アメリカの高校への入学を控えて。ボストンでの3週間

こんにちは、Ayakoです。私はマサチューセッツ州の西部にあるMiss Hall's Schoolという小さな高校に留学しています。

今回は、このサクセス講座が終わって、高校のキャンパスに到着するまでの間に過ごした、ボストンでの滞在についてお話したいと思います。

ボストン

ボストンの夏

6週間のサクセス講座が終わったのは、8月の初めでした。アメリカの多くの学校は9月に始まるので、それまで約3週間、何もない期間があります。この空白の3週間、私はボストンで過ごすことを決めました。一緒にサクセス講座に行ったメンバーも、それぞれ学校が始まるまでの期間をボストンで過ごす人が多く、その期間は第2のサクセス講座のようなものでした。

ゲストハウスで日本食

このような休みの期間の一番の問題は、アメリカでは18歳以下は大人と一緒でないとホテルに泊まることができないことです。それで私たちは「YUZU」というゲストハウスに滞在しました。YUZUはボストンの中心部から電車で20分くらいの少し落ち着いた住宅街にある、日本人のオーナーさんが営業しているところです。周りにはたくさんのレストラン（日本食レストランも3つくらいありました！）やスーパーがあり、交通の便もいいところでした。

ここに泊まると、平日の夕飯はオーナーさんが日本食を作って出してくれます。もう1か月以上日本を離れて、日本食が恋しかった私たちにとって、その夕食は本当においしかったです。天気がいい日はバーベキューをしたりしました。

ゲストハウスの日本食
YUZUで久しぶりの日本食

カンザスとの違い

サクセス講座の間は、アメリカのど真ん中（アメリカ人の友だちですら1回も行ったことがないような田舎です）のカンザス州で過ごしていたので、ボストンでの生活はまったく違うものに思えました。最初は戸惑うことがたくさんありましたが、見るもの食べるものすべてに感動しました。

カンザスとの大きな違いは、人の多さ、物価の高さ、料理の種類の豊富さです。カンザスでは大学のキャンパス周辺を歩いていても、会うのは1人くらいか、まったく会わないかくらいだったのが、ボストンでは普通に歩くだけで人とぶつかるみたいな感じでした。どちらも人はみんなおおらかで温かく、ボストンの人の多さを苦痛に思ったことはなかったです。

ボストンで初めて食べたのは、ラーメンでした。そこのラーメンは本格的でおいしかったのですが、レジでお支払いするときに、＄12という数字を見て驚愕しました。私が頼んだのは普通のなんてことのない味噌ラーメンだったのです。ボストンは物価が高く、また日本食になると、さらに高くなります。それを知ってからは、日本食は自分へのご褒美にしようと心に決めました。

ボストンのおすすめ日本食レストラン

ボストンにある、おすすめの日本料理のレストランを少し紹介しますね！ボストンに来たら絶対に行くのはIttokuという居酒屋です。YUZUから歩いて20分くらい、電車では1駅です。本当に美味しくて、日本人の店長と顔見知りになるくらい通いました笑。

Toraというラーメン＆刺身屋さん、しゃぶ膳というしゃぶしゃぶ屋さんもおすすめです。いずれもボストンの中心部、中華街の近くにあるレストランです。ボストンに来て日本食が恋しくなったらぜひ行ってみてください！

Toraの刺身

しゃぶ膳のしゃぶしゃぶ

食べ物の話が多くなってしまいましたが、美味しいものを食べて、気分を上げるのも大事だと思います。

語学学校プラス観光の日々

3週間ただただ遊んで食べて過ごしただけでなく、私たちは語学学校にも通いました。せっかくサクセス講座の6週間で慣れた英語を使わなくなってしまうのはもったいないので、英語の勉強もしっかりしました。

平日の午前中はボストンの中心地、中華街の近くにある語学学校でみっちり勉強し、午後はボストンの観光をするという毎日を過ごしました。コロナ禍だったので、授業はすべてオンラインでした。

この3週間でボストンは私の庭、といえるくらいまで、たくさんのところに行きました。ハーバード大学、MIT、トリニティ教会、ニューイングランド水族館、ボストンコモン、ボストン美術館、ボストン公共図書館など、ボストンには有名で歴史的な観光名所がたくさんあり、時間をつぶすには十分すぎるほど、行くところがあります。私は、部屋でだらだらするのが嫌だったので、毎日のようにボストンを歩き回っていました。

MIT
MITのキャンパス