友だちづくりはオリエンテーションから。アメリカ高校留学便り
こんにちは、Ayakoです。私はマサチューセッツ州の西部にあるMiss Hall's Schoolという小さな高校に留学しています。
アメリカの高校では、新学期が始まる前に1週間弱の「オリエンテーション・ウィーク」があります。私が留学しているMiss Hall's Schoolでは新入生向けのオリエンテーションや、リーダーシップのポジションを受けもっている在校生のためのオリエンテーションなどがあります。オリエンテーションは友だちをつくったり、学校生活に慣れたりする大事な機会です。
今回は、印象に残ったオリエンテーションのアクティビティを紹介します。
友だちと
Movie & Snacks
1つ目は定番のMovie & Snacksです。
キャンパス内にある広場でみんなで寝転び、ポップコーンを食べながら映画を見ます。よく映画で見るようなアメリカンライフで、最初は興奮していました。いまとなっては、日常です笑。
アメリカで映画を見ていて驚くのはみんなリアクションがすごいということです。笑ったり叫んだり、思ったことをすぐみんなで共有します。
Bonfire & Smores/Dance Party
火の周りで歌ったりゲームをしたり
これもまた定番です。いままで何回やったか覚えていないくらいです。とくに夏や秋は毎週末にあったります。
友だちとつくって食べるスモア(焼きマシュマロとチョコをクッキーで挟んだもの)は最高に美味しいです。
とくにボンファイヤー(たき火)は友だちをつくるいい機会になりました。音楽に合わせて火の周りを歩くダンスが始まると、みんな一致団結して最高の夜になります。
ここでよくやるゲームは、True or Falseです。ルールは簡単で、4つそれっぽいことを言って最後にどれが嘘かを当てるだけです。これは英語力がなくてもできたので、好きなゲームでした。
たとえば、
- I have three dogs.
- I've never broken my arms.
- I like playing the flute.
- My father is a policeman.
What is false among them?
みたいな感じです。この場合は、4がFalseになります笑。
Speed Friendning
これはアメリカで初めてやった友だちづくりのためのアクティビティです。
二重の円に座って、外側の人たちが席を横にずれていって、全員の人と話すというものです。
いいアクティビティですが、英語に自信がなかった私にとっては毎回お題にドキドキして、うまく話さなきゃ、とプレッシャーが大きいゲームでした。
Blue & Gold Event
BlueとGoldに分かれて綱引き
これはぜひとも紹介したいMiss Hall's特有のイベントです。
新入生は一番初めのBlue & Goldイベントで、スクールカラーのBlueかGoldのどちらのチームに入るか発表されます。その発表の仕方がおもしろくて、映画ハリーポッターの寮を組み分けるときみたいな感じなのです。
1人ひとりが全校生徒の前で名前を呼ばれて、BLUE! もしくは GOLD! と言われます。選ばれたほうのチームに走っていき、みんなに祝福されるという感じです。私は黄色が好きだったので、GOLDになることを願っていました。結果は、、、GOLDでした!!
このBlue or Goldは意外に大事で、普段の学校生活でも使うことが多いので、またいつかお話ししたいと思います。このようなイベントがあるときは、BlueとGoldでバチバチ火花を散らしたりもします笑。
ImPACT Testing
インパクトテストも大事なオリエンテーションの行事です。
私の高校では、日本で年度の初めに行うような健康診断がありません。でも、みんなが健康に過ごせるように、とくにスポーツをする人に向けて脳の検査があります。
自分のコンピュータで行うもので、記憶力や空間認識力などを測ります。私は毎年秋にバレーボールをしているので、いつも年始にこのテストを行っています。
Big & Little Event
これも私が好きなアクティビティの1つです。
BigとLittleというのは在校生の先輩1人が新入生1人に対して、年の始まりに新しい生活をサポートするものです。
留学して最初の年は、私はLittleとして参加し、私のBigがクラスのことや週末の過ごしかた、学校の伝統などについていろいろ教えてくれました。2年目と3年目は私自身がBigとして、私のLittleが不自由なく学校生活を送ることができるようにサポートしました。Bigにはすべての在校生がなれるわけではなく、面接などの選考プロセスがあります。
オリエンテーション中にデコレーションしたクッキー
まとめ
今回紹介した以外にも、オリエンテーションのアクティビティはたくさんあります。
先生がたや上級生は、新入生がなるべく早く学校に馴染めたり、友だちをつくったりできるように工夫してこのような1週間を企画してくれます。楽しいイベントや、みんなで協力するようなアクティビティを通じて、自然と友だちができていくので、とても貴重な1週間です。
(第7回終わり。第8回へ続く)
Ayakoさんの記事一覧
- 第1回 思い立ったら、即行動。コロナ禍での「高校留学」という大きな決断
- 第2回 自分と向き合った半年間。アメリカの高校への出願プロセス
- 第3回 いよいよ渡米! アメリカのキャンパスで充実の日々
- 第4回 アメリカの高校への入学を控えて。ボストンでの3週間
- 第5回 カルチャーショック! アメリカの高校に留学して驚いたこと
- 第6回 いよいよアメリカの高校のキャンパスに到着! 人生最大の試練に!?
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