芸術留学

ケーススタディ
芸術留学

ダンスをやってアメリカの大学を卒業する
それ、かっこいいじゃん!

ヒップホップで留学にチャレンジ
平野 颯史さん

―― 留学しようと思ったきっかけは?

高校でダンス部に所属していて、ヒップホップをメインに踊っていたのですが、動画サイトでニューヨークのストリートダンスを見て、そのレベルの高さに衝撃を受けたんです。ヒップホップの本場に行きたい、留学も一つの道かもしれない、と思ったのがきっかけです。

―― カウンセリングを受けたのはいつですか?

高3の5月に親と一緒に受けました。僕はダンスができるのなら、大学に行かなくてもいいと思っていたのですが、親は「せめて大学は出てほしい」と。でも日本では、芸大でもない限りダンスを勉強できません。しかもクラシックに限られるし、自分は受かるはずがない。「大学」と「ダンス」の両方を叶えられるのが、留学だったのです。この点で親ともめることはありませんでした。 カウンセリングでは、普通の大学でダンスを専攻できる、シアターアーツという専攻もある、音楽や演劇も学べる、費用は、東京の私立大学で下宿するのと同じくらいで可能、といったことを教えてもらいました。それで親子ともに留学への決意を固めたのです。

―― 進学プログラムのスタートですね。

高3の夏休みにスタートです。8月上旬に大阪オフィスで対面のカウンセリングがあって、今後のスケジュールを確認し、エッセーのテーマを考えておくことが宿題として出されました。 これ以降は、おもにSkypeを使って定期的に担当カウンセラーと面談しましたが、月に1度は、大阪オフィスで直接カウンセラーに会いました。

―― 夏休みはどのような留学準備をしましたか?

東京オフィスで行われる1週間の合宿に参加しました。この期間は、毎日、朝から夕方まで研究所に通い詰めます。 まずはエッセーのテーマについて、ダンスが好きである理由をうまく言葉で表現できなかったのを、カウンセラーと話しながら掘り下げていきました。 志望校選びも始まります。まず「カタログの読みかた」と「大学リサーチ」のセミナーに参加して、自分の希望や学力、予算などを踏まえて、志望校の候補となる大学のリスト(25校ほど)をカウンセラーにつくってもらいました。そして個々の大学のWEBサイトを見ていきます。もちろんすべて英語で書かれていますが、写真や動画も載っているので、わからないながらもワクワクしました。

―― 盛りだくさんの「合宿」ですね。

はい。そしてこの合宿で、自分と同じく「留学」の夢を抱いている子たちと知り合えました。じつは高校では、先生から「お前は受験勉強しなくていいから、ラクでいいな」と言われたりして、さびしい思いをしていたのです。この合宿に参加しているほかの子たちも自分と同じような思いを抱いていることがわかって、仲間ができたのはとても嬉しかったです。

―― 英語についてはどうでしょう。

英語はハッキリ言って苦手です(笑)。これまで力を入れて勉強したことがないので、カウンセラーから、英語の勉強方法と教材をアドバイスしてもらいました。そのおかげで、IELTS™のスコアも4から5.5に上がりました。

―― 留学準備もだんだん佳境に入っていきますね。

2学期も引き続きSkypeでのカウンセリングを重ねます。エッセーなどの書類や、志望校選びの進捗などは、クラウド(Googleドキュメント)でカウンセラーとリアルタイムで共有しました。東京オフィスで行われるセミナーにも、Skypeで参加しました。遠方に住んでいることの不便は感じなかったですね。 推薦状は、担任の先生とダンス部の顧問の先生に書いていただいて、研究所で翻訳してもらいました。担任の先生は「お前、本気で留学するのか?」という感じでしたが、推薦状の依頼の方法や、どのようなポイントで書いてもらえばいいのか、カウンセラーにアドバイスしてもらっていたので、先生も応援してくれるようになりました。

―― いよいよ出願ですね。

冬休みになって、また東京オフィスの合宿に参加しました。志望校選びにあたっては、ダンスだけでなく、シアターアーツや音楽のカリキュラムにも着目しました。いままできちんと音楽を勉強したことがなかったのですが、アメリカの大学では理論も演奏も1から教えてくれると知って、俄然、興味が湧いたのです。 2学期の成績も上がって、この調子でいけばGPAは5段階で3.2くらいにはなりそう、というわけで、年末までに、Shenandoah University、SUNY Purchase、Point Park University、North Central College、Webster Universityの5校に出願しました。

―― 出願後はどうしましたか?

