アメリカ高校留学奮闘記。えっもう夜!? あっという間に過ぎる1日
こんにちは、Ayakoです。私はマサチューセッツ州の西部にあるMiss Hall's Schoolという小さな高校に留学しています。
前回の記事では、私の1週間のスケジュールを紹介しました。
今回は、私の1日のスケジュールを紹介したいと思います。
アメリカの高校の留学生の1日は長くもあり、あっという間でもあります。そのとき、そのときを生きるのに本当に必死です。1日が終わる頃には、今日の朝何をしたかの記憶はもうどこにもないことがほとんどです。
私のスケジュール
朝早く起きて宿題をすることも
朝は、早いときは6時、遅くて8時ごろに起きて授業に行く準備をします。
とくに1日に4教科ある曜日は、前日までに宿題が終わらないことが多いので朝早く起きて残りを終わらせます。
8:30から1時間目が始まるので、時間があればダイニングホールまで朝ごはんを食べに行き、時間がないときは日本から持参したスープを片手に授業に向かいます。
遅刻に厳しい先生も多いので、時間厳守です。目が覚めて8:27だったときはさすがに焦りました。
ただ私の学校は小さく、教室と寮の距離も短いので、授業が始まる5分前に部屋を出れば余裕で間に合います。日本で1時間半もかけて登下校していたときのことを考えると、ずいぶん楽になったな、とつくづく思います。
授業時間が長い!
1時間目の授業は1番長くて90分。ほかの授業は75分です。
朝1のクラスが1番長いのは生徒の間でも不評で、とくに歴史や英語が1時間目だとやっぱり眠くなります。
日本の高校では授業は45分だったので、初めは75分のクラスでさえ途中で集中力が切れたり気分が悪くなったりしました。先生たちも朝1の長い授業がどれほど辛いかよくわかっているので、途中で休憩を挟んでくれることも多いです。
カジュアルなミーティングで息抜き
1時間目と2時間目の間には曜日によって全校集会だったり、クラスミーティングだったり、アドバイザーミーティングだったりがあります。
これらのミーティングは意外とカジュアルなものが多いです。
クラスミーティングではカードゲームをしたり、クラス全員で人狼ゲームをしたり、アドバイザーミーティングも先生によってさまざまですが、先生がお菓子を差し入れしてくれることもあります。 朝ごはんが食べられなかった人たちはこの時間にダイニングホールに集まり、朝食の残りものを食べたり、ベーグルをつくったりします。
ランチどきは食堂が混み合う
2時間目が終わると、ランチを食べ、3時間目、4時間目に行きます。朝1番にフリーブロック(自由時間)がある曜日は最高です。宿題がなければ10時まで寝ることもできます。
2時間目か3時間目がフリーブロックのときは、ランチの時間を早くしたり遅くしたり調整できます。
みんなの授業が終わるタイミングは、ダイニングホールはびっくりするくらい混雑していて、座る席がなくぎゅうぎゅう詰めなので、なるべく時間をずらして食べます。
授業が終わると
1週間に何回かあるX Blockは授業がない時間ですが、自由時間というわけではなく、だいたい学校全体のイベントやクラブ活動、クラスのミーティングなどがあります。何もないときは本当の自由時間になるのでラッキーです。
1日の授業は多くて4つで、3:25に終わります。
その日の最後の授業が終わると、留学して2年経ってもまだほっとして、解放された気分になります。いつからストレスなく平常心で授業を受けられるか楽しみで、待ち遠しいです笑。
1日の授業が終わると少し自由時間があります。WIN Timeと呼ばれるものです。
この時間に週1回、チェンバーアンサンブルの練習がありました。ほかにもウクレレアンサンブルやボーカルアンサンブルなど、音楽に関するグループや委員会に入っている人たちのミーティングがあります。
私はアンサンブルの練習があるときは練習に行き、ないときは図書館で勉強をしたり、友だちとおしゃべりしています。またこのWIN Timeの後にはスポーツがあるので、その準備をします。
アンサンブルの発表会は年に2回ほどあります
スポーツの時間
WIN Timeが終わると、スポーツです。バレーボールやラクロス、バスケ、クロスカントリーなどのチームスポーツは毎日練習があります。1時間半みっちり練習して、週末の試合に備えます。
スポーツが終わるとヘトヘトですが、友だちと目標に向かって練習する時間は本当に貴重で楽しいです。また登下校がない学校生活は運動不足になりがちなので、いい運動になって、気分がいいです。
スポーツの1コマ
勝負の時間! Study Hall
スポーツ後は夕飯を食べ、その後1時間半のStudyHallに入ります。
私にとってこの時間は勝負の時間です。
この1時間半でどれだけ集中して宿題を終わらせられたかがその日の睡眠時間を左右します。
部屋にこもって勉強するときもあれば、本当に切羽詰まっているときは図書館に行き、強制的に自分をだれかに監視されている状況に置きます。
この時間はしんと静まりかえっています(いつもは賑やかで、どこかしらから叫び声が聞こえるのですが)。みんな勉強に集中するからです。このメリハリが大事だと思いますし、みんなの切り替えかたが早くていつもすごいなと尊敬します。
StudyHallの後は10時までに部屋にいないといけないので、急いでシャワーを浴びて、着替えたらその日が終わります。
シャワーはみんなで共有なので、並ばないといけないときもあり、いかに時間をうまく使えるかが鍵になります。
タイムマネジメントが大切
また宿題やテストの勉強が終わっていないときは、夜中まで起きることも多いです。ただルームメイトがいるときは、寝る邪魔にならないように同じくらいの時間に寝て、朝早く起きたり、机のスタンドの明かりだけで勉強するなど少し気を遣わないといけません。
ルームメイトも宿題に追われて徹夜をしているときは、なんだか大変なのは自分だけじゃないんだと安心して、心なしかいつもより気合を入れて勉強することができました。
このような寮生活を送っていると、自己管理やタイムマネジメントがうまくなるような気がします。限られた時間で、どれだけ集中して結果を出せるかが大事だと思います。
(第9回終わり。第10回へ続く)
Ayakoさんの記事一覧
- 第1回 思い立ったら、即行動。コロナ禍での「高校留学」という大きな決断
- 第2回 自分と向き合った半年間。アメリカの高校への出願プロセス
- 第3回 いよいよ渡米! アメリカのキャンパスで充実の日々
- 第4回 アメリカの高校への入学を控えて。ボストンでの3週間
- 第5回 カルチャーショック! アメリカの高校に留学して驚いたこと
- 第6回 いよいよアメリカの高校のキャンパスに到着! 人生最大の試練に!?
- 第7回 友だちづくりはオリエンテーションから。アメリカ高校留学便り
- 第8回 アメリカの高校生の1週間のスケジュール。メリハリをつけて留学生活を乗り切る!
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