうしてそれが起こったのか」ということを考えたり、「その事が起こった後、どのような影響があったか」などを考えていくスタイルのクラスでした。こういった授業スタイルだと、色々分かって、興味がさらにどんどん出てきます。

アメリカでは、先生は良かったら思いっきり褒めてくれるし、できなかったら「もうちょっと頑張りなさい」としっかり向き合って言ってくれます。一人一人のことをしっかり考えてくれて、しかも認めてくれます。

素晴らしいと思うのは、駄目だからといって、絶対に見放さないところです。そして、ただ単に生徒の成績をあげる事を考えているというより、生徒にその分野についてもっと分かってほしいと思いながら教えてくれます。


高校留学を終えて

トータルで3年間をアメリカのボーディングスクールで過ごして、自分の性格の変化に自分でも驚いています。

高校留学前は、目立ちたくないし、周りと一緒だったらそれでいいと思っていて、シャイでした。留学して、自分の意見を言う事の大切さを学びました。例えば、クラス内でアメリカ人はどんどん発言します。その発言に対して自分が反対意見を持っていたとしても、それを言わない事には相手には伝わらないのです。それに、学校生活で問題があった時も言わないと伝わりません。

中学からのとても仲良い友達からも、私の留学前と留学後では性格がとても変わったと言われます。今まではシャイで物事をあんまり自分からやっていくタイプではなかったけれど、人ともっとコミュニケーションをとるようになって、色々なタイプの人に心を開けるようになったよね、と言われます。そして、すごく親しい人にしか見せられなかったものをもっと多くの人に見せられるようになったね、とも言われます。

アメリカ高校留学を通して、物怖じしなくなりました。そして、何にでもやってみよう!と思うようになったのは自分の中でとても大きいです。


留学カウンセラーに頼んでよかったと実感した事は何か?

全てです。

もしここを通してやっていなければ、確実に挫折して終わっていたと思います。担当のカウンセラーは、高校留学をすごく良く知っている先輩といった感じで、アドバイスをたくさん聞けたからこそ、何とか頑張れて、無事卒業する事ができました。心が真っ暗だった辛い時も、「絶対大丈夫だから」と色々な励ましをくれて、光のような感じでした。


高校留学の魅力は何?

世界が広がる事です。

日本にずっといたら、絶対に知り合えなかった人との出会いもあり、知らなかった事とも分かり、また様々な新しい経験ができます。高校留学初期は、留学の魅力は英語が話せるようになる事だと思っていましたが、今は自分を成長させてくれる事(目に見えない事も含めて)が留学の魅力だと思います。

もし留学していなければ、私の人生は今のようになっていません。つまらない、平凡で平坦な人生を歩んでいたと思います。狭い社会で世間を知らずにいたと思う。私の世界を広げてくれた留学に感謝です。


高校留学はお勧め?

断然お勧めです。

語学の上達ももちろんですが、それ以上に精神的に成長できる素晴らしい機会です。留学したら、日本とは違う環境になるし、必ず挫折もするでしょう。上手くいかないことも多いですが、それを乗り越える事によってひとまわりもふたまわりも大きくなれます。それが高校留学で得られると思います。


高校留学予定者にアドバイス

留学は永遠にできるものではなく、限られた時間しかないので、とても充実したものにしてほしいと思います。

辛いこともたくさんあると思うけれど、最後に振り返ればマイナスの事は一切ないと思うので、どんな事も全て乗り越えてほしいと思います。必ず全てプラスに繋がります。


近況

現在上智大学の国際教養学部で勉強しています。

今までとは違う環境に身をおけている事が新鮮で嬉しいです。高校で死ぬほど勉強をしたので、日本の大学生活も送ってみたかったので、日本の大学進学を選びました。今は楽しいですが、刺激のある生活をしたいので、将来自分の行った事のない国で勉強してみたいと思っています。


留学は最後に振り返ればマイナスの事は一切ない

私が通ったSt. Margaret's Schoolは小さな高校なので、友達は作りやすい環境だったのですが、始めのうちは英語もできなかったため、日本の中学校の時のような、深い友人関係が持てませんでした。しかし、課外活動のサッカーを通して友達が増えてきて、だんだんと楽しくなっていったのです。サッカーのシーズンが終わる頃にはたくさんのアメリカ人とも仲良くなりました。栄陽子留学研究所の担当カウンセラーの方は、私が友達の事で悩んでいる時「絶対大丈夫だから」と励ましてくれて、何度も日本から電話で話してくれた、光のような存在でした。サッカーとカウンセラーが私が強く前に進む後押しをしてくれたのだと思います。勉強は日本での私からは考えられないくらい沢山しました。アメリカの高校では、先生はやればやるほど認めてくれるし、やった事がきちんと跳ね返ってくるので、とてもうれしかったです。さらに自分もその分野について深く理解できるので楽しかったです。クラスは10人以下の少人数なので、先生との距離が近くて、クラスも話しながら進みます。日本のように、聞いているだけの授業ではなく、アメリカの高校では参加型の授業ばかりです。参加する事によって、「自分で勉強している」という気分にもなるし、得るものが多いです。アメリカに来て、私は「授業中しっかり考える」力が身につきました。留学初期は、留学の魅力は英語が話せるようになることだと思っていましたが、今は自分を成長させてくれることが留学の魅力だと思います。今、高校留学を考えていらっしゃる方には、今すぐ留学を決断したほうがいいと思います。なぜなら、高校留学はいつでもできるものではないからです。辛いこともたくさんあると思うけれど、最後に振り返ればマイナスの事は一切ないと思うので、どんな事も全て乗り越えてほしいと思います。必ず全てプラスに繋がります。



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