大学留学

ケーススタディ
大学編入留学

偏差値で大学を選びたくない
「自分に合っている」大学に行きたい

日本の大学の単位をアメリカの大学に移行
松田 綾花さん

―― 留学のきっかけは?

もともと国際関係に興味があって、国連ユースボランティアに参加したこともありました。留学したいという思いはあったのですが、英語が苦手で決心がつかなかったのです。そんなとき栄先生の講演会とセミナーに参加して、英語が苦手でも留学できること、さらに日本の大学の単位をアメリカの大学に移行できることを知って、留学の決意を固めました。

―― カウンセリングではどのような話をしたのですか?

カウンセリングは大学2年生の8月に受けました。留学準備の具体的なプロセスと、日米の大学の違いなどを教えてもらったほか、その時点での成績証明書をもとに認められる単位数を予測してもらい、後期の履修科目もアドバイスしてもらいました。 「このぶんなら2年でアメリカの大学を卒業できる」とのことで、ここまでの結論に達したのは期待以上でした。

―― そして進学プログラムがスタートするのですね。

はい。10月初旬にスタートして、以降は週に1度は研究所に通いました。

―― プログラムは何から始まるのですか。

エッセーと、大学選びです。エッセーは、「なぜ編入したいのか」「編入して何を達成したいのか」「なぜそれが編入すると達成できるのか」を書く練習を何度も繰り返しました。とても苦労しましたが、カウンセラーがていねいなフィードバックをくれるので、モティベーションをキープできました。仕上がりまで3か月かかりましたけど、納得いくものだったと思います。

―― 大学選びのほうはどうでしょう?

まずはいくつかのセミナーに参加して、どのようなポイントで大学を調べればよいのかを学びます。次に自分の希望や優先順位(2年で卒業できること、予算、国際関係学のカリキュラム、地域など)を整理し、カウンセラーに30校ほどの大学リストをつくってもらいました。そして、これらの大学のWEBサイトやカタログをじっくり読み込んでいくことになります。カウンセラーは、WEBサイトに載っていない情報も教えてくれました。実際のキャンパスの雰囲気や、その大学の先生からじかに聞いた話などです。これがとても役に立ちました。カウンセラーのアドバイスで、「大学比較表」をつくって、一覧で大学を比べられるようにしたのもよかったです。

―― 編入留学の場合、単位の移行が重要なポイントになりますね。

はい。アメリカの大学の単位制とカリキュラムについては、みっちり指導を受けました。認められる単位と、留学後の履修科目、卒業までの期間の見通しも、カウンセラーと話し合いながら見定めていきました。日本の大学でとったAという科目が、アメリカの大学のA’に相当する、といった具合に、一つひとつの科目をアメリカの大学のカリキュラムに当てはめていく作業です。 カウンセラー自身も日米両方の大学に在学していた経験があって、日本の大学と比較しながらアメリカの大学の単位制を説明してくれたので、とてもわかりやすかったです。

―― 日本の大学の成績はどうでしたか?

GPA(成績の平均値。4.0が最高点)は2.5だったのですが、WES(World Education Services)といって、単位をアメリカ流に計算してくれるところを通すと、3.2に上昇しました。これは大きな違いです。また以前に TOEFL®テストを受けていて、そのスコアは45だったのですが、カウンセラーにIELTS™というテストを教えてもらい、スコアを6.0まで上げることができました。TOEFL®テストよりIELTS™のほうが私は相性がよかったみたいです。

―― いよいよ出願が近づいてきますね。

ええ。推薦状を二人の大学の先生に書いていただき、願書記入のセミナーに参加し、カウンセラーと一緒にすべての書類をチェックして、2月に、SUNY Fredonia、Washington College、Marymount Manhattan College、Manhattan College、Augustana Collegeに出願しました。レベルだけでなく、自分に合っているかどうかという観点から、カウンセラーと何回も相談してこれらの大学に絞り込みました。悩んだ末ですが、最終的には自分で納得して決めた選択です。

―― 出願後はどうしましたか?

