アメリカ留学中の夏休み。できることは盛りだくさん!

留学体験記  2018年07月20日

こんにちは! アメリカのベロイト大学(Beloit College)に留学中の平沢優子です。

アメリカの大学は、長〜い夏休みの真っただ中!!! だいたい3か月〜3か月半くらいあります。

そこで今回のブログでは、私が留学して1年めの夏休みをどう過ごしたのか、書いてみたいと思います。

ナイアガラの滝

もくじ

1.留学生ならではの夏休みを満喫しよう
 1-1.夏休みのプランニング
 1-2.悩みのタネは、やっぱり・・・
2.ティーチング・アシスタントとして勤務
 2-1.高校生たちと過ごす日々
 2-2.大学進学に対する日米高校生の意識の差
3. 「孤独」も留学の醍醐味
4.留学しないと経験できない夏休み

1.留学生ならではの夏休みを満喫しよう

3か月という長い夏休み、アメリカ人学生はもちろん、留学生も、家に帰る人がたくさんいます。

でも、私は日本に帰国しないという選択をしました。夏休みは、自由気ままに旅行をしたり、学期中にできない経験をしたりできると思ったからです。また、アメリカに滞在できる時間も限られているので、日本に帰国したら、2度とこんなぜいたくな時間はないと思ったのです。

1-1.夏休みのプランニング

フロリダの夕景

夏休みのプランニングは、ワクワクするものでもあり、同時に不安を抱くものでもあります。

家に帰らないと決意した私にとっては、何かしらプランを立てなければ、3か月間住むところさえありません。

夏休みは「自由」ですが、逆にいえば責任はすべて自分にあります。学期中とは異なる緊張が伴います。一方で、自分のやりたいことをなんでもできるチャンスなので、夏休みほど楽しいものはありません。

夏休みが始まるギリギリまで明確なプランがなかったものの、私がたどり着いたのは、大まかに3つのパートから成るプランです。

まず、学期が終わる5月中旬から6月中旬までの約1か月間、母とウィスコンシンにある私の大学、シカゴ、ナイアガラの滝、そしてニューヨークシティを2人で旅行。その後、フロリダのSt. Augustineのホステルに1人で滞在。

6月の中旬から7月の下旬まで大学に戻り、Upward Boundというプログラムで5週間TA(ティーチング・アシスタント)を務める。

そして、7月の下旬から8月中旬までハワイ・マウイ島の友だちの家で3週間のんびりと海に入りながら過ごす。

・・・というプランです。

1-2.悩みのタネは、やっぱり・・・

このように旅行をたくさんしたいと思っていたものの、3か月間ずっと旅行するには、時間だけでなく膨大なお金が必要です。

お金のことは大きな問題です。留学生は移民法により、学外でアルバイトをしてはならないことになっていますので、お金を貯めることはできません。

そこで、できるだけお金のかからない旅行の方法を考えることになりますが、安いホテルは治安が不安だったりするので、なかなか注意を要します。信頼できる情報の収集がカギになります。

2.ティーチング・アシスタントとして勤務

次に、5週間“Beloit Upward Bound”でTA(ティーチング・アシスタント)として働いた経験をお話ししたいと思います。

Upward Boundとは、低所得家庭の、またはFirst Generation(両親が大学を卒業しておらず、その家で初の大卒者となる世代)の高校生を対象としたプログラムです。

2-1.高校生たちと過ごす日々

そのプログラムでは、地元の高校生が平日授業後に勉強のサポートを受けられるだけでなく、夏休み中には、志望大学のリサーチ、出願準備やSAT®(アメリカの大学に進学するにあたって受ける標準テスト)に向けての学習もできます。

私は、ティーチング・アシスタントとして、Juniorといわれる高校3年生(日本の高2。アメリカの高校は一般的に四年制です)を担当しました。

生徒たちと1日を共に行動し、数学、理科、英語(日本でいう国語)、アート、外国語、SAT®対策などの授業を一緒に受け、それぞれの教科の先生のサポートをしたり、質問があれば生徒の質問に答えたりしました。

また、自習の時間には担当の教員がいないので、私が何をするかを指示し、私語をしている生徒がいれば注意をしました。

車で数時間ほどの大学を訪問するツアーにも同行し、プログラム中は生徒たちと多くの時間を過ごしました。

2-2.大学進学に対する日米高校生の意識の差

私は日本にいるときから、塾の集団授業を受けもっていたこともあり、子どもたちと触れ合う楽しさ、教えることのむずかしさ、1人ひとりの子どもと接するたいへんさ、また「教育」の大切さを身にしみて実感していました。

Upward Boundでの経験を通して、アメリカと日本の子どもの相違点よりも、国が違っても「子ども」としての、また「生徒」としての、共通点をより多く発見しました。

日本の塾で教えていたときと同じような場面が何度もあり、どこか懐かしい気持ちになっている自分もいました。

とくに印象に残ったことは、Upward Boundで出会った生徒たちは、「教育」とくに「大学進学」に将来の希望を見いだしているということです。

日本の高校生は、周りが大学受験をするから受験勉強をし、なんとなく大学進学をするというケースが少なくないと思います。

しかし、Upward Boundの生徒たちは違っていました。大学に進学することの価値をとても高く認めていました。

実際にベロイト周辺の公立高校では、大学進学サポートが不十分だったり、そもそも大学にいく費用が十分にないといった理由で、大学進学をしない、またはできない高校生も多いとUpward Boundの生徒から聞きました。

この話を聞いたとき、日本の高校生(私も含めて)はなんて恵まれているのだろうと思いました。とくに私の場合は、大学付属高校だったので、9割以上の高校生が大学に進学しました。そのうちどれだけの子が、「大学に進学できる」ことに心から感謝していたのだろうと、ふと考えてしまいました。

3. 「孤独」も留学の醍醐味

セントオーガスティンの町並み

私は、この夏休みで、たくさんの新しい出会いや経験を通して、さらに自分の視野が広がったと思います。

3か月という夏休みでの大敵は「孤独」であることも思い知りました。1人で旅をしたり生活をしていると、どうしても「孤独」になります。「友だちはみんな家に帰っているのに・・・」という思いにとらわれホームシックにもなりました。

しかし、それぞれの土地で新しい人々と出会い、忘れがたい思い出もたくさんできました。

4.留学しないと経験できない夏休み

留学して最初の夏休みに経験したこと、考えたことはたくさんありすぎて書ききれません。

今年の夏もさらに多くのことを体験できるチャンスだと思っています。今年は、ヨーロッパを旅行し、セルビアの難民キャンプのNGOでボランティアをする予定なので、機会があればそのことについても書きたいと思っています。

これからアメリカに留学する人も、思い思いのすばらしい夏休みを過ごしてくださいね!

 

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