留学生のための大学訪問記:Whitman College ホイットマン・カレッジ

みなさん、こんにちは。アメリカの高校で進路相談のカウンセラーをしている佐和です。

今日はワシントン州にあるリベラルアーツ大学のWhitman College(ホイットマン・カレッジ)を訪問してきましたので、そのレポートをお届けします。

公園のような美しいキャンパスは、紅葉がとてもきれいでした。

アドミッションズ・オフィス
アドミッションズ・オフィス

ホイットマン・カレッジとは

1882年に創立されたホイットマン・カレッジはワシントン州有数の名門リベラルアーツ・カレッジです。学生数は約1,400人。リベラルアーツらしい小規模の大学です。シアトルまたポートランドからは440キロ、車で4時間ほどですね。

大学のある町ワラワラ(Walla Walla: 人口3万人)は、全米2位の生産量を誇るワインで有名な町で、120ものワイナリーに囲まれています。

そのため町にはレストランやワインのテイスティングルーム、カフェなどが驚くほどいっぱいありました。

このエリアは雨がよく降るというのが一般的なイメージですが、じつはワラワラはアイダホ州に近い内陸地帯にあり、日照時間がかなり長く、農産業にもとても適した気候となっているのです。

ホイットマン・カレッジのキャンパスツアー

キャンパスセンター
キャンパスセンター

ホイットマン・カレッジへは、自宅からは6時間強のドライブで、私たちは午後1時半のツアー時間より1時間ほど早く着きました。

キャンパスツアーのために車を6時間も走らせるというのは、日本では考えられないかもしれませんが、アメリカではけっこう普通です。ツアーにはシアトルから(くるまで4時間ほど)の家族もかなり参加していました。

とくにレベラルアーツ・カレッジはホイットマン・カレッジのように田舎にあるのが普通ですからね。個人的には、じつは近くに用事があったのでそのついでに参加させてもらいました。

さて、コロンビアリバー沿いにのんびり車を走らせていると、葡萄畑やワイナリーが見えてきます。そうしてワラワラ町、ウィットマン・カレッジに到着です。

アドミッションズ・オフィス(入学審査を専門に行うオフィス)は大学内にあるのですが、ちょっと早めに到着してしまったと伝えたところ、ぜひどうぞとコーヒーや紅茶までキッチンでご馳走になりました。

じつは飼い犬も連れてきたのですが、ツアーの間、犬を預かっていいとも言っていただき、本当に助かりました。

ツアーには10家族ほど参加しました。学生ガイドと一緒に1時間半ほどキャンパスを歩き回ります。私たちのガイドはコンピュータ・サイエンスを専攻している3年生で、自転車でやってきました。

キャンパスはあまり大きくありませんが、図書館とキャンパスセンターの中もマスクをつければオーケーとのことで、中もちょっと見学できたのは幸いでした。じつはいまでもコロナの影響で、アメリカでは、屋内の見学がむずかしい大学のほうが多いのです。

3階建てのキャンパスセンターには、書店や銀行、学生の交流会やイベントに使えるミーティングルーム、留学生センター、ラジオ局や学生の作品を展示しているギャラリー、学生クラブの部室などがたくさん入っています。

キャンパス内の小川
キャンパス内の小川

キャンパスにはクリーク(小川)が流れています。ベンチがそこここに設けられていました。娘のお友だちでウィットマン・カレッジ2年生の子は、ここに座って朝のコーヒーを楽しむのが日課だと教えてくれました。

ユニークなアウトドア・プログラム

フィットネスセンターにはとても大きなクライミングウォールがありました。

ホイットマン・カレッジのあるワシントン州南東部はいつも天気がいいので、クライミングなどのアウトドア系スポーツがとても人気です。

また週末には、アウトドア・プログラムという学生運営クラブが、ハイキングやスキー、ラフティングからアイス・クライミングやマウンテンバイクまで、いろいろなイベントを開催しています。

このアウトドア・プログラムにはBob Carson Outdoor Fundという奨学金制度があり、だれでもアウトドアを楽しめるように2012年に設立されました。人気のイベントは早めに予約をとらないといっぱいになるらしく、学生の日々に根づいています。

Bob Carson Outdoor Fundは2012年にRobert Carson教授の引退を期にスタートした奨学金です。Robert Carson(Bob Carsonはニックネーム)教授はホイットマン・カレッジで35年にわたって教鞭をとった地学の教授です。2021年度は全学生に150ドル支給されました。

新しい学生食堂

学食
新しい学食

学生食堂(CLEVELAND COMMONS)は新しく改築されたばかり。

近くの農場でとれた新鮮な野菜のサラダやピザ、おすし(といってもカリフォルニアロール系ですが)やうどんなどを食べることができます。このほかにもカフェが3か所にあり、コーヒーやパンなどの軽食が買えるようになっています。

みんなが「大好き」な大学

うちの高校生の娘に、ホイットマン・カレッジの印象を聞いてみました。

  1. 夕食で会った友だちのニッサは、食前は友だちとダンスのリハーサル(来週に開幕)に出かけ、食後は大学の構内で映画を見に行くとのこと。いろいろなイベントに参加できる機会があって本当に楽しそうだった。
  2. ニッサの友だちのグループ8人ほどと一緒にカフェテリアで夕食を食べたのだけど、みんなホイットマン・カレッジが大好きで、声をそろえてぜひ来るように勧めてくれた。
  3. キャンパス内のどの建物もきれいにメンテナンスされているか、新築されたばかり。とても素敵なキャンパスだった。

私としては、ホイットマン・カレッジはここオレゴンでもとても評判が高いこともあって、やっと見学できる機会ができて本当によかったです。

食べ物もワインも思ったよりずっと美味しくて、帰りがてらによったカフェで学生アルバイトが美味しいコーヒーを淹れてくれたのはいい印象に残っています。

山本佐和さんの記事一覧

このページが気に入ったら→ 

Facebook

Twitter

留学相談 留学講演会
留学中の就職支援
栄陽子の書籍
栄 陽子の留学コラム