Marymount Manhattan CollegeとはSkypeで面接をしました。カウンセラーが大学に交渉して面接の機会をつくってくれたのです。英語が不安でしたが、「英語のハンデを補うメリットのほうが大きいよ」とのことで、カウンセラーと面接の練習を何度もして臨みました。面接で英語のハンデをカバーするというのは意外な発想でした。 またとくに英語面でのフォローの連絡をカウンセラーが各大学にしてくれまし た。スコアには現れない英語力が備わっていること、コミュニケーション能力が高いこと、英語で行われるセミナーではよく発言できていること、入学までにさらに英語力アップが見込まれること、などです。

―― そして合否の結果は?

3~4月にかけて合否が出ました。 SUNY Fredonia:合格+奨学金2,000ドル、Washington College:合格+奨学金19,000ドル、Marymount Manhattan College:面接が功を奏して合格、Manhattan College:合格(夏期に英語の講座を受けることが条件)、Augustana College:合格+奨学金18,000ドルです。

―― すばらしい。全校合格ですね。

ええ。この結果には本当にびっくりしました。しかもいくつかの大学からは奨学金も出してもらえることになって、さてどの大学に入学しようか、嬉しい悩みに直面しました。カウンセラーと親ともよく相談して、奨学金の額や、カリキュラムがしっかりしていることなどの理由からWashington Collegeへの入学を決めました。

―― 単位の移行はスムーズでしたか?

はい。Washington Collegeには、日本の大学でとった科目の講義概要をカウンセラーが英訳して送ってくれたので、単位の移行にトラブルはありませんでした。3年生としてアメリカの大学生活が始まり、当初の希望通り、2年で卒業できる見込みです。 編入する大学が決まったら、その大学のカタログを読み込むセミナーがありますので、それに参加して、卒業までのカリキュラムを自分で組めるまで練習をしました。この辺りの指導は徹底していました。日本にいる間に科目履修のイメージトレーニングをしたので、気をゆるめることなく、留学のモティベーションをキープできました。

―― この「進学プログラム」に参加してよかったことを教えてください。

大学の友だちがみんな普通に大学3年生に進級していく中で、自分のやっていることが本当に正しいのか、きちんと留学準備ができているのか、たびたび不安になりました。そのつどカウンセラーに相談したのですが、「大丈夫だよ、順調だよ」「いまはエッセーに集中しよう」「この書類はいつまでに用意しよう」など、必ず明快な返事をくれて、つねに安心感を得られたのがよかったです。 またいろいろなセミナーに参加すると、自分と同じ境遇の人と会えるので、お互いの悩みも共有できました。全国に友だちもできましたし。留学に向けてがんばっている中高生を見ると、ファイトも湧いてきましたね。

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編入留学のポイント

日本の大学の単位を移行

アメリカでは、「編入」はごく当たり前のこととしてとらえられています。短大から四大はもちろん、四大から四大への編入もめずらしくありません。 さらにアメリカの大学は、日本の大学の単位を認めてくれます。60単位(卒業単位の約半数)までは単位を移行できます。日本の大学で2年を終えて、アメリカの大学の3年生として編入し、2年で卒業するのがオーソドックスなケースです。 アメリカの大学は「単位制」です。卒業に必要なのはおよそ120単位ですので、30単位認められれば3年間で、また45単位認められれば2.5年間で、アメリカの大学を卒業することになります。 「アメリカ進学プログラム」では、より多くの単位を移行して編入できるように指導・サポートします。

放送大学を活用しよう

アメリカの大学は、日本の夜間大学や通信大学、そして放送大学の単位も認めてくれます。10単位でも20単位でも認められれば、それだけ卒業までの期間が短くなり、留学費用も節約できます。 放送大学の授業は、基本的にはインターネットで受けますから、自分の都合に合わせて受けられるのが大きなメリットです。単位をとりながら働いてお金を貯めることもできます。放送大学で60単位をとってアメリカの大学の3年生に編入しているケースも少なからずあります。 本プログラムでは、アメリカの大学の単位制を理解するための指導や、単位を認められやすい科目選択のアドバイスのほか、より多くの単位を認めてもらえるように、担当カウンセラーがアメリカの大学と直接交渉することもあります。

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アメリカ留学に関する進路指導と情報発信を続けて45年。栄 陽子留学研究所について