どうやって解消する? 留学中のストレス

留学体験記  2020年03月12日

こんにちは! アメリカのベロイト・カレッジに留学中の平沢 優子です。

留学中はストレスの原因になるものがたくさんあります。大量の宿題や英語で行われる授業だけでなく、日本とまったく違う環境で暮らすということ自体、私たちが思っているよりもストレスがかかるものです。自分でも知らず知らずのうちにストレスを溜めてしまっている場合も少なくありません。あるリサーチでは、アメリカ人の学生よりも留学生のほうがストレスを感じやすいともいわれています。

私は日本にいたときはストレスとは無縁でした。でもそんな私でさえ、留学してストレスを感じましたし、セルフケアの大切さを身にしみて感じています。

そこで今回のブログでは、留学中のストレスの解消法を、私の経験をもとにお話ししたいと思います!


ルームメイトが壁に貼っていたnote

留学中にストレスを感じやすい時期

留学中、最もストレスがかかりやすいのは、やはり中間・期末テストがある週です。この時期はプレゼンテーション、レポート、テストが一度に押し寄せてきます。

やることが多すぎてすべて放棄したくなってしまうこともありますが、アメリカ人の学生もこの時期は課題やテストに追われているので、気持ちに余裕がないのはみんな同じです。

私のストレスの解消の方法

では、私が心がけているストレス解消方法を紹介しましょう。

無理をしない

「ストレスを感じているな」「今日はちょっと疲れているな」と思ったときに私が意識するのは、「無理をしない」ということ。たまには自分に甘くなるということです。

やることが山積みになっているときに限って、この「休憩をとる」ことがなかなかできませんでした。そんな暇があれば少しでもがんばって課題を終わらせたほうがいいと思ってしまっていたからです。

しかし、こんなときに無理をして勉強をしてもあまりはかどりません。だったら素直に休憩をとってしまうほうが、休憩もできるし、その後の勉強の効率も上がることに気づきました。

また、私はまだ起きていないことを心配しすぎてしまうことがよくあります。これも、ストレスの大きな原因だと思いました。

あるとき、ストレスが原因で気分が落ちこんでいるときに、部屋の壁に “Stop mourning what could of been and start celebrating now where you’ll be.” (あれをすればよかった、あれができたのに、と過去に起きたことを嘆くのではなく、これからどうなるかを祝おう)と書かれているのを見つけました。これはルームメイトが書いて壁に貼っていたのです。これを見て勇気づけられた気がしました。

体を動かす

運動をしよう! という私自身、大の運動嫌いということを強調しておきたいと思います(笑)。運動をする時間あればリーディングをしようと思うことも少なくありません。そのため運動はほぼしていませんでした(考えてみると私は1日のほとんどを座って過ごしています)。

こんな運動嫌いの私が運動を積極的にしようと思い始めたのは、運動する理由が変わったことがきっかけです。

私は、運動は体型を保つためにするものだと思っていました。もちろん、よい体型を保つことは大切ですが、それだけでは「明日こそはジムに行こう」といいながら、その明日が来ませんでした。それが、運動はセルフケア・メンタルヘルスのためにするものだという風に意識が変わりました。このようにマインドセットを変えることで、前よりも運動を積極的にするようになりました。

とはいっても、運動嫌いな人(まさに私を含めて)がジムに通うのは容易ではありません。そこで私はファーストステップとして、ヨガクラスに行くことから始めました。クラスといっても、週に2回、1時間のみで、参加は自由で行きたいときに行けばよいことになっていました。アメリカに来て、ヨガ人口がとても多いことに驚きました。ヨガクラスに参加しなくても、部屋でマットを使ってヨガをやっている友だちもたくさんいます。

ほかには、友だちと一緒にプールで泳いだり、サウナに入って汗をかいたりもします。そして気が向いたときだけ、たま~にジムに行って走ったり、筋トレマシーンを使って運動をしたりします。高い学費を支払っているのだから、キャンパス内の施設はフル活用したいとも思っています。

