いよいよ渡米! アメリカのキャンパスで充実の日々
こんにちは、Ayakoです。私はマサチューセッツ州の西部にあるMiss Hall's Schoolという小さな高校に留学しています。
前回は、アメリカの高校への出願プロセスについてお話ししました。今回は、「渡米からキャンパスに着くまで」の体験をお話しします。
この3か月弱の間には、ここに書き切れないくらいたくさんのことがありました。スマホを片手に写真を1枚ずつ見返して、振り返りながら書いています。
私たちが生活したWashburn Univeristyの寮
いよいよ渡米
まずは2021年6月29日、これは一生忘れない日です。そう、この日に私は初めて日本を離れました。
その日のために買ったリュックサックと親戚から譲り受けた大きな最大重量ギリギリのスーツケースを持って、羽田空港に到着しました。そのときはもう気持ちがフワフワして飛んでいってしまいそうなくらいでした笑。
家族全員と、仲がよかった友だちがわざわざ学校を早退してまで見送りに来てくれました。最後の食事に選んだのは、空港内にあるお蕎麦と(二尺五寸というところです!)伊藤園の抹茶のアイスでした。この伊藤園のアイスはいまでも日本を出るときに必ず食べています!
サクセス講座の仲間たちと
私が安心して初めての海外に飛び立つことができたのは、仲間が大勢いたからでした。
私はアメリカの高校生活を始める前に、海外の生活や学校生活に慣れるために、栄 陽子留学研究所の6週間のサマープログラム「サクセス講座」に参加しました(これはアメリカの大学キャンパスで行われます)。
この講座に参加する人はみんな同じ飛行機に乗り、荷物の受け取りや入国審査も一緒でしたので、本当に心強かったです。このときの講座の参加者は、大学に留学する人が約15人、高校に留学する人が6人いました。
飛行機の中でこっそり泣く
出発する直前に、栄 陽子先生から熱いお言葉をいただき、見送ってくれるみんなとお別れをし、気合十分で出発ゲートをくぐった私でしたが、家族や友だちの顔が見えなくなった瞬間、いままで感じたことのないような寂しさに襲われました。その後、飛行機が離陸し、みんなが寝静まった頃、1人で泣いていたなんてだれにも言えません笑。
その後は、長い長いフライトに耐えるのみでした。ただコロナ禍だったこともあり、1人で一列のシートを使えたのは、いま思えば贅沢な空の旅だったと思います。
乗り継ぎも大学生の後ろをついていき、問題なくすることができました。最後の空港に着いたときはすでに外は真っ暗でした(写真の記録では23時)。そこからバスに揺られること2時間、やっと、6週間の「サクセス講座」の舞台Washburn Universityに着きました。寮の部屋には寝具やお菓子が置いてあって、私たちを歓迎してくださいました。
6週間泊まった寮
夢だったアメリカでの学生生活
Washburnで、これがアメリカの学生生活か! と実感するようなことをたくさん経験しました。
まず初めに、学校の敷地が広すぎて授業に行く前に迷子になりました。最初の日にキャンパスツアーをしましたが、それで覚えられるような広さじゃありません。まず建物に行くまでに迷って、その後、建物の中で、教室に行くのに迷いました。
そして、自然が豊か。教室まで行く道には、何匹もの野生のリスやウサギがいました。野生のリスを見たのは初めてでした。映画の中で、学生が芝生に座って本を読んだり、昼寝をしたりする理由がわかったような気がしました笑。
広大なキャンパス
シンプルだけど充実した日々
Washburn University に着いてからの生活は、シンプルではありましたが、充実していました。
午前中はライティングや文法などの授業、昼食をカフェテリアで食べ、午後はスピーキングの授業、そして、自由時間。夕食の後は、みんなで集まって勉強をする時間です。
私がシンプルといったのは、毎日同じスケジュールを淡々とこなしていくからです。ときどき夜に楽しいゲームの時間があったり、週末にはみんなで外出したりしましたが、それ以外は何も変わりません。
それでも1日はびっくりするくらいあっという間に過ぎていきます。今日あったことを夜になって思い出そうとしても、その日の朝のことが思い出せないくらい充実していました。
英語での授業、英語での会話、すべてが新しく、頭とエネルギーを使い、夜はくたくたでした。
授業とプロジェクト
サクセス講座での授業のことに少し触れたいと思います。
授業は、たくさんの教科を学ぶというよりは、英語に慣れる、英語の授業のような感じでした。それと、文法のほかに日本ではあまりやらなかったプレゼンテーションやコミュニケーションの練習をしました。
先生がたも私たちに優しく、ゲームをしたり、ペアで実戦練習をしたりと、話を聞くだけでなく、楽しい授業になるようにしてくださいました。
またアメリカでは、テストや宿題のできだけではなく、私たちが努力した過程を評価してくださることをここで学びました。言い換えれば、どれだけプロジェクトや発表がうまくても授業態度が悪いといい成績がもらえないということです。
最後のプロジェクトでは、1人ひとりが自分自身のプレゼンテーションを完成させ、発表しました。私のトピックは、「アメリカと日本のお菓子の違い」でした笑。初めての英語でのプレゼンだったのもあり、いろいろなところから情報を収集したり、日本にいる家族にお菓子の写真を撮ってもらったりと、多くの時間をかけたのを思い出します。
体調管理も大切
またWashburnでは、英語での勉強に慣れるだけではなく、生活面でもたくさんのことを学びました。洗濯機の回しかた、部屋の整理整頓、たくさんの人とのスペースの共有、スーパーへ行くための公共交通機関の使いかたなどです。
いままで親がやってくれていたことを、時間がない中ですべて1人でしなければならず、最初は戸惑いました。また自分の体調管理もしっかりしないといけないことにも気をつかいました。コロナ禍だったこともあり、体調を崩したら、他の人にまで迷惑をかけてしまうからです。ジャンキーで慣れない食事でしたが、感謝しながら食べました。
現地の人との交流
一番楽しかった思い出は、アメリカ独立記念日に現地のかたがたの家を訪問して、食事をしたり、花火をしたことです。独立記念日はとても大事な日で、大勢の人たちが集まって、食事をしたり花火をしたりします。
現地の人は、優しくフレンドリーで積極的に話しかけてくださいました。ほかにも地域の動物園に行ったり、美術館に行ったり、野球観戦したり、本当に充実していました。アメリカで実際に生活すると、アメリカの文化や人柄にも触れられて、貴重な経験でした。
現地の人たちと
独立記念日
6週間の長いようで短かったサクセス講座で、自分と同じようにがんばる仲間にも出会え、一生忘れられないような濃い時間を過ごしました。そこで学んだ勉強のコツや、タイムマネジメント・スキル、自己管理能力は、その後の高校生活に役に立ったと心の底から思います。
(第3回終わり。第4回へ続く)
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