1月は、おもにオーディションの準備に集中しました。大学ごとにレパートリーが与えられているので、それぞれの課題をカウンセラーと確認し、素材を用意しました。内容は、歌唱・ダンス・モノローグです。 SUNY PurchaseとPoint Park Universityは実地でのオーディションが課されたので、ボストンオフィスから大学に連絡して、2大学のオーディション日時ができるだけ近くなるように調整してもらいました。オーディションのためだけに渡米するのはちょっと気が引けましたが、自分の眼でキャンパスを確かめておきたいという気持ちのほうが強かったです。「オーディションは自分をめいっぱいアピールする場」だとカウンセラーから言われていたので、上手さよりも思い切りのよさで勝負しました。 その他の大学は、録画した素材を動画サイトにアップするか、DVDを送付することでオーディションの代わりとしました。

―― 合否はどうでしたか?

3月半ばに合否が出そろいました。Shenandoah University:合格+奨学金6,000ドル、SUNY Purchase:合格+奨学金5,500ドル(夏期に英語講座に参加することが条件)、Point Park University:合格+奨学金12,000ドル、North Central College:合格+奨学金17,000ドル(最初の学期はESLのみを受けることが条件)、Webster University:合格+奨学金12,000ドルです。

―― みごとな結果ですね。

自分でも予想だにしませんでした。ちょっとできすぎですね。さらにSUNY Purchaseに対しては、カウンセラーが交渉して、Skypeでの面接の機会を設けてくれました。その結果、夏の英語講座の条件は免除されました。よほどこの大学にしようかなと思いましたが、迷った末に、Webster Universityに入学を決めました。カウンセラーの交渉で奨学金が15,000ドルに増額されたのも後押しになりました。

―― この進学プログラムに参加してよかったことは?

ただ出願の手続をするのではなく、精神面(留学に対する不安やモティベーションの維持など)も含めてカウンセラーが相談に乗ってくれたことです。留学という進路に対して、高校の先生はなかなか理解してくれなかったので、カウンセラーからの励ましがなければ、きっと心がくじけていたと思います。 それと、大阪オフィスでじかにカウンセラーに会ったり、東京オフィスの合宿に参加したり、Skypeでのカウンセリングやセミナーに参加したりなど、遠方にもかかわらず「ライブ」感がつねにあったのもよかったですね。

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芸術留学のポイント

多彩なアメリカの大学の芸術分野

アメリカでは、どの大学でも芸術分野を専攻できます。日本の美大・芸大にあたる専門性の高い大学もあれば、ごく普通の大学でも美術・音楽・演劇・ダンスなどの課程を設けています。 たとえば音楽はクラシックに限らず、ジャズやポピュラー音楽なども学べます。美術といっても油絵から彫刻、グラフィックデザインや陶芸などさまざまです。また演劇や映画、写真なども人気の分野です。 さらにアメリカの大学では異なる二つの分野を専攻することもできますから、アート+コンピュータとか、ダンス+物理といったような学びかたもできます。選択科目として興味のある芸術科目を「つまみ食い」してもかまいません。アメリカの大学ではアートに接する機会が身近に、たくさんあります。

分野とレベルに応じた出願対策

アメリカの大学では、いままで楽器を触ったことがない人でも音楽を専攻できますが、大学によってはオーディションを受けたりポートフォリオ(作品集)を提出しなければなりません。これらの規定は大学ごとに細かく定められていますので、既定に従って出願の準備を進めていくことになります。 入学条件にしろカリキュラムにしろ、スクールカタログをよく読めば理解できます。「アメリカ進学プログラム」では、担当カウンセラーがレベルや希望に応じた大学選びと出願準備をしっかりサポートします。 AIの進化が進み、これからますます人間ならではの「感性」が求められていきます。アメリカではアートの重要性が盛んにうたわれています。アメリカの大学で自分の未知な才能が花開くかもしれません。

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アメリカ留学に関する進路指導と情報発信を続けて45年。栄 陽子留学研究所について