大学が企画するイベントに参加するのも体を動かすいい機会です。たとえば私の大学では「5Kランニング」という、キャンパス内の5キロコースをみんなで走るイベントがありました。

ジムに行ってワークアウトをするのが苦手な人でも、友だちと一緒に楽しく体を動かすことが、体の健康だけでなく、心の健康にもいいと思います。

友だちと話す

気分が落ちこんだときは友だちと話すのが一番です。家族と離れて暮らしているのですから、ホームシックになることもあるかもしれません。

ストレスの原因がはっきりしていれば、それを友だちに相談することで気分が落ち着きます。

私は気分が少し落ちこんだときは、友だちと「ガールズナイト」を開いてお菓子を食べながら一緒に過ごします。友だちと話しながら、自分に優しくなることはとても大切な時間だと思いました。

また、ヘルスセンターのカウンセラーに話を聞いてもらうのも1つの方法だと思います。だれでも気分が落ち込んだり悲しくなったりするときはあるので、そんなときは無理をしないで、だれかに心の内を話すといいと思います。そして泣きたいときは我慢せずに泣くことも大切です。

自分の時間をもつ


図書館の落書きコーナーで

部屋でゆっくり自分の時間をもつことも、疲れたとき、やる気が出ないとき、落ちこんでいるときに大切だと思います。

私は、日本にいるときはほとんど1人の時間をもつことはありませんでした。というよりも1人の時間が必要だと思ったことがなかったからです。あまり落ちこむこともありませんでした。

そんなこともあって、留学してから落ちこんだとき、どのように対処すればよいのかわからずとても辛い時間を過ごしました。

それでも、そんな時間を何度も乗り越えるうちに、私にも1人の時間が必要だということに気づいたのです。私にとっては新たな発見でした。環境が変われば人も変わるということです。

そしてたどり着いた解決策は、夜寝る前でも、疲れたと感じたときでもいつでもいいので、部屋を薄暗くし、キャンドルをつけ、お気に入りのティを飲みながらふぅと一息つくことです。

また、私は詩や箴言を読むのが好きなので、それらを読んだり紙に書き出したりもします。何でもいいので、自分が好きなことをこの「ゆっくりタイム」にするのが、落ちこんでいる自分を励ますのにとてもいいと思いました。

眠る

そして、最後に強調しておきたいのは、よい睡眠が何よりも大切ということです。

やることが多いときやストレスがたまりやすい時期に限って、夜更かしをしてしまいがちです。でも、そんなときほど、いつもよりむしろ早く寝ることが大切だと思いました。どうしてもやることが終わらないというときは、早く寝て、早く起きて、朝に勉強をするのが、心と体の健康にはいいと感じています。

カフェインのとりすぎに注意

留学中のストレス対処法として、私がしないようにしていることは、カフェインのとりすぎです。

まれに、翌日までに必ず終わらせなければいけない課題があるとき夜にコーヒーを飲むことはありますが、中間・期末テスト期間などつねにストレスがかかっているときは、コーヒーを飲むのを控えています。夜はカフェインが入っていないハーブ茶を飲むようにし、寝るときにはしっかり眠れるように心がけています。

私はお酒はほとんど飲まないのですが、ストレス解消のためにアルコールを飲むのもよくないと思います。ストレスが溜まっているときこそ、普段よりもゆっくり休める環境をつくるのが大切です。

まとめ


キャンパス近くの公園で

留学中は自分でも気づかないうちにストレスがかかっていることがあります。何もないのに落ち込んだり悲しくなったりすることもあります。

そんなとき大切なのは、自分に一番効く対処法を知っておくことだと思います。そうすれば、どんなに辛い時期でも乗り越えられると思います。自分のことをよりよく知る機会にもなります。ストレスも留学の貴重な経験です。

 

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